※写真はイメージです (Getty Images)この記事の写真をすべて見る 誰もが一度は付き合うことになる葬儀屋。しかし、なんだか近寄り難い雰囲気もある。中には法外な料金を吹っ掛けるあくどい葬儀屋もあるという。格安葬儀の落とし穴は? 病院との癒着は? お寺との関係は? ジャーナリストの田茂井治氏が絶対匿名を条件に、HPやお寺を介して葬儀を請け負うネット葬儀社のA氏、業界歴20~30年のベテランスタッフ数人で、社葬などの大規模な葬儀も請け負うB氏、互助会系を経て独立したC氏ら葬儀屋社長3人から聞いた。 * * * ──割安な葬儀を仲介する“ネット葬儀社”が増えていますが、その影響は? A:低価格化が加速しましたね。10年前と比べて、半額程度で同じ規模の葬儀ができるようになりました。 B:規模も小さくなりました。参列者が50人に満たない家族葬が主流になり、火葬だけ行う火葬式や告別式だけの