【interview】 オープンアクセスの進展と査読のこれから 佐藤 翔氏(同志社大学免許資格課程センター准教授)に聞く 学術情報をインターネットから無料で入手でき,技術的・法的にできるだけ制約なくアクセスできるようにする「オープンアクセス(Open Access;OA)」が進展している。その一方で,適切な査読を行わずに不当に利益を得ようとするOA雑誌の存在が指摘されており,「ハゲタカジャーナル」として日本のメディアでも報道されるようになってきた。 論文投稿あるいは文献検索などの機会が多い医療者にとって,OAは身近な話題となりつつあるだろう。OAは今後どのような形で進展するのか。その際に生じる課題にどう対応すべきか。図書館情報学を専門とし,OAの問題に詳しい佐藤翔氏に聞いた。 OAメガジャーナルの興隆と停滞 ――学術論文のOA化の進展状況から教えてください。 佐藤 OA運動が成立した契
日本語の変わった文型に「うなぎ文」というのがある。 「お昼何にする?」「俺、うなぎ。」というやつだ。 ここでいう「俺、うなぎ。」が"I am an eel"という意味でないことは日本人にとっては明らかだが、外国語話者にとってはわかりづらいし、文法的な説明も簡単ではない、というもので、日本語の特殊性や外国語との違いを説明するときによく引き合いに出される。 さて、この「うなぎ文」であるが、お堅い本などでは「俺うなぎ。」ではなく「俺はうなぎだ。」のかたちで引用される。 しかしこの、「俺はうなぎだ」というのは、ちょっとさすがに日本人にとっても違和感のある文ではなかろうか。 いわゆるうなぎ文的なるもの、つまり「俺は◯◯だ」と言いながら"I am ◯◯"の意味ではない例が日本語にたくさんあることは否定しない。 しかしその代表例として「俺はうなぎだ」はちょっと不適切だという話がしたいのである。 ここでc
今シーズンから本格的にスポーツアパレルに参入しているワークマン。高機能で低価格のウェアを中心にかなり注目度が上がっていますが、そのアイテムの中に気になるものがひとつありました。 それが980円のランニングシューズ「アスレシューズライト」です(ランニングシューズというよりもワークマンとしての分類はスニーカーかもしれません)。 このランニングシューズは150g(26cm片足)しかなく、とにかく軽くて低価格であることが魅力の1足です。ただ、ターゲットとしているのはこれからランニングを始めるのに、いきなり1万円もするようなランニングシューズは買いたくないという人です。 ランニング初心者が、とりあえず走ってみるのに購入する。そういうコンセプトで生まれたランニングシューズ。このアスレシューズライトで真面目に走ってみたらどれくらいのタイムが出るのか気になったので、実際にフルマラソンを走ってきました。 た
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