流星群は、空のある一点(放射点)から放射状に流れるように見えます。ペルセウス座流星群の放射点は、日が沈み空が暗くなったころに北北東の空に上ってくるため、夜明けまで一晩中観察できます。流星群は飛ぶ流星の数が同じと仮定した場合、放射点の高度が高くなるほどたくさん見えるようになります。未明にかけて放射点の高度は高くなって行きます。そして、この時期空が明るくなりはじめるのは4時ごろです。 2014年のペルセウス座流星群が最も多く流れるとされる極大時刻は、日本時間8月13日午前9時ごろと予想されています。残念ながら、午前中で空は明るくなっているので、この時間帯に流星群を見ることはできません。したがって、12日から13日へ日付が変わる深夜から13日明け方にかけてが観察好機となります。
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