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ブックマーク / president.jp (13)

  • 差別的な「ヤフコメ」が中国で笑いものに…"頭の悪い言説"を積極的に海外へ拡散する行為の激烈な攻撃力 中国共産党に反撃する”名無し”のオタクの「大翻訳運動」

    ネット右翼を嘲笑する「おバカな日」というアカウント 「日傻事」(おバカな日)という微博(中国SNS)アカウントをご存じだろうか。これは日語ができる「愛国的」な中国人が運営しているアカウントで、フォロワー数は22万1000人。内容は中国にとって好ましくない日国内の言説(台湾との連帯の主張など)や、日のB級ニュースなどを批判的な姿勢で紹介するものだ。 この「日傻事」や、類似の「日tui一生」(フォロワー1万7000人)などのアカウントが興味深いのは、日語のツイッター、ヤフーニュースやYouTubeのコメント欄などで見られるネット右翼系の「おバカ」な投稿を積極的に翻訳し、嘲笑のネタにしていることだろう。

    差別的な「ヤフコメ」が中国で笑いものに…"頭の悪い言説"を積極的に海外へ拡散する行為の激烈な攻撃力 中国共産党に反撃する”名無し”のオタクの「大翻訳運動」
  • 緊急事態宣言下で「自粛をやめてしまった人」の頭の中で起きている"ある変化" 「確証バイアス」が耳をふさぐ

    感染拡大防止のため、政府は緊急事態宣言を出しているが、人の流れはあまり減っていない。なぜなのか。筑波大学の原田隆之教授は「その理由は政府への不信感だけではない。コロナに強い不安を感じるがゆえに、自分に都合の悪い情報を遮断してしまう人たちがいるからだ」という――。 「不要不急かどうかは人が決めることだ」 新型コロナウイルス感染症対策担当の西村大臣が、お盆休み直前の8月10日の記者会見で、「旅行・帰省を控えてほしい」「帰省をして親族で集まるとか、同窓会で同級生が集まるとか、絶対に避けていただきたい」と強い調子で述べた。 一方、同日丸川珠代五輪担当大臣は、「銀ブラ」をしていたバッハIOC会長の行動について尋ねられ、「不要不急かどうかは人が決めることだ」との見解を示した。 教科書に載せてもよいくらいの見事なダブルスタンダードである。 国民には不要不急の外出や移動の自粛を強く求め、バッハ会長の外

    緊急事態宣言下で「自粛をやめてしまった人」の頭の中で起きている"ある変化" 「確証バイアス」が耳をふさぐ
    breeziness
    breeziness 2021/08/22
    記念ブクマ
  • 「曹操は無双しません」ゲームから三国志に興味をもった人が勘違いしがちなこと 「暴れん坊将軍」は中国で嫌われる

    中国歴史はふたつの世界にわかれている。ひとつは「儒教」を踏まえた知識人の世界、もうひとつは「侠きょう」(男気、義侠心)に生きる庶民の世界だ。三国志研究の大家たいかで、今年2月に『『論語』 孔子の言葉はいかにつくられたか』(講談社選書メチエ)を刊行した中国古代史研究者の渡邉義浩氏は「三国志の魅力は、ふたつの世界が交わる希有な時代だった点にある」という。今年に入り『現代中国の秘密結社』(中公新書ラクレ)、『「低度」外国人材』(KADOKAWA)を立て続けに刊行した中国ルポライターの安田峰俊氏との対談をお届けする――。

    「曹操は無双しません」ゲームから三国志に興味をもった人が勘違いしがちなこと 「暴れん坊将軍」は中国で嫌われる
  • 「漢文は本当に役に立たないのか」三国志が教える中国エリート層との付き合い方 それは「本物の金持ち」を知らない人

    文化大革命で文化が全部なくなった」はウソである 【安田】前回は拙著『現代中国の秘密結社』にからめて、中国の庶民の人間関係のキーワード「侠きょう」(男気、義侠心)を中心にうかがいました。今回は逆にエリートのキーワードである「文ぶん」について聞かせてください。 【渡邉】中国を理解するうえで「文」の知識は欠かせません。すくなくとも、知識層を理解する場合はそうです。古典の知識がないと、ある程度以上の中国の知識人とは話にならないですから。 【安田】通俗的な中国論では「中国文化大革命で文化が全部なくなった」という意見をよく見るのですが、文革は約半世紀前の10年間の事件。もちろん被害は極めて深刻でしたが、中国の古典文化はたった10年の動乱くらいでは滅びないでしょう。 【渡邉】そうですね。うち(早稲田大学)は中国政府の偉い人が訪日の際に来校したり、中国大使が来たりすることが多い大学なのですが、こういう

    「漢文は本当に役に立たないのか」三国志が教える中国エリート層との付き合い方 それは「本物の金持ち」を知らない人
  • 「香港デモはなぜ失敗したか」その本質は"太平天国の乱"で示されている 標準語と広東語という「2つの中国」

    1850年末に蜂起して理想国家を作り上げたはずの太平天国は、その後の中国共産党政権のプロトタイプだった──。中国の権力がどうしても陥りがちな個人独裁や個人崇拝の宿痾から抜け出そうとあがくものの、結局は抜け出せなかった点でも、太平天国と中国共産党の共通点はすくなくない。 一方で、2019年に発生した香港デモと太平天国にも共通点がある。昨年12月に『太平天国 皇帝なき中国の挫折』(岩波新書)を刊行した菊池秀明氏(国際基督教大学教養学部教授)に対して、近著に『現代中国の秘密結社 マフィア、政党、カルトの興亡史』(中公新書ラクレ)がある中国ルポライターの安田峰俊氏が聞いた——。(後編/全2回) 中国歴史研究は、政治の事情にすぐ翻弄されてしまう (前編から続く) ——ところで、実は私(=安田)、かつて立命館大学文学部の東洋史専攻の卒論で太平天国を扱おうとしたことがあるんです。もっとも、中国で史料集

    「香港デモはなぜ失敗したか」その本質は"太平天国の乱"で示されている 標準語と広東語という「2つの中国」
  • 「洗脳するまで目的は伝えない」起業を夢みてセミナーに通った20代女性の悲惨な末路 待っていたのは毎月15万円の上納金

    マルチ商法などの悪徳商法の手口が巧妙になっている。ライターの雨宮純氏は「街コン起業セミナーなどあらゆるところに構成員がいる。洗脳するまで商材を見せないという点で、手口は非常に悪質だ。ある20代女性は、同じ組織の構成員と寝をともにしながら毎月15万円を上納することになった」という――。(第1回) 気づいたらそこは悪徳商法の巣窟 「最初はあのお店がそんな場所だとは、まったく知りませんでした」 繁華街にある、小ぎれいでリーズナブルなダイニングバー。カクテルは1杯300円。事の味も悪くない。何も知らなければ、単にコストパフォーマンスの良い便利な店だろう。 ところが、私が取材したAさん(20代・女性)が出入りしていた店は、経営者から従業員、常連までが悪徳商法集団の構成員という、魔窟のような場所だった。 Aさんが「彼ら」と関わるきっかけは、ありふれた路上に潜んでいた。 「すみません、このあたりで

    「洗脳するまで目的は伝えない」起業を夢みてセミナーに通った20代女性の悲惨な末路 待っていたのは毎月15万円の上納金
  • トーマス・ウー「香港の大人気スーパーに生きる日本のDNA」

    香港にシティスーパーあり。 作ったのは元香港西武の面々で、上質な生活を志向する香港人の厚い信頼を得て成功を収めているらしい――。 最初にシティスーパーの存在を知ったのは、確か経済誌の小さなコラムだった。記事を読み、なんだか無性にうれしくなったのを覚えている。 Thomas Woo/シティスーパー社長 1964年、香港生まれ。Eastern Oregon University卒業後、西武百貨店に入社、SEED館に配属。92年、国際羊毛事業局に入社。94年、香港西に入社、96年に退社。96年、シティスーパーに3画。2002年より現職。 海外に進出した流通業なら掃いて捨てるほどある。百貨店、コンビニ、レストラン、居酒屋、100円ショップ。だが、シティスーパーは香港人をターゲットに、香港で生まれた香港の企業だ。日からの「進出」ではない。海外に出店した日の百貨店の多くがそうであったように、日

    トーマス・ウー「香港の大人気スーパーに生きる日本のDNA」
  • 「200万円は返せない」世界一周クルーズ"ピースボート"の開き直り 観光庁が行政指導も、販売は継続中

    『分割でないと対応できない』の一点張り 「キャンセルを申し込んで一括で返してほしいと言っても、『今年7月から3年間の分割でないと対応できない』の一点張りです。その間に倒産したらお金は返ってこないのかと聞くと、『そうですね』とまるでひとごとのような返事でした。もうお金は戻ってこないだろうと、あきらめている状態です」 こう話すのは石川県に住む50代の女性だ。この女性は2022年12月から約3カ月間実施する世界一周クルーズへの参加を、去年夏に申し込んだ。料金は4人部屋で1人198万4000円。定価は257万円で、早割で30%引きだった。 クルーズは非政府組織(NGO)のピースボートが企画し、東京都新宿区の旅行会社ジャパングレイスが主催している。ジャパングレイスは1969年に創業し、ホームページによると2018年1月現在の従業員は120人。1995年から25年にわたってピースボートのクルーズを実施

    「200万円は返せない」世界一周クルーズ"ピースボート"の開き直り 観光庁が行政指導も、販売は継続中
  • 日大教員たちが訴える「大学本部の腐敗」 非常勤を解雇し、専任教員で穴埋め

    大学のガバナンスはどうなっているのか。問題はアメフト部の危険タックルだけではない。日大は今年3月、英語の非常勤講師15人を解雇。プレジデントオンラインではその1人の声を報じたが、日大の態度は変わらず、講師8人は6月22日、日大に地位確認を求める訴えを東京地方裁判所に起こした。提訴を避けるため、講師たちは日大と団体交渉を重ねてきたが、大学部のトップである田中英壽・理事長と人事の責任者だった内田正人・元アメフト部監督の2人は、一度も姿をみせなかったという。これでいいのか――。 非常勤講師8人が日大を提訴 6月22日午後2時過ぎ、日大学を解雇された非常勤講師と弁護団が東京地方裁判所を訪れた。持ってきたのは書き上げられたばかりの訴状だった。 前夜、首都圏大学非常勤講師組合と日大との間で3カ月ぶりの団体交渉が行われた。しかし、違法な解雇だと訴える講師らの主張を、大学側はまったく聞き入れなかっ

    日大教員たちが訴える「大学本部の腐敗」 非常勤を解雇し、専任教員で穴埋め
  • 絶対に笑ってはいけない平昌オリンピック 「実に馬鹿らしい」政治の祭典

    平昌オリンピックが閉幕し、同パラリンピックが続く。韓国北朝鮮は女子アイスホッケーについて「メダル圏内にいない」などとし、選手の意向と関係なく合同チームを結成した。北朝鮮は金正恩氏の妹・金与正氏を韓国に送り込み、「国賓化」にも成功している。文筆家・古谷経衡氏は「平昌五輪は国際社会にとって笑えない展開になった」と分析する――。 「実に馬鹿らしい」政治の祭典となった五輪 驚くほどこの五輪は国内的にも国外的にも「政治五輪」になってしまった。「平和の祭典」ならぬ「政治の祭典」とはまさにこのことだ。国内的には、平昌五輪開会式への安倍晋三総理訪韓がまず第一の政治論争になった。韓国が文在寅政権に交代し、事実上慰安婦合意を骨抜きにしたことで、日国内の左右が総理の訪韓を巡って対立した。 右派は「訪韓反対」、左派は「訪韓支持」で分裂した。国内メディアが「安倍総理が訪韓しない方針」と報道したときは右派が驚喜し

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  • 吉田沙保里「相手のケガ」を攻めるのは卑怯なのか? | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)

    今回は、勝負に対する私の考え方をまとめてみました。 勝負に優しさは邪魔 戦い方にはその人の性格が如実に出ます。 普段おっとりしている選手は、スピードや瞬発力が欠けた戦い方になるので、試合でもなかなか勝てません。 練習で相手が壁にぶつかるのを気づかって、つい力を抜いてしまう心優しい選手は、試合でもせっかく攻めているのに詰めが甘くて簡単にバックに回られ、ポイントを奪われます。 だから、そういう性格だとなかなか強くなれないのです。 じゃあ、強い選手に共通の性格は何かというと、これは例外なく負けず嫌い。 たとえば、女子69キロ級リオデジャネイロ・オリンピック代表の土性沙羅選手。彼女は道場でスパーリングするときも、実戦さながらの気合で向かっていくので、相手を壁に叩きつけるなんて日常茶飯事。たとえそれが先輩であっても、まったく遠慮しません。 それぐらい強い気持ちの持ち主じゃないと強くなれないし、世界で

    吉田沙保里「相手のケガ」を攻めるのは卑怯なのか? | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)
  • なぜ掃除機で店内掃除をすると利益が上がらないか

    努力させない、仕組みを変える わずか100円でワインが飲める低価格ファミレス・サイゼリヤが絶好調だ。首都圏を中心として次々と新店を出し、いまや店舗数は800店を超えた。10年8月期の連結最終損益では74億円の黒字を達成し、8年ぶりに過去最高益を更新する見込みだという。 ファミレス業界全体が不振にあえぐなか、一人勝ちを続けているサイゼリヤ。その理由は、徹底的に「生産性の向上」を追求したコスト競争力にある。 その鍵を握っているのが、09年10月に発足した同社のエンジニアリング部だ。現社長の堀埜一成氏によって立ち上げられたこの部署は、全チェーン店舗のあらゆる業務の改善に取り組んでいる。 「チェーン店が作業改善を目指すうえで、見つめるべきはハードの仕組みなんです。ソフト(人材)の熟練を期待して、努力や根性でカバーするには限界がある。でも作業を根から見直して発想を転換できれば、50%、80%という

    なぜ掃除機で店内掃除をすると利益が上がらないか
  • 前代未聞の雪害 JR大月駅の120時間【1】 列車内で最長4泊した乗客もいた

    2014年2月14日から山梨県は記録的な大雪に見舞われた。まさか5日間も帰れないとは――。だが大月駅の松永駅長は5日間、乗客と部下のため駅に立ち続けた。勤続38年目。未経験の大雪にも、たじろがない。「鉄道人」の仕事ぶりが、周囲の心を打った──。 ※稿は、雑誌「プレジデント」(2014年3月31日号)の記事を再編集したものです。肩書きなどは掲載当時のままです。 天気予報は大外れ、取り残された乗客 千切られた大学ノートにマジックで書かれた大きな文字が躍る。 <除雪 ありがとうございます!!> 「私たちの宝物です」とJR中央線大月駅の駅長・松永弘司はその紙を手に取って続けた。「駅員が雪かきをしている最中に列車のなかの女性が、我々に見えるよう窓に掲げてくれていました。みな感激していました。お客さまのご理解、そして行政や地元の方々の協力があったからこそ、我々は、あの120時間を乗り越えることがで

    前代未聞の雪害 JR大月駅の120時間【1】 列車内で最長4泊した乗客もいた
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