2023年2月22日のブックマーク (2件)

  • 深海450mで人命を救う。自衛隊「飽和潜水員」になるための険しい道のり - MAMOR-WEB

    潜水に関する医学や心理学、人間工学などを研究し、深海で遭難した潜水艦から乗員を救出するという特殊な任務を担う潜水士を養成しているのが、神奈川県横須賀にある海上自衛隊潜水医学実験隊(潜医隊)だ。 すさまじい水圧に耐えながら安全で確実な救出作業を行うため、時には深度450メートルを想定した環境での作業も行う。日で一番深い海に潜る隊員たちの訓練に密着した。 選ばれた者のみが挑戦できる深海への潜水員を養成する課程 深海潜水訓練装置は真ん中の移乗室を挟んで、左右に2つの減圧室(居住区画)がある。減圧室は内径2.1メートル、長さ7.1メートル。シャワーやトイレも完備されている 隊員たちが行う「飽和潜水」とは、人間が深海の水圧に耐え、安全に長時間作業ができるように開発された潜水技術。その習得のために日に1基しかない装置がある。 潜水医学実験隊の課程教育には、水圧が高いうえに大量のヘリウム酸素を必要と

    深海450mで人命を救う。自衛隊「飽和潜水員」になるための険しい道のり - MAMOR-WEB
  • レイシズム、ナショナリズム、パンデミック、そして世界戦争へ―仁木稔《HISTORIA》シリーズ|彰往テレスコープ

    2004年の第一作『グアルディア』からスタートしたSFシリーズ《HISTORIA》。「新型コロナウイルスの世界的流行と人種差別や国籍差別の猖獗、さらにヨーロッパにおける帝国主義の亡霊が復活したかのような侵略戦争、といった現実を目の当たりにする2022年の私たちは、今や《HISTORIA》シリーズがどれほど人類の諸相を「リアル」に描いていたか身をもって知ることができる。」(文・生素 仁) 世界的に流行する感染症によって、グローバルに接続した世界秩序が崩壊。感染者差別や人種差別が糧難を難民の発生によって助長され、各国は相互不信から戦争状態に陥る。先進諸国でも「捨て去られた古い価値観」であったはずのナショナリズムや権威主義が復活。核兵器や大量破壊兵器が見境なく使用され、人類は残った生存圏をますます縮小させていく……。 仁木稔によるSF未来史《HISTORIA》シリーズの世界観だ。まるでここ数年

    レイシズム、ナショナリズム、パンデミック、そして世界戦争へ―仁木稔《HISTORIA》シリーズ|彰往テレスコープ