2021年1月1日のブックマーク (2件)

  • ピンチョン『ブリーディング・エッジ』 製本して、読んで、装画を描く|⓪前段|Ryoya KAGA

    『ブリーディング・エッジ』とはアメリカの大御所作家トマス・ピンチョンが2013に発表した小説です。未邦訳ですが、来年にもピンチョン全集を出している新潮社から出版されると情報が出ました。 そんな未邦訳作品を「製して、読んで、装画を描く」に至る経緯を備忘録的に書き記して行こうと思います。 ちなみにこれは仕事とかではなく、完全に趣味の話です。 (装画無し)はこんなに風になります。 トマス・ピンチョンとは?まだ3作品しか読んでない私に紹介できるとは思いませんが、世間的には難解で分厚いで知られていると思います。 トマス・ピンチョン(Thomas Pynchon 1937年5月8日-) 現代アメリカを代表する作家で、度々ノーベル賞候補にあげられるような巨匠です。 有名な『重力の虹(1973)』は日語訳で、ハードカバー、前後巻合わせて1500ページくらいあります。この『重力の虹』、内容もはちゃめち

    ピンチョン『ブリーディング・エッジ』 製本して、読んで、装画を描く|⓪前段|Ryoya KAGA
    barringtonia
    barringtonia 2021/01/01
    私家版ブリーディング・エッジ
  • 労組に入らず、教会に通わない──真ん中が抜け落ちたアメリカ

    選挙での投票を呼び掛ける教会だが……(ジョージア州、2020年12月6日) Nathan Layne-REUTERS <『ルポ トランプ王国』で話題の金成隆一氏は、豊富な有権者取材の経験から、アメリカ社会は「真ん中」が抜け落ちたようだとする。そしてその「真ん中」には3つの意味があるという。論壇誌「アステイオン」93号は「新しい『アメリカの世紀』?」特集。同特集の論考「真ん中が抜け落ちた国で」を3回に分けて全文転載する(記事は第1回)> 私は2014年から4年半ほど、ニューヨークを拠点に各地を取材して歩いた。2015年11月以降はトランプ支持者を中心に有権者の取材に力を入れ、トランプ政権の発足後も定点観測を続けている。 2016年の大統領選期間は中西部ラストベルトを主に回った。その後は郊外や深南部のバイブルベルトなどにも取材網を広げた。トランプを支持した白人ナショナリストから、左派政権を願

    労組に入らず、教会に通わない──真ん中が抜け落ちたアメリカ