『ブリーディング・エッジ』とはアメリカの大御所作家トマス・ピンチョンが2013に発表した小説です。未邦訳ですが、来年にもピンチョン全集を出している新潮社から出版されると情報が出ました。 そんな未邦訳作品を「製本して、読んで、装画を描く」に至る経緯を備忘録的に書き記して行こうと思います。 ちなみにこれは仕事とかではなく、完全に趣味の話です。 本(装画無し)はこんなに風になります。 トマス・ピンチョンとは?まだ3作品しか読んでない私に紹介できるとは思いませんが、世間的には難解で分厚いで知られていると思います。 トマス・ピンチョン(Thomas Pynchon 1937年5月8日-) 現代アメリカを代表する作家で、度々ノーベル賞候補にあげられるような巨匠です。 有名な『重力の虹(1973)』は日本語訳で、ハードカバー、前後巻合わせて1500ページくらいあります。この『重力の虹』、内容もはちゃめち
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