長野市は1軒の住民からの騒音への訴えをきっかけに、公園の廃止を決めました。 私(記者)が、この住民や市の担当者など、当事者に直接話を聞いたところ、公園設置当初から“ボタンの掛け違い”があったことがわかり、誰が公園を管理するのかという現実的な課題も浮かび上がってきました。 (橋本慎也) 少数意見はクレーマー? 本人の声を聞かなければ 長野市の住宅街にある公園「青木島遊園地」は、地元区長会の要望を受けた長野市が、2004年に民有地を借りて整備しました。 公園ができる前から住んでいた1軒の住民が、設置当初から「子供が騒がしい」などと訴え続けたことをきっかけに、市が廃止を発表。ネット上では炎上状態となりました。 直後の報道では、訴えた住民の声は紹介せず、住民が悪いという一方的な批判が相次ぎました。 私は、市側の説明だけでなく直接本人の話を聞いてみようと、他社の記者が断られて帰っていく姿を横目にしな
ふるさと納税の返礼品として県外産のマツタケを地元産と思わせる箱に入れて送ったことが産地の偽装に当たるか問われた裁判で、盛岡地方裁判所は「箱の表示に原産地を示す意味合いは認められない」などとして、被告の業者に無罪を言い渡しました。 陸前高田市の一般社団法人「ドリームプロジェクト」と代表理事の関欣哉さん(61)は、2018年に八幡平市からふるさと納税の返礼品の発送を委託された際、県外産のマツタケを地元産と偽って、寄付をした人に送ったとして不正競争防止法違反の罪に問われました。 県外産のマツタケは「八幡平市の生産者より」と書かれた箱に入れられるなどしていて、裁判ではこれが産地の偽装に当たるかどうかが争われていました。 判決で盛岡地方裁判所の中島真一郎裁判長は「地元産ではないマツタケと伝えなかったことに問題がなかったとはいえないが、受け取った人は箱の表示などを見るまでもなく、中身を地元産と思ってお
岸田総理大臣が、派閥の会長を続けていることについて、自民党の世耕参議院幹事長は「岸田総理大臣が派閥色を露骨に出して仕事をしたことは全くなかった」としたうえで、派閥を離脱するかどうかは本人が判断すればいいという考えを示しました。 自民党の菅前総理大臣は10日、記者団に「歴代の総理大臣の多くは所属する派閥を出て務めていたのではないか」と述べ、岸田総理大臣が派閥の会長を続けていることに苦言を呈しました。 これについて、自民党の世耕参議院幹事長は記者会見で「私が岸田政権で役員会のメンバーとして仕事をする中で、岸田総理大臣が派閥色を露骨に出して仕事をしたことは全くなかったと思っている」と述べました。 そのうえで、派閥を離脱するかどうかについては「岸田総理大臣自身がよく判断されればいい」と述べました。 自民党の総理大臣は、在任中は派閥と距離を置くことが最近は通例となっていて、安倍元総理大臣は派閥を離脱
1月4日、岸田文雄首相は、三重県伊勢市で年頭の記者会見で「何としても賃上げを実現」と述べたが、これは無理ゲーである。 https://news.yahoo.co.jp/articles/b6ac93bf9f977a2cbf31b48358f39b3ae3e913fb その理由について、メディアでは様々なフワッとした論拠が語られることが多く、いったい「なぜ日本は賃金が上がらないのか」について、実はよく分かっていない人が多いのではないかと思ったので本記事を執筆した。 以下では、実務的な視点を含めて7つの賃上げ困難な理由を提示すると共に、筆者なりの解決案を提示したい。 前提:過去の景気回復期でも日本は賃金が上がらなかった 図は、拙著「なぜ景気が回復しても給料が上がらないのか」にて引用したものだ。 これは、戦後最長といわれた「いざなぎ景気」を超えたと言われる2002~2007年の景気回復期である。
神奈川県は、高齢者の新型コロナウイルスのワクチン接種回数別の感染者死亡率をまとめ、接種回数が増えるほど死亡率が下がる傾向にあると明らかにした。集計結果を県ホームページに掲載している。 感染者を登録する国のシステム「ハーシス」と県のサポートシステムなどから情報をまとめ、昨年七月一日〜十二月二十日に感染が判明した六十五歳以上について検証した。集計した感染者数は十四万八千二百二十四人、うち死亡者は八百五十人だった。 感染者のうち、ワクチンの接種回数を詳しく把握できたのは約半数の七万七千四百三十三人、うち死亡者は四百二十五人。このうち接種歴なしの死亡率は1・42%、一回は1・27%、二回は0・97%、三回は0・55%、四回は0・33%、五回は0・21%だった。
【読売新聞】 政府・与党は、新たな少子化対策として、年金と医療、介護、雇用の各社会保険から拠出金を積み立て、非正規労働者らを対象とした子育て支援の給付制度を創設する方向で調整に入った。国民1人あたりの月額保険料を総額で数百円程度引き
岸田首相「何としても賃上げ実現」と言いつつ企業に「お願い」の他力本願ぶりに「無責任すぎ」新年から猛批判 社会・政治FLASH編集部 記事投稿日:2023.01.05 16:22 最終更新日:2023.01.05 16:27 1月4日、岸田文雄首相は、三重県伊勢市で年頭の記者会見に臨んだ。 「この30年間、企業収益が伸びても期待されたほどに賃金は伸びず、想定されたトリクルダウンは起きなかった。私はこの問題に終止符を打ち、賃金が毎年、伸びる構造をつくります。 今年の春闘について、連合は5%程度の賃上げを求めています。ぜひ、インフレ率を超える賃上げの実現をお願いしたいと思います」 【関連記事:100兆円吹っ飛ばした岸田首相に投資家が大ブーイング「支持率3%」の惨状】 政府としても、最低賃金の引き上げに加え、公的機関でインフレ率を上回る賃上げをめざすと表明した。さらに、「リスキリング(学び直し)の
年末くらいからネット上で,女性支援団体Colaboに対する不当会計疑惑等が指摘され,ツイッター等で話題となっています. そこで,ツイッター上で関連するツイートを収集して,どのような意見がネット上にあるのかを分析するため,ツイートの収集を行ってみました.2022年7月12日から2023年1月2日まで,「colabo, 仁藤夢乃, 仁藤, 夢乃, 暇空茜, 暇空, 暇アノン, #暇アノン, #colabo」を含む4,280,488ツイートを収集しました.関連ツイートを投稿したアカウントは303,126ありました. 収集したデータから,そこそこ大きな炎上になっていることがわかりました.では,このデータを分析していってみましょう. なお,この記事はあくまでもツイートのデータを分析したものであり,女性支援団体Colaboに対する特定の意見を表明するものではありませんし,なんらかの結論を提示するもので
岸田総理大臣は、ことし日本がG7=主要7か国の議長国を務めることを踏まえ、来週から欧米のメンバー国を歴訪すると発表しました。アメリカのバイデン大統領とは現地時間の今月13日に会談し、日米同盟の強化を内外に示したい考えです。 岸田総理大臣は、4日に開いた年頭の記者会見で、来週9日からG7のメンバー国であるフランス、イタリア、イギリス、それにカナダ、アメリカを歴訪し首脳会談を行うと発表しました。 一連の会談では、日本がことしG7の議長国を務め、5月には「G7広島サミット」の開催を予定していることを踏まえ、ロシアのウクライナ侵攻や食料問題、それに核軍縮や気候変動などへの対応を主導していく考えを伝え、連携強化を図るとともに、サミットの成功に向けて協力を呼びかけることにしています。 また、アメリカのバイデン大統領との会談は現地時間の今月13日に予定されていて、岸田総理大臣は「G7議長としての腹合わせ
3月7日、東京都・武蔵小金井駅前で市民団体と思しき女性たちのグループによる抗議活動が行われた。その様子はネット上で拡散され大きな話題となっている。 抗議活動に参加していた女性たちは、自分たちの主張を訴えかけるように、「小金井市は“子供に見せられないアニメ”を活用したまちおこしの後援をやめてください」「胸の大きい小さい 身長の高い低いを揶揄するアニメ」「女子中高生の着替えシーン 肌着姿が出てくるアニメ」「スクール水着の女子中高生が出てくるアニメ」と書かれた紙を掲げていた。女性たちの主張によると、アニメとタイアップした町おこしイベントの是非を市民に問いかけることが目的のようである。 東京都小金井市で“子供に見せられないアニメ”と問題視されてしまったのは「おちフル」の略称でアニメオタクの間で親しまれている「おちこぼれフルーツタルト」というアニメ作品だ。「まんがタイムきららキャラット」で連載されて
吉居大和は中学を卒業後、仙台育英高に進学。3年時にインターハイ5000mで日本人トップ(3位)に輝くと、全国高校駅伝の優勝も経験した。大学1年時には5000mでU20日本記録を2度塗り替えている。豊川工に進んだ近藤はインターハイ5000mに2年連続で出場すると、超ハイレベルの青学大で2年時からレギュラーをつかんだ。武川は中央学大に進み、1年で箱根駅伝のメンバーに食い込み、6区を区間5位と好走した。 なお日本インカレの5000mは一昨年に吉居大和が1年生Vに輝くと、昨年は近藤が優勝。TTランナーズOBが“連覇”を果たしたことになる。高校、大学とステージが上がるごとに強くなっているクラブの選手たちはどんなトレーニングをしているのか。
日の落ちた豊橋市陸上競技場にランナーたちがぞろぞろと集まってくる。そのなかに懐かしい顔を見つけた。早大OBでトヨタ自動車でも競技を続けた山本修平だ。筆者に「お久しぶりです」と会釈すると練習に入っていく。 下は小学生から上は50代まで。愛知県豊橋市を拠点にする「TTランナーズ」では様々な年代、レベルの選手たちが汗を流している。このなかに未来の“箱根駅伝のエース”が潜んでいるかもしれない。なぜなら1区の区間記録を15年ぶりに塗り替えた吉居大和(中大)、箱根王者となった青学大で花の2区を務めた近藤幸太郎、最下位スタートながら3区を好走した武川流以名(中央学大)など、今年正月のレースを沸かせたランナーたちが同クラブの出身者だからだ。 なぜ愛知の陸上クラブから箱根駅伝で活躍するランナーが続々と誕生しているのか。それは、単なる偶然か、それとも必然なのか。愛知県出身の筆者はTTランナーズを立ち上げた仲井
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