ここ最近、設立1〜2年で数億円もの資金調達に成功するベンチャー企業が多く見られるようになってきました。 以前のベンチャー企業あれば、設立間もない時期はデット(銀行からの借り入れ等)での調達が一般的でした。一方、変化の激しい昨今のIT/web業界では、エクイティによる調達、つまり積極的に投資家からの資本を受け入れることで急成長を目指す「スタートアップ」と呼ばれる企業が注目を集めています。 スタートアップが投資を受けるタイミングには、シードやシリーズAなど、その成長に応じた段階が存在します。今回は、起業したばかり、または会社設立前のシードと呼ばれるスタートアップに対して投資する、通称「シードアクセラレーター」を取り上げたいと思います。 シードアクセラレーターについては、DropboxやAirbnbを輩出した米シリコンバレーの「Y Combinator」が最も有名な存在ですが、国内でも彼らを倣っ
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