牛角、吉野家、大戸屋、丸亀製麺と、最近はベトナムに日系飲食店チェーンが続々と増えている。 在住者としてはほぼ歓迎ムード一色だけど、自慢の味を提供する相手は日本人ではなくベトナム人であり、アイデンティティを守りつつも現地の人々の味覚に合うものをどうやったら生み出せるのか、「ローカライズ」と日々格闘していることだろう。 その中でかなりエッヂの立ったことをしている存在が、丸亀製麺だ。何しろ、トッピングにパクチーがある。もう一度言う、うどんにパクチーだ。
カレーの本場であるインドの首都ニューデリー近郊のグルガオンに3日、「カレーハウスCoCo壱番屋」のインド1号店がオープンした。日本の味をそのまま提供する。運営会社の壱番屋(本社・愛知県一宮市)とタッグを組むインド三井物産の野村保・流通事業部長は「日本のカレーは英国から伝わり独自の発展を遂げたが、インド人にとっても親しみのある味だ。新しい日本食として好まれると思う」と期待する。 現地の宗教事情を考慮して牛肉と豚肉は提供しないが、ルーは日本から輸送し、コメも米国産のジャポニカ米を使用する。一方、トッピングではマトンやモモ(チベット風ギョーザ)などインド人になじみの味も用意する。客単価は550ルピー(約770円)程度を想定している。
東京、表参道の【スマイルキンパ】は今年1月にオープンしたばかりの韓国式海苔巻き専門店。韓国で流行中のプレミアム路線を踏襲し、ごはんを少なめ、具を多めにしたヘルシー仕立てが特徴です。斬新な具をふんだんに用いつつ、和の要素も取り込んだ独自のアレンジも見事。 韓国で流行のプレミアム海苔巻きを専門とする店がオープン 表参道で韓国式海苔巻き「キンパ」の専門店がオープン 韓国で流行中のプレミアム路線を掲げたヘルシー仕立て 和のテイストも含めつつ斬新な素材を用いた発想が光る 海苔巻きの新時代が見えた 表参道で2018年1月にオープンした【スマイルキンパ】 斬新であり、型破りであり、未来性を感じる海苔巻き。今年1月に東京の表参道でオープンした、【スマイルキンパ】の韓国式海苔巻き「キンパ」を食べての正直な感想です。2017年に「チーズタッカルビ」で大ヒットを飛ばした日本の韓国料理業界は、次をこの「キンパ」に
大井川鉄道のSLの汽笛が聞こえるのどかな街、静岡県島田市島に一風変わった「メキシコ寿し」を出すすし店がある。先代が半世紀ほど前に異国の地から持ち帰った自慢の一品。長年、人々に愛され続けている。 田園や茶畑が広がる住宅街の一角に、「寿し宗」は店を構える。お品書きを見ると、マグロやイカといった一般的なネタの中で「メキシコ寿し」の表記が異彩を放つ。タコスなどメキシコ料理も充実している。 黄緑が鮮やかなアボカド軍艦は滑らかな舌触りで、自家製という甘めのしょうゆによく合う。豚肉を穴子のタレで焼いた「カルネ」すしは甘辛い味付け。柔らかく蒸し上げられたエビの「カマロン」すしなどメキシコ寿しの一つひとつに職人のこだわりがのぞく。 このユニークなすしを生み出し、日本に持ち帰ったのが、現在の店主、佐次本英人さん(53)の父親である宗平(そうへい)さん(89)。すし職人だった弟らと名古屋市ですし店を営んでいた宗
ロイヤルホールディングス(福岡市)は、傘下の天丼チェーン「てんや」の海外展開を加速させる。2017年末時点の18店から、20年末には50店超をめざす。黒須康宏社長は19日の決算説明会で、「世界的に天ぷらの文化は広がっているが、天丼チェーンはなかなかない」と話し、海外でまだまだ伸びるとの期待を示した。 18~20年の新しい中期経営計画に盛り込んだ。てんやは13年から海外へ進出し、タイ、インドネシア、フィリピンの3カ国にフランチャイズ(FC)で計18店(昨年末時点)がある。20年までに、アジアや米国などへ直営とFCで37店を出店する構想だ。 現地の食文化に合わせ、タイには「なまず天丼」や「天ぷらトムヤムうどん」、インドネシアには「海老天(えびてん)牛丼」など、独自のメニューがある。フィリピンは複数の人で外食する機会が多く、3、4人向けのメニューを用意している。黒須社長は「国別のローカライズ(現
ご当地絶品グルメ〈インディアン・ピザ〉が生まれた飲食店〈ザンテ・ピザとインド料理(Zante Pizza & Indian Cuisine)〉のオーナーとして君臨する、ボリウッドの心やさしき見栄っ張りなシャー・ルク・カーン(Shah Rukh Khan)と、スフィンクスのような冷静さの若き日のオマル・シャリーフ(Omar Sharif)を足して2で割らない、黒髪で年齢不詳の怪偉丈夫〈ミスター・ザンテ〉がヤバい、という都市伝説がサンフランシスコではまことしやかに囁かれている。これは、私のヨタ話だが、とある金曜の午後、私にひと切れのチキン・ティッカ・マサラ・ピザをサーブしてくれた男性の話は、どうやら本当かもしれない。 筆者が体験済みなので信じていただきたいのだが、信じられないくらい二日酔いに効く、イタリアンとインディアンのフュージョン・メニューを開発し、毎朝、調理しているのは、デリバリーのシン
カレー大国であるインドで、インド人向けに日本式カレーを出す店が23日、首都ニューデリーで本格オープンした。経済成長で日本食を好むインド人が増えていることに商機を見いだした。同国の最大宗教ヒンドゥー教で牛が神聖視されるため、ビーフカレーはないという。 この日、日本式カレーを初めて食べたというディシェカさん(32)は「日本食が好き。このカレーはスパイスが少なくてマイルド」と話した。 出店したのは、日本人駐在員向けに居酒屋などを経営しているKUURAKU GROUP(クウラクグループ、本社・千葉市)の「TOKYO TABLE」。空港に近い商業施設のフードコート内で日本式カレーとラーメンを出す。 日本式カレーは、小麦粉を混ぜて煮込むのが特徴だ。インドをルーツとするが、英国を経由して変化しながら伝わったとされる。 インド人に菜食主義者(ベジタリアン)が多いことを考慮し、動物性油脂などの入ったカレール
<食専門の人気テレビ局がFacebookに投稿した「餃子の作り方」動画が、あまりにもヒドい! 案の定コメント欄は炎上しているが......> 最近、日本では「餃子ブーム」が起きていると聞く。一方、和食人気に沸くここニューヨークでは「日本の餃子」は今もスシやラーメンのような市民権を獲得しておらず、日系ラーメン店のサイドメニューか、IZAKAYA(居酒屋)にある一皿という扱いだ。ニューヨーカーにとって、餃子は小籠包を含む「ダンプリング」カテゴリーの一種であり、まだまだ中華料理なのだろう。 餃子の街・宇都宮出身の私としては寂しい限り。何とかして餃子を「和食」として認知させたいと意気込んでいたところ、先日驚くべきニュースが飛び込んできた。 朝起きてFacebookを開くと、料理番組でアメリカ人女性が「餃子の作り方」を教えている。アメリカ人も餃子を作るようになったのか、と驚いたのも束の間、観ていてギ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く