『栞』 / 神門 じわじわとその名は広まり始め、注目を集めるラッパー神門。自己の内面と向かい合い、物事を深いところで捉え、それを言葉にする稀有な才能。リスナーの中にもあるはずの、言葉に出来ない感情を、絶妙なリリックセンスで表現してみせる。その言葉は心の奥にじわっと広がり、刺激する。インタビューにある通り、コレは単なる過去の作品の寄せ集めでは無い。れっきとした彼の3rdアルバムだ。日常からの何気ないことや等身大をテーマに様々な楽曲を収録したdisc1「詞集」(+「四収」)。全編『物語』で構成されるdisc2「死終」。一話一話のテーマが濃く、未だかつて誰も目につけなかった題材の物語ばかり。それらの物語のまとめとして、今作、唯一新しく書き下ろされた「いのち」は必聴。この才能はホンモノだ。 『三日月』 / 神門 神門、衝撃の1st!自分とは?結局、どうやったって切り離せない自分自身。別れたくても別
完全失業率が史上最悪を更新するなか、従来とは大幅な政策の転換を掲げる民主党による新政権が発足した。新政権では、労働者派遣制度についても大幅な見直しを掲げており、業界団体からの反発が高まっている。一方、企業アンケートでは、派遣社員に対する余剰感が高まっているとの結果も出ており、新政権による政策が本格化すると時を同じくして、派遣社員の雇用減少に拍車がかかりそうな様相だ。 非正規社員の比率を上げる回答が半数近い 新政権の中核を担う民主党は、2009年8月の衆院総選挙の政権公約(マニフェスト)の中で、新たな専門職制度を設けた上で、原則として製造現場への派遣を禁止するほか、「日雇い派遣」「スポット派遣」も原則禁止することを掲げている。社民、国民新党との「3党連立政権合意書」の中にも、この内容は盛り込まれたことから、この政策が推進される可能性が高い。 ただ、「派遣労働を禁止することは失業者を増やすこと
良質なアンダーグラウンドHIP HOPをリリースし続けるDOGEAR RECORDSから発表されたMONJUのMC:ISSUGIのアルバムを聴いて「こんなアルバムを待っていた!」と思ったヘッズは少なくないだろう。ドープなビーツにドープなリリックが乗ればそれで十分……そんな風に考えているヘッズにとっては、ISSUGIのアルバムは超ストライクなはずだ。 「一曲ずつすごい意味を込めてアルバムを作ろうっていう意識は、作ってるときはまったくなかったんですけど、東京で毎日生活してるヤツの感じが出てるのかな、とは思います。でも、曲の中でも“Just rhyme”って言ってるんですけど、自分の中ではイケてるトラックの上でイケてるラップをしてるってだけで、それが俺の好きなHIP HOPかな、って思ったし、それを大事にしたかったんですよ」 クルーのロゴが大きくプリントされたあのウィンドブレーカー(映像ではBE
9月11日、トロント映画祭でマイケル・ムーアの新作『Capitalism:A Love Story』(邦題『キャピタリズム〜マネーは踊る〜』、日本では今年12月から限定公開、10年1月から全国拡大公開)を観た。映画はこんなロックンロールで始まる。 共産主義世界は崩壊したけど 資本主義者には失望させられるだけ 金こそがその理由だ まったくルイルイ歌うしかないぜ なぜアメリカには公的医療保険がないんだ? ブッシュの親父やゴルヴァチョフの後 ベルリンの壁は倒れたけど、何かが失われた テレビのニュースを見ると映画みたいだ 俺はルイルイ歌うしかないぜ Louie Louie by Iggy Pop これは、社会主義の崩壊と共に失われた「何か」を描いた映画である。 歌うはパンクの神様イギー・ポップ。イギーはデトロイト・エリアで生まれたマイケル・ムーアの同郷人。イギーはフォードの城下町デアボーン、ムーア
美人すぎる市議として人気の青森県八戸市の藤川ゆり市議(29)が監修し、自身のブログ「いちご煮日記」の名前をつけた駅弁が発売されることが16日、分かった。その名も「藤川優里のいちご煮日記 第一章」で、八戸の郷土料理「いちご煮」をベースにしたあんかけをかける弁当だという。藤川市議も「女性目線でヘルシーさにもこだわりました」とPRしている。 「いちご煮日記」弁当は藤川市議がアドバイスした、ピンク色の女性らしいパッケージとなっており、中にはいちご煮の説明書と、八戸の名所で撮影した藤川市議の写真が入っているという。現在は八戸駅のみの発売だが、今後は東京駅などの駅弁専門店でも購入できるようになり、人気を呼びそうだ。
自殺を思いとどまらせるために設置された青色LEDの照明=15日夕、東京都千代田区のJR有楽町駅、樫山晃生撮影 JR東日本東京支社は15日、山手線全29駅のホームに青色LED(発光ダイオード)照明を導入すると発表した。青色は人の心を落ち着かせるとされ、増える飛び込み自殺を防ぐ狙いだ。全線での導入は全国的にも珍しい。 支社によると、管内の駅での飛び込み自殺は06年度から42人、58人、68人と年々増えている。今年度も8月末までに18人が亡くなった。列車が進入してすぐのホームから飛び込むケースが多いといい、照明もホームの先端付近に設けられる。 青色LED照明は、JR西日本が06年12月に阪和線などの踏切、首都圏の私鉄でも、京急電鉄が08年2月に弘明寺駅(横浜市南区)のホームに設置するなどしている。青色が人間の心理に与える科学的効果は専門家の間で意見が分かれるものの、全国の鉄道各社で導入が広
■全共闘を叱る平成の知性 本書は1968年を彩った日大・東大闘争に代表される大学紛争と全共闘を、社会科学的に叙述、検証する試みだ。65年の慶大闘争など前史から、羽田、新宿などのデモ騒乱、高校闘争、ベ平連、69年以降の連合赤軍、ウーマンリブまでその射程は広がる。 資料を既存文献に限定して距離感を保ち、闘争指導者、無名の学生、文化人、野次馬、警察などの発言を等価に並べ、事態の全体像を提示してゆく著者の視線は、時に意地悪いほど冷徹だ。 到来した豊かさと高学歴社会。そこに我が国で初めて大量に現れた、生きる実感を模索する若者たち。彼らこそ平成の十代のルーツだ。今ならば自傷行為や摂食障害を起こす「現代的不幸」を、彼らは大学や高校を占拠し機動隊と衝突する瞬間の「実存的高揚」で超えようとあがいた。 小熊は「全共闘」をそう総括する。彼らは口に「革命」を唱えた。しかし、それはまだなかった「自分探し」などという
kenzee「えーっと前の話の続きなんだけど……」 司会者「前って何ヶ月前だよ!」 kenzee教授「キミは根気がないんだよ。結局、書くって行為はスポーツと一緒でコツコツ続けないと書き方も忘れちゃいますからね」 司会者「せっかく佐々木さんとの議論も盛り上がりかけてたのに」 kenzee「イヤアノ違うんですよ。佐々木さんの議論はイアン・コンドリーの議論を基本、踏襲するもので「現場」と呼ばれるメジャー、インディーズひっくるめた日本のヒップホップシーンの創作、批評の関係また表現者、受容者の関係が現代の批評を考えるうえで重要な装置だと主張する。私は佐々木さんのこの理解は大前提としてOKなんです。個々のアーティストへの評価は別にしてね。日本のヒップホップシーンが生成した「現場」は60年代以降の日本のロック、フォークの歴史を振り返っても独特の磁場を形成しているのは事実だ。おそらく「現場」を従来の、70
司会者「サア、やっとJ-POP論も一段落したのでやっと文芸誌の話ができますね。ナニナニ、今月の群像は「戦後文学を読む」。コリャ、ウチ的にもぜひ絡みたい企画ですよ! kenzeeさんは戦後の作家だとどの辺が好きなんですか?」 kenzee「やっぱ第三の新人かなって違うんだよバカ。前回のエントリーが大変なことになった。一日で10,000アクセスを越えてしまったのだ。一体今までの苦労はなんだったんだ。kenzee賞とか。アレ実はスゴイ大変な労力を伴う企画なんだぞ」 司会者「プッ。kenzeeもいよいよアルファブロガーってヤツですかい? ヨッ、ネット界の有名人!」 kenzee「前回のエントリーってこのブログの歴史からみたらかなり異色な回なんですよ。普段は一応文芸評論とかやっててですね、本来なら今の時期、芥川賞とかにチャチャ入れてる時期なんですよ」 司会者「そういや磯崎さんにはなにもメッセージなし
司会者「で、中田ヤスタカサウンドがホントにスカスカなのかの検証に入っていきたいんですけども」 kenzee「例の座談会でどういう流れで三輪祐也氏のスカスカ発言が登場したか。まず90年代のDJ文化以降、ロキノン型の「ロックという物語」の批評は無効となった。代わりにキャラクターベースの自分語りが台頭している、と。それが現在のPerfume、相対性理論の消費に繋がっていると。だが、実際のPerfumeの受容のされ方とは30代、40代のオッサン連中、つまり団塊ジュニアのありがちな「あえてベタに」って回路であって世間で話題になってるほど若者は飛びついていない、という宇野さんの指摘がでてくる。で、事実Perfumeのサウンドは従来のアイドルポップのサウンドとは明らかに一線を画す、個性的なものなのでオッサン連中としても「これだけうまく自分を萌えさせる中田の手腕にうなる」とかメタ視線をちらつかせられる」
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