読み方:たいだ 「怠惰」とは、すべきことをしない様子のことを意味する表現である。「怠惰」とは・「怠惰」の意味怠惰とは、怠けてだらしないことである。受験に失敗した受験生が、再受験の意志があるにもかかわらず、勉強をせずにゲームに時間を費やして日を送ったりするなどが具体例となる。「七つの大罪」はキリスト教の主にカトリックで用いられる言葉で、その中の1つが霊的怠惰だ。これが怠惰の語源だと言われ、本当の意味は働きすぎて忙殺され、真の自分の姿から目を背けて逃避することである。イタリア語で怠惰はpigriziaだが、「七つの大罪」での怠惰はaccidiaとなる。怠も惰も訓読みでは「おこた(る)」である。しかし、ほとんどの場合は「怠る」が使われる。そのため惰は使う機会が少なく情と勘違いされて「怠情」と書かれることもある。「山月記」は中島敦のデビュー作で、清朝の説話集「唐人説薈」にある「人虎伝」が基となって