日本将棋連盟がプロの棋士161人に聞いたあるアンケート調査によると、「将棋を始めて1番変わったことは何か?」という問いに、何と95人もの人が「1つのことを集中して考えられるようになった」と答えているそうです。集中力のなさに悩んでいる人は、将棋を検討してみてもいいかもしれません。 プロの棋士の憧れといえば、羽生善治さんです。羽生さんは、小学校1年のときに将棋に魅了され、没頭。その後、25歳で将棋界初の7タイトルを制覇し、史上最強の碁士と呼ばれた人です。 ところで羽生さんは、対局のときに10手とか15手に対する枝葉の手も含めると、1つ指すたびに100手から1000手くらいを読むのだといいます。しかし、驚くべきはそのスピードです。1つの手を1秒とか数秒で検討していく。そして、1つの変化に対して1000手くらいを数十分から1時間以上かけて集中して考える。名人戦ともなれば、こうした集中を朝9時から夜
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