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ブックマーク / caprice.blog63.fc2.com (25)

  • きまぐれな日々 菅直人新内閣の発足にも気分は浮き立たない

    民主党代表選に、樽床伸二なる男が立候補を表明した。七奉行の一人だそうだが、この男についてはほとんど何も知らなかったので調べてみると、松下政経塾出身の典型的な新自由主義者らしい。花斉会所属とのことで、野田佳彦に近い民主党内保守派と見られる。樽床が掲げる政策は、衆院定数の80削減、消費税率引き上げ、普天間基地問題の日米合意の遵守という3点らしいが、樽床はその他に、「努力が報われる社会に」という、10年前によく耳にした言葉を発している(誰にも逆らえないこのフレーズを、「努力して金を儲けた者から税金をむしり取るな」という主張にすり替えるのが新自由主義者の手口である)ほか、原発推進論者にして社民党連立追い出し積極派でもあったらしい。「旧民社の害毒」に負けず劣らず、「松下政経塾の害毒」もひどいものだ。 樽床は、一昨年の自民党総裁選に立候補した棚橋泰文を思い出させる売名屋としか思えないが、なぜか自主投票

  • きまぐれな日々 存在価値なし! 「取り調べの可視化」にも足踏みする民主党

    私自身がブログの記事を書くのにもいまいち力が入らない状態なのに言えた筋合いではないかもしれないが、最近ネットにおける政治談義がやけに低調だ。1月の「小沢一郎 vs. 検察」では大きく盛り上がったが、小沢一郎の不起訴が報じられたあと、鳩山政権内で民社協会系政治家の力が強まって、次々ととんでもないことをやらかしているのに、かつて反安倍晋三や反自民で拳を振り上げていた人間たちは口をつぐんでいる。その間に、日政治はもう溶けてしまいそうになっている。 鳩山邦夫が自民党に離党届を出した件は、鳩山が名前を挙げた与謝野馨や舛添要一らの反応も悪く、マスメディアからも冷ややかに扱われており、鳩山に好感触を示したのは平沼赳夫(笑)だけだった。私は昨年、『kojitakenの日記』に、「鳩山邦夫 裏切りの人生」と題したエントリを公開して、当たりをとった。今回の鳩山邦夫の離党で思い出したのはこのエントリのことだ

    blackdragon
    blackdragon 2010/03/20
    結局のところ第2自民党ですから。まあ、だからこそ政権交代できたわけで。
  • きまぐれな日々 経団連にだまされるな ― 「小さな政府」や温暖化陰謀論の罠

    昨年は年明け早々、NHKなどの討論番組に竹中平蔵が出突っ張りで、新自由主義陣営が全力で反転攻勢を仕掛けていたが、ここにきて竹中の姿をめっきり見かけなくなった。昨年の一年間で、新自由主義の敗北は明らかになったと言えると思う。 たとえば、朝日新聞論説副主幹の小此木潔は、著書『消費税をどうするか―再分配と負担の視点から』(岩波新書、2009年)で、下記のように書いている。 「政府は小さければ小さいほどいい」「すべてを市場に任せれば片がつく」という幻想は、「すべてを政府に任せればうまくやれる」と考えた古い左翼の幻想と対をなす誤謬であり、いずれも人々の暮らしや民意の実態を見ないイデオロギーだった。 市場取引の自由と野放しの強欲が需給の均衡をつくり出すことを素朴に信じた、現代の「おまじない経済学」の時代は終わった。 (小此木潔『消費税をどうするか―再分配と負担の視点から』(岩波新書、2009年) 19

  • きまぐれな日々 東京五輪落選、中川昭一急死 ─ 右翼政治家たちの黄昏

    かねて予告していた通り、ブログの更新頻度を落としているが、当然ながらその間にも新しいニュースは次々と飛び込み、それに思いをめぐらせている間に次のニュースに関心を奪われる日々だ。特に、政権交代が起きた直後だけに、変化が急激で劇的だ。 そんな中、かつて自民党タカ派といわれた政治家たちが話題にのぼることが多い。モラトリアム法案を言い出して、マスコミによって猛烈に叩かれている亀井静香金融・郵政担当大臣、2016年の東京五輪落選が決まった東京都知事の石原慎太郎、それに急死した中川昭一。 一方、タカ派でも、政権再編の起爆剤になるどころか3議席しか得られなかった平沼一派は、選挙が終わってすっかり忘れ去られた存在になっている。Wikipediaで平沼赳夫の項を見ると、かつて平沼赳夫は「石原慎太郎、亀井静香、中川昭一ら中川一郎に近い保守系議員たちと共に行動」してきたという。しかし、当然のこととはいえ、その後

    blackdragon
    blackdragon 2009/10/07
    コメント欄も
  • きまぐれな日々 自民党総裁選 ─ 西村康稔の「陽動作戦」に騙されるな

    NHKが「自民党のコマーシャル」までやった昨年の賑やかさとは打って変わって、さして注目もされていない自民党総裁選だが、谷垣禎一、河野太郎、西村康稔の三氏によって争われている。 昨年の総裁選は、麻生太郎、与謝野馨、石原伸晃、小池百合子、石破茂の5氏が立候補したが、不思議なことに候補者は一人も重複していない。昨年は、この5氏のほかに、棚橋泰文と山一太が立候補の意思表示を行ってテレビ朝日の『サンデープロジェクト』で行われた討論会で自説をアピールしたが、立候補しなかった。推薦人が集まらなかったためというが、棚橋の場合はそれより総選挙目当ての売名活動と思われたし、2007年の参院選で当選した山一太の場合は、今後の政治活動への布石を打ったつもりだったのだろう。 いずれにしても、自民党総裁になれば総理大臣の座を勝ち取れる昨年の総裁選には立候補し、野党のリーダーとして地道に党を立て直す必要のある今回の

  • きまぐれな日々 衆議院選挙で民主党圧勝 ろくな議員が残らなかった自民党

    衆院選は予想通り民主党が圧勝し、「政権交代」が起きることになった。自民党の下野は、1994年以来15年ぶりとなる。1994年に自民・社会・さきがけの連立政権が成立した時は、自民党もついに社会党と組まざるを得なくなったか、と思い、まさかその後15年間も政権与党の座を守り続けるとは思いもよらなかった。特に、2001年の小泉純一郎政権以降、日政治も社会もガタガタになってしまった。新政権は、日を立て直す重大な責務を担うことになる。菅直人もしばらくは四国遍路の続きをする暇などないに違いない。 自民党は119議席に議席を減らした。83人いた「小泉チルドレン」は10人を残すだけとなった。公明党は小選挙区の全候補者が落選するなど21議席にとどまり、共産党(9議席)と社民党(7議席)は現状維持、国民新党は1議席減の3議席にとどまった。「みんなの党」が1議席増の5議席、新党大地は現状維持の1議席、新党日

    blackdragon
    blackdragon 2009/08/31
    ほぼ同感
  • きまぐれな日々 あす衆院選投票日 改めて「なんとかしてくれそう」はやめよう

    衆院選の選挙戦は、今日(29日)午後8時で終了する。かつて、2001年の参院選の選挙戦終了時、当時岡山に住んでいた私は、たまたま山陽線のとある駅前を通りがかり、選挙運動を終えた瞬間、民主党陣営の人たちがみな、やるだけのことはやったという達成感や満足感と虚脱感の入り混じった表情を見せたことを印象深く思い出す。しかし翌日の開票速報で、全国で最も早く伝えられたのは、対立候補だった自民党・片山虎之助の当確だった。その片山は、6年後にまさかの「姫の虎退治」によって討ち取られてしまう。片山を討ち取った姫井由美子は、さらにその1年後に「改革クラブ」に参加しようとして果たせなかった。今頃は、あの時改革クラブに行かなくて良かったと思っているだろう。 今回も、どんなに劣勢に追い込まれている陣営も、8年前の参院選における岡山の民主党陣営のように、最初から全く勝ち目のない戦いを展開している陣営も、戦っている人た

  • きまぐれな日々 「右」に寄り過ぎた自民党と、巧みなポジショニングの民主党

    衆議院選挙の公示をいよいよ明日に控え、そろそろ大新聞の情勢調査の記事が出始める頃だと思う。選挙が公示されると、ブログに書ける記事にも何かと制約が生じ、自由に言いたいことが言える記事も、総選挙前では今日が最後になると思うので、思う存分書きたいと思う。当ブログ管理人は、今週後半にブログの夏休みをとる予定だが、その頃にはもう総選挙の流れは不動のものになっていることだろう。 今日は、先週の12日に公開された、「毎日jp」の「毎日ボートマッチ えらぼーと」に掲載された、各党の候補予定者の回答を分析した結果を公開したい。このところ当ブログはこの「えらぼーと」の話題ばかりだが、昨年夏に「毎日新聞叩きに反対するキャンペーン」の開始を宣言した当ブログらしいといえるだろう。当時話題になった毎日デイリーニューズの「エロ記事事件」自体は批判されて当然だが、城内実だの某経済評論家だのが、騒ぎに乗じて毎日新聞に言いが

    blackdragon
    blackdragon 2009/08/17
    ポリティカルコンパス的なデータ(個別のデータに左右というものさしを当てはめずに、純粋に各設問の政党間の距離を求めていくというやり方は興味深い。
  • きまぐれな日々 田母神が講演会「ヒロシマの平和を疑う」で核武装論をぶった

    田母神俊雄について書くと、城内実の眞鍋かをりポスター無断使用事件の時には遠く及ばないとはいえ、ブログのアクセス数が増える。これはなぜかというと、田母神が電波芸者の一人になっていて、読者(視聴者)の関心が強いからだ。「城内実ポスター事件」にしても、芸能人の眞鍋かをりが絡んだからブログのアクセスが増えた。こうして考えると、テレビという媒体の影響力がいかにすさまじいかがわかる。大新聞の影響力はテレビに大きく劣り、一般週刊誌はさらに劣り、週刊誌にもはるか及ばないのがブログや掲示板などのインターネットではないだろうか。昨年の自民党総裁選の時の「NHK自民党コマーシャル事件」などのように、ブログでの騒ぎが一気に広がることもたまにはあるが、その影響力はごく限定的だ。もっとも、ネットの影響力が強かったら、一昨年の参院選は、維新政党新風と9条ネットに票が集中し、両政党が二大政党になっていただろう。ネットで

    blackdragon
    blackdragon 2009/08/08
    コメント欄
  • きまぐれな日々 鳩山由紀夫が民主党代表に & ブログは民主党を分断するな

    民主党の新代表に鳩山由紀夫が選出された。国会議員による投票で、鳩山由紀夫が124票、岡田克也が95票を獲得、無効が1票だった。 予想通りの結果であり、民主党は代表選に敗れた岡田克也を幹事長に、代表を退いた小沢一郎が選挙担当の代表代行に就任、従来からの菅直人と輿石東と併せて代表代行3人の体制になった。これで、きたる総選挙で仮に民主党が敗れても、その責任は鳩山由紀夫や小沢一郎だけではなく、岡田克也や菅直人も連帯責任でかぶることになり、民主党は挙党体制を確立することになった。まぎれもない小沢一郎の政治的勝利である。小沢一郎は、もっとも得意とする「軽いみこしを担ぐ」ポジションを手にした。 だが、11日に小沢一郎辞意表明、16日に代表選という日程には、異論が噴出した。福山哲郎、長昭、安住淳、野田佳彦の「4人組」は小沢一郎に怒鳴り上げられたというが、この叱責劇についてはネットを見る限り、小沢一郎の主

  • きまぐれな日々 秋田県知事選の帰趨を決めたのは「江戸時代への回帰」か?

    昨日のエントリの前半で書いた秋田県知事選だが、いただいたコメントやトラックバックによって、選挙の帰趨を決めた要因が理解できた。 まず、昨日のエントリにリンクを張った『kojitakenの日記』にいただいたnorton3rdさんの「はてなブックマーク」のコメントに、それにしても秋田では未だに『佐竹』ブランドが強いのか・・・。 とある。 当ブログにTBいただいた『広島瀬戸内新聞ニュース』のエントリ「「南北戦争」だった、秋田県知事選挙」の分析は、秋田市から南の県南部で佐竹敬久氏が大量に票を獲得した一方、北部では川口博氏が優勢であり、かつその傾向は一昨年の参院選における投票行動との相関がほとんどないことをはっきり示している。 そして、秋田の隣県にして小沢一郎の地元・岩手県在住のそにっくさんからは下記のコメントをいただいた。当ブログはエントリ文よりそにっくさんのコメントの方が面白いともっぱらの評判

  • きまぐれな日々 千葉県知事選の「森田健作圧勝」の流れを読む

    先週報じられたマスコミの情勢調査から覚悟はしていたが、千葉県知事選は森田健作の圧勝だった。つい先日までは、まさかあんな男が知事になるとは想像だにしていなかったから、ショックは大きい。 マスコミの報道はわかっている。この知事選と西松事件を結びつけて、民主党代表の小沢一郎への批判を強めるに決まっている。だが、その見方は間違っている。 宮崎で東国原英夫が知事選に勝ったのは2007年1月だった。同年4月には、東京都知事選で石原慎太郎が圧勝した。そして、翌2008年1月の大阪府知事選では橋下徹が圧勝した。今回の森田の当選は、これら3つの選挙の延長線上にあると考えるべきである。 つまり、どんな人物だろうが、テレビなどで名を売った有名人が、「既存政党」の候補に飽き足らない有権者の心をとらえて当選するという図式である。この選挙は、仮に西松事件がなかったとしても、森田が勝っていたはずだ。 彼ら「タレント候補

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    blackdragon 2009/03/30
    「リリーフに立てるなら菅直人しかいない」同意
  • きまぐれな日々 国民皆保険も政府の役割も何も理解していない麻生太郎

    もうすでにあちこちで書かれているが、数ある麻生太郎の失言の中でも、他の失言とは違って絶対に見過ごせない、そんな大失言が報じられた。 20日の経済財政諮問会議で、麻生は、「たらたら飲んで、べて、何もしない人(患者)の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」と発言していたことが26日に公開された議事要旨で分かったというのだ。 http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008112601000936.html 昨日(27日)未明に公開された、この共同通信の記事には、たいへんな数の「はてなブックマーク」がついており、最近の政治関係のブックマークでは異様な多さだった城内実の醜悪なレイシズムエントリについた「はてなブックマーク」の件数(この記事を書いている時点で144件)をも上回った。 但し、大部分がエントリに対する批判・糾弾だった城内のエントリに対するコメントと違って、麻生発

  • きまぐれな日々 社会保障を削って消費税率を引き上げる麻生内閣の理不尽

    朝日新聞や読売新聞の熱いラブコールに応えて、麻生太郎総理大臣が3年後の消費税増税を表明した。これは、解散を当面見送ることとセットになっている。臨時国会冒頭での所信表明演説で民主党の財源論に突っ込みを入れておきながら、自民党の政策は財源をどうするのかと突っ込まれて答えに窮する醜態をさらした麻生としては、早期の解散総選挙では絶対に口にできなかった3年後の消費税増税を持ち出すことによって、財源論の論戦を与党有利に進めたいという思惑があるものだろう。もちろん、これは国民には不人気を極める政策なので、一部にいわれるクリスマス解散の線はない。総選挙は、自民党の誰かが言っていた「都議選のあと」、つまり引っ張れるだけ引っ張って、任期満了寸前まで持っていくだろう。麻生が臨時国会冒頭解散のチャンスを逸した以上、自民党にとってそれしか道はなくなった。自民党内では、「解散カード」を切れなくなった麻生への求心力は、

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    blackdragon 2008/10/31
    金融所得に累進課税をという考えに同意。
  • きまぐれな日々 極左と紙一重の極右・稲田朋美を衆議院選挙で落選させよう

    昨日の新聞の一面トップは、「沖縄ノート」訴訟判決の記事だった。大阪地裁の判決は、太平洋戦争末期の沖縄戦における「集団自決」に旧日軍が関与したことを認め、「沖縄ノート」の著者・大江健三郎氏と出版元の岩波書店に出版差し止めと損害賠償を求めた原告の元戦隊長と遺族の請求を棄却し、大江氏側の勝訴となった。 こういう判決が出た時の各紙の社説はパターンが決まっていて、予想通り、朝日・毎日・東京(中日)の各紙は判決に肯定的で、読売と産経は否定的だった。読売は、「集団自決の背景に多かれ少なかれ軍の「関与」があったということ自体を否定する議論は、これまでもない。この裁判でも原告が争っている核心は「命令」の有無である」と書いているが、後者をことさらに取り上げて、"「軍命令」は認定されなかった" という見出しを社説につけている。一方、朝日は、「「命令があったと信じるには相当な理由があった」と結論づけた」、毎日は

  • きまぐれな日々 冤罪の温床・「代用監獄」は必要と叫ぶ大阪府知事・橋下徹

    東京都知事の石原慎太郎と並んで、大阪府知事の橋下徹は不愉快な話題ばかり提供してくれる。今度は、大阪府議会警察常任委員会で、警察の留置場を来の拘置所の代わりに使う代用監獄制度について、「治安維持などの点から考えると、実務上の必要性もある」との考えを示した(asahi.comより=下記URL)。 http://www.asahi.com/politics/update/0324/OSK200803240055.html この朝日新聞記事にもあるように、代用監獄制度は「冤罪の温床になっている」との批判が根強い。国際人権(自由権)規約委員会も、2度にわたって廃止勧告を行っているほか、1993年に国連自由権規約委員会が日政府に代用監獄の廃止を勧告した。さらに、昨年5月には国連の拷問禁止委員会が日政府に改善を求めた。 昨年4月30日および5月1日のライブドア・ニュースで、海渡雄一弁護士が、代用監

  • きまぐれな日々 「ポピュリズム」や「上から目線」などなど - 大阪府知事選雑感

    昨年の大阪市長選では、民主党と国民新党が推薦した平松邦夫氏が、自公推薦の現職・関淳一氏を破った。関氏は、市政の「改革」を掲げていた人だった。 この勢いと、橋下徹擁立の際のすったもんだを考え合わせると、大阪府知事選でも民主党・社民党・国民新党推薦の熊谷貞俊氏に勝機は十分あったはずだ。しかし結果はダブルスコアの惨敗だった。 熊谷氏出馬表明の直後の時期、最初の段階が勝敗を分けた。熊谷氏の資質を云々する声もあるが、財界とのつながりの忌避をいうなら、梅田章二候補に票が流れるはずだ。実際流れたのだろうが、その影響は微々たるものだった。 ネットで調べてみると、熊谷氏の 「上から目線」 を批判し、それより 「庶民の目線」 で語る橋下を支持し、投票したという声が結構見られた。 この「上から目線」というのは、2005年頃から使われ始めた一種の流行語らしく、「ポピュリズム 上から目線」でGoogle検索すると、

  • きまぐれな日々 いま必要なのは道路問題の議論なのか

    福田内閣の支持率低下に歯止めがかからず、いくつかの世論調査で30%を切ったが、安倍前内閣の支持率が落ち続けていた頃と違って、反福田ムード、反自公政権ムードが全く盛り上がらない。 私は、この沈滞ムードは、野党第一党の民主党が道路問題なんかにかまけているせいではないかと考えている。 そもそも、道路問題はいつもうさんくさい。2003年にも、道路問題がクローズアップされたことがある。当時コイズミ内閣の国土交通大臣だった石原伸晃が、道路公団総裁だった藤井治芳(はるほ)氏を更迭しようとしたのに対し、藤井氏が強烈に反発し、石原のほか、当時自民党幹事長だった安倍晋三を名指しで厳しく批判し、大バトルに発展したことがあった。 実を言うと、当時私は内心、藤井氏を応援していた。というのは、コイズミ政権側の石原や安倍が仕掛けたこのバトルは、自民党内の「抵抗勢力」に向けたものであると同時に、自由党との合流が決まってい

  • きまぐれな日々 地元漁師が怒りの反発 「イージス艦は救助すらしなかった」

    イージス艦が漁船を真っ二つにした忌まわしい事件に関して、防衛省の釈明が二転三転している。 2月26日の毎日新聞は、「背広組と制服組で釈明内容が二転三転」という記事を掲載した(下記URL)。 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080226k0000e040055000c.html 情報を隠す意図はなかったのか??。記者団から要求され26日未明から始まった、防衛省内局(背広組)と海上自衛隊(制服組)の幹部がそろった異例の説明では、内容が二転三転。海上保安庁の聴取前に航海長をヘリコプターで移送し海上幕僚監部が事情を聴いていたことも発覚。双方の説明が一致しないシーンもあり、防衛省の迷走ぶりが極まった。不祥事のたびにささやかれた制服組と背広組の一体感のなさを露呈した。【多健、加藤隆寛、田所柳子】 (以下略。リンク先をご参照ください) さらに、19日には石

  • きまぐれな日々 擬似科学と政局主義からの訣別を!

    「たんぽぽのなみだ?運営日誌」 による擬似科学 「水からの伝言」 批判が話題を呼んでいる。 http://taraxacum.seesaa.net/article/75373760.html たんぽぽさんは、当ブログが前首相・安倍晋三の統一協会祝電事件騒ぎに加わった一昨年6月に知り合ったブログ仲間であり、過去にも山谷えり子が安倍晋三と共謀してジェンダーフリーバッシングのアンケート結果を捏造したことを教えてもらったことがある。 http://taraxacum.seesaa.net/article/28316022.html リンク先のエントリにも書かれているが、その内容があまりに衝撃的だったので、当時何度も当ブログでたんぽぽさんのブログを引用しながら山谷のことを取り上げた。 昨年末頃から、当ブログが陰謀論や擬似科学を批判するエントリを何か公開したのも、たんぽぽさんからの影響が強い。最初に