ダンスを踊る10代の若者やスポーツイベントなどを撮影したホームビデオに混ざって、Bush大統領の追放を米国人に直接訴える、巧妙に作られた9分間の映像がYouTubeに掲載されている。 「米国人民に告ぐ。われわれは自分たちが経験した出来事についてのわれわれの考えをお前たちに伝えたいと思っている」と「Iraq--the truth?」と題する映像のナレーターは語る。このナレーターは自らを、イラクでの米国の活動に反対するグループの代表であると名乗っている。「われわれが耐えてきた狂気に比べれば、お前たちが選んだ新しい皇帝の犯罪的行為を見せることぐらい、別段何ともないだろう」 この映像を誰が制作したか、はっきりしたことは言えない。しかし、驚くべきことに動画共有サイトでこうした政治的映像が増える傾向にあり、この映像もその1つであることは間違いない。YouTube、Metacafe、Ogrish.com
例によって、「次は何を発表するのだろう」とマスコミをさんざん煽っておいて、メディアとブロガーの注目が一同に集まったところで、スティーブ・ジョブズの口から直接伝えられる新商品。いつものことながら芸術的なマーケティング・テクニックだ。このテクニックのおかげで、はるかに少ない予算で、Microsoftを上回るマーケティング効果が得られるのだからすごい。 それはさておいて、今回のAppleの発表。メインは「DVDクオリティの映画配信の開始」。パートナーはもちろんWalt Disney。当然といえば当然の流れなので、あまり驚くべき点もないが、一つだけ注目に値するのがiTV。 普段は発売まで存在すらひたかくしにするAppleが、「今の段階では詳しく言えないけど、iTVというiTunesで購入した映画をテレビにストリーミングするデバイスを$299で発売するよ」と宣言したのはとても珍しい。 何らかのワイア
今週ロスで開催される「CTIA Wireless IT & Entertainment 2006」に会わせて、うちの会社(UIEvolution Inc.、略称UIE)のホームページもリニューアル。 よりユーザー・エクスペリエンス(=おもてなし)を重視する企業であることを強調しつつ、柱となるビジネスであるソリューション事業に「UIEnable」という名前をつけて自社のポジショニングを明確にしようという試みだ。 会社の経営のことなどなにも知らなかった私が、2000年の8月に設立したUIE。Googleには成長率でちょっと負けているけど(^^;)、6年間でここまで成長できたのは社員たちのおかげ。 この6年間で一番学んだことは、作ったテクノロジーをビジネスに結びつけることの難しさ。マイクロソフトにいた時の、「作っていれば誰かが売ってくれる状態」がめったにないほど恵まれている特殊な状態だったことが
最近、UIEJのメンバーの間で「うみがめ」というGoogleの「20%ルール」に相当するルール作りの話が盛り上がっている。ルール作りはおおいに結構なのだが、「なぜうみがめが必要か」というプリンシプル(相当する良い日本語がないが、あえて選ぶなら「筋」-詳しくは「プリンシプルのない日本」参照)を見失って「ルールのためのルール作り」に陥らないで欲しい、というのが私からのお願いである。 そこで、今まで私がプロトタイプ作り、ベータ版サービスの重要性に関して言って来たことをまとめてみた。 1.UIEのような会社にとって何よりも大切なものは、賢くてクリエイティブな人。そんな人たちが働きたいと思うような、そして彼らがクリエイティビティを最大に発揮できるような環境を提供することが大切。 2.本当のイノベーションはごく少人数でおこすもの。一人とか二人とかのクリエイティブな人が、「こんなもの作りたい」という情熱
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