ニューギニア砲兵隊戦記―東部ニューギニア歓喜嶺の死闘 「歩兵から見た戦争」「水兵から見た戦争」「パイロットから見た戦争」はフィクション・ノンフィクション共に溢れてるけど、近代戦における「砲兵から見た戦争」がいったいどんな風景になるのかちょっと知りたい http://twitter.com/a_park/status/1516354278 今年の4月、Twitterで俺がふと漏らしたこの呟きに対して「砲兵から見た戦争」の好例として教えてもらった本書。 読んでみれば「砲兵の目から見た戦争」、すなわち最前線の砲兵の日常風景を知れただけではなく、「優秀な指揮官が持ち前の頭脳でもって逆境を乗り切る話」としても非常に面白い本でした。 自らが率いる砲兵中隊の編制とその運営に始まり、南方への移動の船上から現地についてまで様々な創意工夫を繰り出して問題を解決していくさまは読んでいて痛快な限り。 自伝に近い事
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