《この緊急事態に、国会ではサクラがどうした、こうしたとのんびりした議論ばかり。議員の諸君、ボーっと生きてんじゃねーよ!》 相変わらず感情が激しくて読むのが楽しい産経抄師匠。 しかし桜を見る会について「のんびりした議論」と書いているが、「ちゃんと説明されない」という意味においては中国も日本も深刻な事態になっていることに気づいておられないのだろうか。 本性は些細な振る舞いにこそ たとえば同じ日の日経新聞は世論調査の結果を大きく載せていた。 「桜を見る会 不信根強く」 政府のこれまでの説明に「納得できない」の回答が78%だった。内閣支持層でも「納得できない」は63%にのぼった。 安倍晋三首相 ©︎文藝春秋 ここで思い出したいのは「神は細部に宿る」という言葉だ。 もし「小さなこと」の桜すら説明しないなら、今回の中国と同じような「大きなこと」が今後起きたときも「ちゃんと説明されないのでは?」と不安に