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  • 千葉集「わたしの海外野球SF短編ベストナイン」ショートver.公開! 『野球SF傑作選』より | VG+ (バゴプラ)

    『野球SF傑作選』の魅力はそれだけではない。高山羽根子によるエッセイ「永遠の球技」や磯上竜也による作品解説など、小説以外のコンテンツも充実している。 今回は、書に収録され、高い評価を受けている千葉集のコラム「わたしの海外野球SF短編ベストナイン」より、筆者が特別に改稿したショートバージョンをお届けしよう。フルバージョンは14,000字超で英語圏の野球SF短編を体系的に紹介しているが、ショートバージョンではその中から約4,700字で筆者が選ぶベストナインの紹介をお届けする。 千葉集「わたしの海外野球SF短編ベストナイン」ショート ver. 野球に絡めてなにかのベストを出すときには、打線を組むようにしなければならない。そんな作法がいつからか、ある。厳然として、ある。というわけなので、わたしも野球SF/F短編のオーダーをここに提出したい。 1(右)モリスン「スタア・スラッガー」 2(二)キンセ

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  • 大森望が語る、「ゲンロンSF創作講座・アンソロジー・引退」 | VG+ (バゴプラ)

    ライター 井上 彼方 更新日2023.04.1 大森望が語る、「ゲンロンSF創作講座・アンソロジー・引退」 写真 SFG 大森望インタビュー 大森望は書評家・SF翻訳家・SFアンソロジスト。これまで数多のSF小説を世に紹介し、翻訳を手掛け、アンソロジーを編み、SF界のスポークスパーソンとしての役割も果たしてきた。 2000年代後半には《年刊SF傑作選》や書き下ろしの日SFアンソロジーシリーズ《NOVA》を発刊し、創元SF短編賞の創設にも関わるなど、SF短編小説の盛り上がりを作ってきた。また2016年からは〈大森望ゲンロンSF創作講座〉を開始し、SF作家の育成にも尽力している。 今回は、SF同人誌を発行するSFGと共に大森望への共同インタビューを実施。インタビュアーはVGプラスの井上彼方が務めた。近年のSF短編小説の盛り上がりや今後の課題、SFアンソロジーを作る楽しさや苦労、そして大森望ゲ

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  • 『ラブ、デス&ロボット』シーズン3予告公開! 5月20日配信 「ロボット・トリオ」続編にブルース・スターリング原作も | VG+ (バゴプラ)

    ライター VG+編集部 更新日2022.05.10 『ラブ、デス&ロボット』シーズン3予告公開! 5月20日配信 「ロボット・トリオ」続編にブルース・スターリング原作も Love, Death & Robots: Volume 3. Cr. COURTESY OF NETFLIX © 2022 『ラブ、デス&ロボット』シーズン3は5月20日配信 Netflixの人気アニメシリーズ『ラブ、デス&ロボット』シーズン3より、公式予告が公開された。『ラブ、デス&ロボット』はケン・リュウやジョン・スコルジーといった人気SF作家の短編小説等を原作にしたSFアニメアンソロジー。2019年3月にシーズン1の配信を開始し、大人向けのアニメ表現で人気を集めると、パンデミックを経て2021年5月にシーズン2の配信がスタート。シーズン2の予告と共にシーズン3製作が発表されていた。

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  • 第二回かぐやSFコンテスト結果発表 「未来の色彩」をテーマにしたSF短編小説を世界へ | VG+ (バゴプラ)

    大賞に選ばれた吉美駿一郎さんの「アザラシの子どもは生まれてから三日間へその緒をつけたまま泳ぐ」は英語中国語に翻訳されます。 読者賞に選ばれた「境界のない、自在な」の枯木枕さんには図書カード3万円分が贈られます。 審査員特別賞に選ばれた「熱と光」の一階堂洋さんへの賞品は後日発表いたします。 受賞者の皆様、おめでとうございます! 今回は受賞に至らなかった皆様も含め、コンテストの運営趣旨にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。 審査員4名による選評は後日公開いたします。 最終候補作品を読む 受賞作を含む最終候補作品は特設ページで公開中。こちらから読むことができます。 第二回かぐやSFコンテスト特設ページ また、各審査員が“最終候補には残せなかったが優れた作品”をまとめた選外佳作リストは、こちらで公開しています。 かぐやSFコンテストについて かぐやSFコンテストは、SFメディ

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  • 小川哲インタビュー:『嘘と正典』までの全著書から“流儀”を紐解く【SFG×VG+】 | VG+ (バゴプラ)

    ライター 梅澤レナ 更新日2021.03.18 小川哲インタビュー:『嘘と正典』までの全著書から“流儀”を紐解く【SFG×VG+】 写真:SFG 【SFG×VG+】小川哲インタビュー 2015年のデビュー後、瞬く間に日を代表するSF作家の一人となった小川哲。第3回ハヤカワSFコンテストの大賞を受賞した『ユートロニカのこちら側』でデビューを果たすと、2017年に発表した『ゲームの王国』は第38回日SF大賞を受賞した。2019年の『嘘と正典』は第162回直木賞の候補作に。各文芸誌にも短編小説やエッセイを寄稿している他、2020年10月にはフジテレビ「世界SF作家会議」に出演するなど、目覚ましい活躍を見せている。 バゴプラでは、SF同人誌を発行するSFGと共に小川哲への共同インタビューを実施。映画ゲーム・文学など、幅広いジャンルを扱うライターとして活躍する梅澤レナがインタビュアーを務めた。

    小川哲インタビュー:『嘘と正典』までの全著書から“流儀”を紐解く【SFG×VG+】 | VG+ (バゴプラ)
  • かぐやSFコンテスト最終候補の11作品を全文公開。7/24〜8/7まで読者投票受付中! | VG+ (バゴプラ)

    VG+編集部 更新日2020.07.24 かぐやSFコンテスト最終候補の11作品を全文公開。7/24〜8/7まで読者投票受付中! 最高のSFショートショートを決めよう! SFメディアのバゴプラが主催する「第一回かぐやSFコンテスト」の最終候補作品を公開しました。かぐやSFコンテストでは、4,000字以内のSF短編小説を募集。プロアマ問わず応募を受け付け、最優秀作品には英語中国語に翻訳してウェブ上に掲載という副賞を用意しました。また、審査委員会によって最終候補に選ばれた作品には、筆者匿名で全文を公開して読者投票期間を設ける独自のシステムを採用しています。 記念すべき第一回目は、審査委員長にSF小説の紹介者/書評家として活躍する橋輝幸さんを迎え、「未来の学校」をテーマにしたSFショートショートを募集しました。6月7日から7月6日までの応募期間中に、360名から416作品の応募が集まり、審査

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  • ヒップホップにしてSF——2年連続ヒューゴー賞ノミネートを果たしたヒップホップグループ “クリッピング” とは誰か | VG+ (バゴプラ)

    ヒューゴー賞に新たな衝撃 ヒューゴー賞授章式で注目を集めたある場面 今年も8月に授賞式が開催されたヒューゴー賞。ファンによって選ばれるSF最高賞の授賞式の舞台で、ひときわ異彩を放つシーンがあったことをご存知だろうか。短編映像部門の候補作品紹介のVTRにおいて流されたそれは、“映像”というよりも静止画であった。シンプルなEP盤のジャケット画像を背景にして流れてきたのは……ラップだ。そう、ヒューゴー賞短編映像部門にラップの曲がノミネートされていたのだ。 日語では「映像部門」だが… 実は同部門は、日では慣例的に「映像部門」と呼ばれているが、英語での来のタイトルは「Best Dramatic Presentation」であり、映像だけでなく演劇やラジオドラマなども対象とされてきた。SFファンが「SFである」と認めた作品であれば、ノミネートされる可能性があるのだ。 ヒューゴー賞にノミネートされ

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  • 史上初のヒューゴー賞長編小説部門3連覇! 黒人女性SF作家 N・K・ジェミシンとは誰か | VG+ (バゴプラ)

    前人未到の、そして誰もが期待したヒューゴー賞長編小説部門三連覇に、会場の盛り上がりは最高潮に達する。登壇したジェミシンは、スマホを片手に「ちょっと待って、友達からメールが来すぎてスピーチのメモが…」とおどけて見せ、会場を笑わせた。そんなお茶目な彼女だが、ここまでどのような道のりを経て、現代を代表するSF作家にのし上がったのだろうか。今回は、N・K・ジェミシンの実像に迫ろう。 大学時代の意外な専攻 N・K・ジェミシンは、1972年生まれのアフリカアメリカ人。アイオワ州で生まれ、ニューヨークとアラバマで育った。テュレーン大学では心理学を専攻しており、デビュー後も執筆業に勤しむ傍、キャリアカウンセラーとしての仕事をこなしている。なお、テュレーン大学は「隠れた名門大学」として知られており、オバマ大統領時代の米国公衆衛生局長官であったレジーナ・ベンジャミンや、第12代米国環境保護庁長官のリサ・P・

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