[前編]auらしさを取り戻す,端末でも料金でも他事業者の先を行く KDDI 取締役執行役員常務 高橋 誠 氏 5月下旬の携帯電話の夏モデル発表で,「ブックケータイ」やハイビジョンムービー対応端末など新型端末をそろえたKDDI。料金面でも指定通話とデータ通信で月額390円の二つの定額サービスを発表した。携帯電話の販売シェアで不振が続く中,解決の糸口は見えてきたのか。KDDIでコンシューマ向け商品を統括する高橋常務に,これからの展開を聞いた。 「去年と違う夏」という夏モデルの発表に込めた狙いは。 昨年は,開発プラットフォーム(KCP+)を整備していた関係で,端末のラインアップで苦しんだが,一部で挑戦的な端末が出てきていた。それをさらに強化したのが今夏のラインアップだ。世界初,日本初,業界初の端末をそろえられたので,他社の先を行くauというイメージを演出できたと思う。 最近の不振の原因は,「社内
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