■意外と低いリクルートの離職率 23年卒リクナビの情報によると、株式会社リクルートは2018年4月入社社員が398名、うち2021年3月31日時点で離職者は78名と、3年間の離職率は約20%でした。1年あたりに換算すると約7%です。よく知られるように、全国平均では新卒者の離職率は「3年3割」というのが10年以上続いています。また、厚生労働省「入職と離職の推移」を見ても、日本企業の離職率の平均は近年15%前後です。これと比較するとリクルートは「それほど人が辞めていない会社」と言えます。私がリクルートの人事をしていた頃も、おおよそ離職率は8%程度でしたので、現在でも状況はあまり変わっていないようです。 ■「8%」という数字の意味 当時、リクルートは離職率をきちんとモニタリングし、マネジメントしていました。「8%」をターゲットとしていた記憶があります。単純計算ですが、もし100人社員が入社して毎
![リクルートのような会社も、いつかは逆ピラミッド組織になるか〜遠心力施策を打たなければ組織は停滞する〜(曽和利光) - エキスパート - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/222912d419db71734a021efa68e514df56e76621/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Fiwiz-yn%2Frpr%2Fsowatoshimitsu%2F00286344%2Ftitle-1647157790123.jpeg%3Fexp%3D10800)