アンネが暮らしていた隠れ家で現在は博物館となっている、オランダ・アムステルダムにある「アンネ・フランクの家」は21日、声明を発表し、「東京の図書館に置かれていた『アンネの日記』の本からページが破り取られたと聞いて、衝撃を受けている。なぜこのようなことが起きたのか、このような破壊的な行動の目的は何だったのか、きちんと知りたい」としています。 アムステルダムの運河沿いにある「アンネ・フランクの家」は、アンネがナチスによる迫害を逃れようと家族とともに身を潜めながら生活し、「アンネの日記」を書いていた所で世界各地から観光客が訪れており、日本からも毎年数万人が訪れています。 この日、「アンネの家」を訪れていたオーストラリア人のカップルは、「とても悲しいです。なぜ、こんなことになってしまったのでしょうか。日本でこんなことが起きるなんて信じられません」と話していました。