総務省は15日、2.5GHz帯の無線を利用した「広帯域移動無線アクセスシステム(BWA)」に関する免許方針を発表した。移動体通信向けの割当は最大2社までで、新規参入事業者に割り当てる方針が示された。 ■ 移動通信は新規参入の最大2社に割当。既存の第3世代事業者は対象外 2.5GHzの周波数割当では、2,545~2,575MHzと2,595~2,625MHzの各30MHz、2帯域を全国展開する移動体通信事業者に割当。また、中間にある2,575~2,595MHzのうち、10MHzのガードバンドを除いた残り10MHzを固定的利用を目的とした地域バンドとして割り当てる考えだという。 移動体通信向けに割り当てられる2帯域は、新たな無線サービスの展開と市場活性化を図るため、既存の第3世代移動通信事業者やグループ会社以外の企業に割当を行なうとしている。ただし、既存事業者およびグループ会社でも3分の1以下