巨額の資産を持つことで知られるアメリカの電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスクCEOは、日本円で5700億円に相当するテスラ株を売却しました。 富裕層に対する増税の議論が高まる中、マスク氏は、株を売って納税すべきかどうか、ツイッターで投票を呼びかける異例の行動に出ていました。 アメリカの規制当局の資料やロイター通信などによりますと、イーロン・マスク氏は、10日までに、間接的に持っているものも含め、保有するテスラ株のうちおよそ450万株を売却しました。 売却額は合わせておよそ50億ドル、日本円で5700億円に上るということです。 アメリカで富裕層に対する増税の議論が高まる中、マスク氏は、6日、ツイッターに「私は株しか持っていないので、個人的に税金を払う唯一の方法は株を売ることだ」と投稿し、保有するテスラ株の10%を売って納税すべきか、投票を呼びかける異例の行動に出ていました。 そして、