綜合警備保障によると、2014年3月までに国内で稼働している太陽光発電所の中で、警備サービスを導入しているのは約550カ所で、そのうち、約7割を同社が受託しているという。こうした高いシェアを持つ強みを生かして、さまざまなサービスを展開していく方針。 まず、太陽光パネルの出力異常を短時間で効率的に把握できるサービスを開始する。これによって、綜合警備保障のメガソーラー向けサービスは、従来の警備に留まらず、平常時のO&M(運用・保守)にまで広がってくる可能性がある。 さらに、稼働前にさかのぼり、空撮画像から生成した3次元の地形データを使った建設候補地の選定支援サービス、定期的な空撮画像による工事進捗の管理支援サービスなど、メガソーラーの開発段階からのサービスに進出していく構想を持つ。
![<第5回>綜合警備保障が自律飛行ヘリコプターを実用化し、サービス開始](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)