Ajaxの普及とJavaScriptライブラリの出現や発展は車の両輪のように進んできた。Prototype.jsの出現はその先駆けだったといってよいだろう。今回は、そのAjax関連機能を取り上げる。バージョン1.6.0.2、Windows環境の場合で説明する。 サーバとの送受信 サーバとWebブラウザとの間でデータを送受信する際に、もっとも多く用いられるのはAjax.Requestだ。これはPrototype.jsのClassによって構築されているので、ここではクラスの1つとして紹介する。基本的な構成は以下のとおりだ。最初にnewを記述してインスタンスを生成させるようにすることが必要だ。 new Ajax.Request( 'アクセスするURL', { method : 'get'もしくは'post', // ..... その他オプション ..... onSuccess : functio