2023年8月16日、日本ではガソリンの値上げや補助金についてTVで報道されている頃、中国では世界最大のEVバッテリーメーカーCATLがEVユーザーの期待に応える「神行超充電池」を発表しました。早速動画配信された内容について英語字幕を翻訳しつつ解説します。 ※記事中画像はライブ配信動画から引用。 ユーザーのニーズの変化を正確に察知 視聴したのは、Facebookでライブ配信された発表動画です。冒頭にチーフサイエンティストのWu Kai(呉凱)氏がステージに現れ、EVバッテリーのテクノロジーが人々や社会に与える影響について語ります。テクノロジーとは社会を前進させるための手段であり、そのためには常に革新を起こし続けなくてはならない(0から1を作る)。そしてテクノロジーは広く大衆に行き渡らなくてはならない(1から10にする)。発表会では繰り返しこのテーマが強調されます。 エベレット・ロジャースの
中国車載電池大手「寧徳時代(CATL)」は1月11日、2023年1〜3月期に同社の第3世代CTP(Cell to Pack)技術を採用した電池パック「麒麟電池(Kirin battery)」を量産し、中国自動車大手の吉利汽車(Geely Automobile)傘下の高級電気自動車(EV)ブランド「極氪(ZEEKR)」に提供すると発表した。麒麟電池は、ZEEKRの多目的車(MPV)「ZEEKR 009」と、クーペタイプの「ZEEKR 001」の23年モデルに搭載される見通し。 麒麟電池は22年6月に発表された。体積利用効率は72%、最大航続距離は1000キロメートルに達する。発表されているデータによると、性能は米テスラの電池パック「4680」を上回る。同じサイズで比較した場合、出力は4680よりも13%高い。 韓国の調査会社SNEリサーチのデータによると、CATLの2022年1~11月の車載
【新華社北京12月1日】中国車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)傘下の寧徳時代研究院の黄起森(こう・きしん)副院長は11月29日、オンライン形式で開かれた「ナトリウムイオン電池の産業チェーンと規格」をテーマとしたフォーラムで、同社が開発したリチウムイオン電池とナトリウムイオン電池のセルを一つのパックに統合する技術について、2種類の電池の相互補完を実現し、ナトリウムイオン電池の応用範囲を航続距離500キロの乗用車にまで拡大させる可能性があると述べた。 黄氏は、ナトリウムイオン電池が現在、航続距離400キロ以下の乗用車の需要を満たすことができるとし、同技術は電池のエネルギー密度をさらに高め、市場の65%の乗用車に対応でき、将来性は非常に大きいとの認識を示した。同技術は同社のナトリウムイオン電池製品の産業化に条件をつくったとも語った。 CATLは2021年に第1世代ナトリウムイオン電池製
【10月21日 Xinhua News】中国車載電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)は18日、米発電大手プリマージ・ソーラー(Primergy Solar)が建設に参加する太陽光発電・蓄電プロジェクト「ジェミニ(Gemini)」の独占電池プロバイダーになったと明らかにした。 ネバダ州ラスベガス近郊に位置する同プロジェクトは総投資額が12億ドル(1ドル=約150円)、定格出力690MWAC/966MWDCのソーラーパネルと1・416GWhの蓄電システムが設置される。完成後は米国最大の太陽エネルギー貯蔵システムの一つとなる。プリマージは同プロジェクトに向けてDCカップリングシステムを開発し、太陽電池モジュールとCATLの蓄電システムの革新的組み合わせにより、効率の最大化を実現する。 CATLは同プロジェクトに長寿命、高集積度、高安全性を持つ屋外液体冷却蓄電システム「EnerOne」を提供す
TDKは31日、二次電池事業を手掛ける同社子会社と、中国の電気自動車(EV)向け二次電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)との間の合弁会社の設立を巡り、各国で独占禁止法上の審査承認を獲得したことを明らかにした。 TDKの山西哲司専務執行役員は同日の決算発表会見で、先週末までに「独禁法のクリアランス」が得られたとし、「今後ビジネスプランを具体化しながら」最終的な契約を締結したいと述べた。 TDKは昨年4月、CATLとの間で双方の特許権を相互に利用するクロスライセンスや合弁会社の設立を含む業務提携で合意したと発表。 TDKと中国のCATLが合弁会社を設立へ、二次電池事業を強化 TDKはスマートフォンやタブレット端末向けなどの小型二次電池事業に取り組んでいたが、今後は世界で家庭用蓄電システムや電動二輪車のほか、産業用に中型二次電池の事業を強化する必要があるとして、CATLとの合弁会社設立を目指
電気自動車(EV)メーカーの米テスラは20日、車載用電池について、同社がリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池に世界的に移行する計画だと指摘した。 同社は7-9月(第3四半期)決算の発表文で、LFP電池への切り替えは航続距離が標準的なモデルが対象になると説明した。 大半の自動車メーカーは現在、ニッケルやコバルトが含まれる電池を採用しているが、原料価格は上昇基調にあり需給が逼迫(ひっぱく)している。テスラは中国の寧徳時代新能源科技(CATL)から供給されるLFP電池を同国で使用している。 電池を巡るテスラの動向には業界の多くの企業が追随するとみられる。 原題: Tesla Plans Shift to Lithium Iron-Phosphate Batteries Globally(抜粋)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く