コラム(43) お札(紙幣)のリサイクル 前回は「もったいない」について触れました。使えなくなったお札(紙幣)は、以前はすべて、細かく裁断された後に焼却処分されていましたが、「もったいない」ことから、現在は貯金箱や事務用品などにリサイクルされています。お札も再生の時代になりました。 お札(銀行券)の一生について まず、ここでお札(銀行券)の一生について、日本銀行の資料から簡単に触れておきます。銀行券は、発行者である日本銀行からの発注を受けて国立印刷局で製造され、一旦日本銀行本支店の金庫に保管されます。その後、主として金融機関による日本銀行当座預金の引出しにより、金融機関に支払われ、金融機関を通じ人々に供給されます。 市中で様々な取引の決済手段として用いられた銀行券は、金融機関等を通じ再度日本銀行に還流します。日本銀行では、還流してきた銀行券については、銀行券自動鑑査機で真偽と枚数をチェック
![コラム(43) お札(紙幣)のリサイクル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/372a746c130b2e4e3b2f23ce87aee6dd2e7d70d6/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fdtp-bbs.com%2Froad-to-the-paper%2Fimages%2Fcolumn-009.jpg)