2019年6月22日のブックマーク (3件)

  • 孤高の作家の知られざる幻想ミステリを集成 皆川博子さん「夜のアポロン」インタビュー|好書好日

    文:朝宮運河 写真:山田秀隆 皆川博子(みながわ・ひろこ)作家 1930年旧朝鮮京城市生まれ。73年「アルカディアの夏」で小説現代新人賞を受賞しデビュー。以来、約半世紀にわたりミステリ、時代小説、幻想小説歴史小説などの幅広いジャンルで旺盛な執筆活動を続ける。85年『壁 旅芝居殺人事件』で第38回日推理作家協会賞。86年『恋紅』で第95回直木賞、90年『薔薇忌』で第3回柴田錬三郎賞、98年『死の泉』で第32回吉川英治文学賞。2012年『開かせていただき光栄です』で第12回格ミステリ大賞をそれぞれ受賞。13年には第16回日ミステリー文学大賞を受賞、15年には文化功労者に選出された。近作に歴史長編『クロコダイル路地』『U(ウー)』、書の姉妹編にあたる幻想小説集『夜のリフレーン』など。 「驚異的なクオリティ」の短編群 ――『夜のアポロン』は1970年代、80年代に書かれた初期作品を中心に

    孤高の作家の知られざる幻想ミステリを集成 皆川博子さん「夜のアポロン」インタビュー|好書好日
    barringtonia
    barringtonia 2019/06/22
    "新人賞を受賞した直後、「家庭の主婦ということを忘れちゃだめだよ」と周りの人たちに何度も言われました。現実がそうだったからこそ余計に、小説ではアンモラルな世界を描きたくなったのかも"
  • イタリア人の愛する、「金の青」と呼ばれた色の秘密~ホソバタイセイの物語~

    青という色は、イタリアの歴史の中でも大変重要で貴重な色として大切にされてきました。 インドから安価に輸入されるインディゴや、産業革命によって生まれた化学顔料の青によって生産が激減するまで、イタリアにはグァード(Guado)と呼ばれるホソバタイセイ(Isatis tinctoria L.)という染色植物が盛んに栽培されていました。数多くのフレスコ画や染色作品に残されているその淡くも深い青は、中世からルネッサンスの時代にかけて重宝され、高貴な色として産業を生み出します。 今日は多くの衣装や歴史に残る絵画を生み出して来たブルー、グァード(ホソバタイセイ)にまつわる物語と魅力についてお話したいと思います。 青という色が貴族の生活に出現する1200年代 青という色が高貴なものと解釈されたのは中世以降とされます。 色というものはどの国でも地位や役職を現すシンボルですが、イタリアにおける色の歴史はやはり

    イタリア人の愛する、「金の青」と呼ばれた色の秘密~ホソバタイセイの物語~
  • フライング・ロータス(Flying Lotus)が愛する日本カルチャーを徹底解説! | Mikiki by TOWER RECORDS

    多数の音楽家たちが参加し、曼荼羅のごとき音楽が展開されるフライング・ロータスのニュー・アルバム『Flamagra』。作から浮かび上がるのは、日のカルチャーとの関係性だ。ブレインフィーダーと日の繋がりを伝えた記事を参照するまでもなく、彼の日好きは周知の事実。しかし、彼の創造性との関係は? いまだしっかりと検証されていないポイントを、新作を機にライター・imdkmが紐解いた。 奇しくも6月14日(金)から始まる監督映画「KUSO」の再上映、さらに2018年に続く来日公演〈FLYING LOTUS in 3D〉が9月26日(木)に開催されることが決まったばかり。話題に事欠かないフライング・ロータスの音楽に、日のカルチャーという側面から切り込んだ稿をぜひお楽しみいただければと思う。 *Mikiki編集部 日のカルチャーを直接参照した新作『Flamagra』 5月24日に最新アルバム『

    フライング・ロータス(Flying Lotus)が愛する日本カルチャーを徹底解説! | Mikiki by TOWER RECORDS