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ブックマーク / www.asiapress.org (2)

  • 知られざる関東大震災「中国人」虐殺と「戦後日本のヒーロー」加藤直樹

    ◆「国民栄誉賞」を受賞した王貞治~父親は関東大震災を生き延びた中国人青年 大島の青田県出身者の宿舎全てが襲われたわけではないので、無事に生き延びた人もいる。その一人が、王仕福という小柄な若者だった。彼は前年に青田県から来日し、建設現場で働いていた。いつも工夫を忘れない知恵者だったという。 震災から5年後、彼は日人女性と結婚する。中華料理屋を開き、自らの祖国との祖国の間で戦争が続くなか、4人の子どもを育てた。成長した末子はその後、野球の道に進む。それが、王貞治である(鈴木洋史『百年目の帰郷』小学館、1999年)。 王貞治の国籍は今も中華民国だが、彼が「戦後日のヒーロー」であることを否定する人は一人もいないだろう。だがその王の父が、あのとき「中国人だから」という理由で殺されずに済んだのは、偶然にすぎない。 日歴史は、「日民族」だけの歴史ではないし、私たちがよく知る現代日も、「日

    知られざる関東大震災「中国人」虐殺と「戦後日本のヒーロー」加藤直樹
    bandeapart72
    bandeapart72 2020/09/01
    "日本の歴史は、「日本民族」だけの歴史ではないし、私たちがよく知る現代日本も、「日本民族」だけでつくられてきたわけではない。"
  • 関東大震災の「朝鮮人虐殺はなかった」という人びと 「歴史修正主義」本を検証してみた(加藤直樹) – アジアプレス・ネットワーク

    千葉県船橋市丸山の町会事務所。関東大震災時、この場所にあった地蔵堂を借りて住んでいた朝鮮人労働者たちを外部の自警団が殺そうとしたが、集落の人々は彼らを体を張って守りきった。(2017年12月撮影・加藤直樹) ◆「朝鮮人暴動」を伝える流言記事が「証拠」 前回の記事(1月19日「日版『否定と肯定』裁判で問われた南京事件」)で、歴史学者がホロコースト(ナチスドイツのユダヤ人虐殺)否定論者に訴えられたという実話に基づく法廷劇を描いたイギリス映画『否定と肯定』を紹介し、それを地で行くような裁判が、日でも南京事件の生存者の証言をめぐって起きていたという話を書いた。 まともな歴史学の見地からは否定しようがない史実を史料の歪曲や曲解、果ては捏造によって否定しようとする試みを「歴史修正主義」と呼ぶ。歴史修正主義の内実がいかにデタラメでなものであるかを、私が身にしみて痛感したのは、自分の関心領域である関東

    関東大震災の「朝鮮人虐殺はなかった」という人びと 「歴史修正主義」本を検証してみた(加藤直樹) – アジアプレス・ネットワーク
    bandeapart72
    bandeapart72 2018/02/08
    "この本はたいていの図書館に置かれているから、その波及効果は深刻だ。おそらく、歴史の他のテーマでも、似たような“手法”でつくられた本が何冊も出ているのではないだろうか。"
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