iOSのアップデートとなれば、派手だったり重要だったりする新機能に注目が集まりがちですが、「地味に便利」な新機能もユーザーにとっては嬉しいもの。iOS 17では「確認コードを自動的に削除」がそれに当たるかもしれません。 セキュリティ向上のための「二要素認証」は現代の常識。SNSや通販サイトなどへのログイン時、ユーザー名やメールアドレスとパスワードの他に、SMSやメールで送信されてくるおおよそ6桁の数字による「確認コード」の入力を求められるあれです。 その確認コードの入力。iOSはまずiOS 15の段階で、携帯電話番号宛のSMSで送られてきた確認コードを、ユーザーが手打ちや手動コピーしなくても自動で、アプリやウェブのログイン画面にさっとペーストできるように準備してくれる機能を搭載しました。この時点でもう便利! こちらはAmazonアプリのサインインの2段階認証画面。確認コード(ワンタイムパス