アメリカのノースカロナイナ州の3Dプリントスタートアップ企業のAxtra3D社が、光造形方式の「SLA方式」と「DLP方式」の長所を兼ね備える新しい3Dプリント関連技術「HPS(ハイブリッド光合成)テクノロジー」と「TruLayerテクノロジー」を発表した。 これらの新技術を活用し「SLA方式」の精密な造形力と、「DLP方式」の優れた印刷スピードという、従来は両立できなかった課題の克服を目指す。(上部画像はAxtra3D社のサイト。出典:Axtra3D社) 「HPSテクノロジー」と「TruLayerテクノロジー」 Axtra3D社の「HPSテクノロジー」は、DLP(イメージジェネレーター)とSLA(レーザー)を単一の同軸システムで融合させ、光源を同期させて同じ波長とイメージプレーンの平面度で動作させる。これによりビルドプラットフォーム全体で優れた表面品質と精度、50ミクロンの解像度を実現す