宗教法人・幸福の科学(大川隆法総裁)による政治団体「幸福実現党」が25日設立され、次期衆院選に候補者を擁立する方針を発表した。 党首には幸福の科学の元常務執行理事の饗庭直道(あえば・じきどう)氏が、党首代行には大川隆法氏夫人の大川きょう子氏が就いた。憲法9条改正など、隆法氏の理念に基づく政策実現を目指すとしており、隆法氏自身は立候補しないという。 この日の記者会見では、300の小選挙区、11の比例区のすべてに擁立する意向を表明。候補者や選挙区については調整中といい、一般公募も呼びかけていくとした。 幸福の科学によると、国内の会員数は公表していない。