今回はezmlmを拡張して、より高度で便利な機能を実現してみよう。ezmlmにidx-patchを当てることにより、Subjectの加工やダイジェストメールの生成などが可能になる。 前回は、運用規模ごとに最適と思われるメーリングリスト(以下ML)の構築方法を紹介しました。ezmlmは、大規模向けをうたいながらも導入が比較的容易であり、多くの場面で利用されています。 管理者にとって、ezmlmは配信性能に優れ、メールループの防止機能も備えているなど使い勝手の良いものですが、MLを使用する一般ユーザーから見ると少し物足りなく感じるのも事実です。例えば、MLで流れた古いメッセージを取り出すのは1通ずつという制限があり、Subject(件名)に通し番号を振ったりML名を付加することも、メッセージのまとめ読みに便利なダイジェスト機能を利用することもできません。MLソフトとして名高いfmlやMajor
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