2019年7月、単体パーツとしてのCPUシェア率において、AMDがIntelを上回り、市場ではAMDの主力プロセッサーであるRyzenの人気が高まっています。2020年7月には、単体CPUの販売数量シェアでAMDが68.6%を記録する週もあったほどです。 ノートPCに搭載されるプロセッサーとしては、依然Intel CPUが高いシェアを占めていますが、ノートPCにおけるAMDプロセッサーのシェア率が、2018年の数%から、2020年の第3四半期には20.2%まで成長しており、今後もシェア率の伸長が予想されています。レノボやデル、HPといったグローバルメーカーだけでなく、富士通やNECなどの国内メジャーメーカーからも、Ryzen搭載機種が登場しています。 さらに、2021年に登場したRyzen 5000シリーズでは、SMTに対応することでマルチコア性能が飛躍的に向上し、ワットパフォーマンスも改