と、悩んでいたわけです。新しく配属された新人君に仕事をさせなければいけないのですが、当然そのためには「仕事を教える」必要があります。 開米 じゃ、これなんだけど、Bを使ってAをやってほしいのね。 新人君 Bって何ですか? 開米 「え、知らないの? そっか、えーとね、Bっていうのは、CとDの機能を持ったツールで……。 新人君 ……(ぽかーん)。 開米 ん? どうかした? 新人君 その……CもDも分からないんですけど 開米 え……っ、マジ? と、そこでわたしはボーゼンと立ちつくしてしまったわけです。 AをするためにはBの知識が必要で、BにはCとDの知識が必要で……というぐあいで、この「知識の連鎖」は延々と続きます。いったい、Aの仕事をさせるためにどこまでさかのぼって教えればいいのでしょう? CもDも知らないとなったら、下手するとさらにEやFあるいはその前からやらなければならない可能性があります
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