社会派作品を数多く手掛けるラウル・ペック監督[映画.com ニュース]資本論で知られ、科学的社会主義を打ち立てたカール・マルクスが5月5日に生誕200年を迎える。マルクスとその盟友フリードリヒ・エンゲルスの若き日々を描いた映画「マルクス・エンゲルス」(公開中)のラウル・ペック監督が、作品を語った。 産業革命が社会構造のひずみから経済格差を生み出していた1840年代のヨーロッパ。貧困の嵐が吹き荒れ、不当な労働条件がはびこる社会にいらだちを覚えていた26歳のマルクスは独自の経済論を展開するが、その過激な言動により妻とともにドイツ政府から国を追われる。その後パリでエンゲルスと運命的に出会い、これまでになかった新しい労働運動を牽引していく。「今日までのあらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である」という言葉で始まる「共産党宣言」誕生の夜明け前を、「私はあなたのニグロではない」のペック監督が描く。 偉
![マルクス生誕200年、映画「マルクス・エンゲルス」ラウル・ペック監督に聞く : 映画ニュース - 映画.com](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/137b4b493f25de94f4faa4cb18f5cc24d650cdb6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Feiga.k-img.com%2Fimages%2Fbuzz%2F72166%2F76aa5a956c72069a.jpg)