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ブックマーク / macgyer.hatenablog.com (3)

  • このゾンビ映画を作ったのは誰だ!:『ワールド・ウォーZ』と『ウォーム・ボディーズ』 - 冒険野郎マクガイヤー

    雄山「中川、今日の映画はなんだ?」 中川「『ワールド・ウォーZ』にござります」 雄山「ほう。有名なゾンビ小説映画化だな。モキュメンタリーならぬ架空のオーラル・ヒストリー形式で、ゾンビ発生による世界的危機“世界ゾンビ大戦”を乗り越えた時点から語るという、なかなかに考え抜かれた小説だったな。映画も楽しみだ」 WORLD WAR Z 上 (文春文庫) マックス ブルックス Max Brooks 中川「この中川、雄山さまの好みは熟知しておりますゆえ」 雄山「ハハハ、こやつめ。それでは、観てみるとするか」 二時間後 雄山「……このゾンビ映画を作ったのは誰だあっ!」 中川「先生、どうか落ち着いてください」 雄山「だから私はこんな下衆なシネコン映画を観るのは嫌なんだ! 人に金と時間を払わせておいて、こんなものを観せるとは!!」 雄山「ええい、我慢ならん。監督を呼べ!」 マーク・フォースター「わ……私で

    このゾンビ映画を作ったのは誰だ!:『ワールド・ウォーZ』と『ウォーム・ボディーズ』 - 冒険野郎マクガイヤー
  • ウルトラマンじゃなくておれが泣く:『ウルトラマンが泣いている』 - 冒険野郎マクガイヤー

    あちこちで話題の新書『ウルトラマンが泣いている』を読んだのだが、暴露というよりも「嗚呼、やっぱり」感が濃厚に漂うだった。 ウルトラマンが泣いている――円谷プロの失敗 (講談社現代新書) 円谷 英明 著者の円谷英明は初代社長 円谷英二の孫であり、二代目社長 円谷一の息子にあたる。シャイダーを演じた円谷浩の兄にあたる。 書では前書きと目次の後、円谷一族三代の家計図がわざわざ示される。何故か。書で記されるのは、祖父 英二と父 一の業績への賛辞、そして叔父であり三代目社長を務めた円谷皐の放漫&ワンマン経営への呪詛、その後社長を継いだ兄 昌弘と著者がどれだけ奮闘しても経営を立て直せなかった苦悩、そして社内クーデターと外部資による会社乗っ取り……等々である。更にその結末は、書の帯に書かれた一文通りだ。 つまり書で描かれるのは、円谷ファミリーによる勝者無き覇権争いなのだ。 著者の叔父 皐に

    ウルトラマンじゃなくておれが泣く:『ウルトラマンが泣いている』 - 冒険野郎マクガイヤー
  • ニチアサの青空が目に沁みる:『ゴーカイジャー』第28話 「翼は永遠に」 - 冒険野郎マクガイヤー

    なんか特撮の話が続いているけど、書かざるを得ない。今日の『ジェットマン』じゃなかった『ゴーカイジャー』は泣けたなぁ。以前紹介した『父と暮せば』もそうだったのだけれども、こういうジェントリィ・ゴーストものに自分は滅法弱い。まったく、青空じゃなかった台風の雨が目に沁みやがるぜ…… 鳥人戦隊ジェットマン VOL.5 [DVD] 八手三郎 『ジェットマン』が放映されていた頃、自分は高校生だった。そろそろ戦隊モノを観ていたら馬鹿にされる年齢だ。いや、そろそろじゃないな、大分か。 でも、男子校なのでオタっぽい奴が多かったことと、当時読んでいたB-CLUBが雨宮慶太を大プッシュしていたので、周囲の雑音など気にせず楽しく観ていたことを覚えている。 なによりも、『ジェットマン』は面白かった。戦隊モノには色々な「お約束」があって、律儀にそれを守ったりあえて守らなかったりすることから時に伝統芸能に喩えられるのだ

    ニチアサの青空が目に沁みる:『ゴーカイジャー』第28話 「翼は永遠に」 - 冒険野郎マクガイヤー
    brendon
    brendon 2011/09/06
    よい回でした。最後ベンチで終わるのはジェットマンの最終回と重ねてるのかな。
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