子どもの頃、ヤクルトを飲んで「ああ物足りない、もっと飲みたい」と思った経験、きっと皆さんもおありだろう。 ヤクルトの内容量は65ml、たしかに育ち盛りの子どもにとっては大河のほんの一滴に過ぎない。 ところがこうして大人になってみると、この65mlがやけにちょうど良い。ヤクルトにとっての適量が65mlなのだ。なんだこのちょうど良さは。 ということは、もしかすると他のいろいろな飲み物や食べ物も、本当はこのくらいがちょうど良いのではないか。 そのいろいろを、ヤクルトサイズに当てはめて検証してみた。 (text by クドウ) まずはヤクルトを再確認 とはいうものの、最近久しくヤクルトから遠ざかっている。 とりあえずここは本来のヤクルトが持つスケール感を確かめる。 5本1パックのヤクルトを家にある一番大きなグラスに注ぎ飲んでみた。 都合65×5の325ml。 いやいやこれはいささか多すぎだ。 ノド