イギリスの北アイルランドで行われた議会選挙で、アイルランドとの統一を掲げるシン・フェイン党が初めて第1党となりました。 シン・フェイン党は、過去に武装闘争を繰り返してきた過激派組織の政治部門が前身で、自治政府の連立協議は難航も予想されます。 イギリスの北アイルランドで5日行われた議会選挙は開票が終わり、90議席のうち ▽カトリック系で、アイルランドとの統一を掲げるシン・フェイン党は27議席、 ▽プロテスタント系のDUP=民主統一党は25議席で、シン・フェイン党が初めて第1党となりました。 シン・フェイン党は、過去に武装闘争を繰り返してきた過激派組織、IRA=アイルランド共和軍の政治部門が前身で、地元メディアは歴史的な転換点だと伝えています。 シン・フェイン党は選挙戦で、アイルランドとの統一については強く主張することを避け、物価高など有権者に身近な問題を取り上げるなどイメージの転換をはかりま