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2008年4月に死んだジャイアントパンダのリンリン=06年4月撮影、上野動物園提供1972年11月5日、中国から来たパンダのカンカンとランランの初公開では、長蛇の列ができた=上野動物園 ジャイアントパンダが来年、東京都立上野動物園(台東区)にやってくる。中国からつがい1組を借りる契約が整った。都は2年前のリンリンの死後、復活を模索してきたが、ネックは費用の高さ。今回、交渉で値切ったが、それでも年95万ドル(約8500万円)だ。都側は大幅な入園者増で「元はとれる」と見ているが、入園者数の長期低落傾向を逆転させられるかどうかは未知数だ。 ◇ 「非常に強い要望があちこちからあった。子どもたちの人気が集中するようですから、それを備えることもやぶさかではない」 石原慎太郎都知事は2月の記者会見でこう述べ、「パンダ復活」を公表した。2008年4月のリンリンの死後すぐは、中国側に
大阪市は、同和施策の対象地域に住む高校・大学進学者に2004年度まで貸し付けた奨学金のうち、地域改善対策財政特別措置法(地対財特法)が失効した後の02年度以降の分の3億4千万円について、学生側に返還を求める方針を固めた。01年度以前に貸し付けた10億3千万円は債権放棄する。市は1987年に、奨学金を返還しなくていい給付から貸与に切り替えた後、制度の変更を説明せず、事実上の給付状態が続いていた。 奨学金制度は同和施策の一環で、年額(04年度)は公立高27万6千円、国公立大57万6千円、私立大98万4千円。卒業後の20年間で返還する。02年3月に根拠法の地対財特法が失効した後も、経過措置として04年度まで貸し付けを継続した。02年度以降は給付でなく貸与と説明する一方、返還の免除要件として「幅広く社会に貢献」を挙げて卒業時に免除申請書を受理し、事実上返還を免除してきた。 市は、2月の有識者の
【バンクーバー=山口博康】メダルラッシュが続く日本勢の活躍に、日本障害者スポーツ協会が「うれしい悲鳴」を上げている。 日本勢はすでに、金2個を含む9個のメダル獲得が決まっており、報奨金は少なくとも総額1570万円が必要。これに対し、大会開幕までに集まったのは約300万円で、同協会では募金集めに奔走している。報奨金は、金は100万円、銀70万円、銅50万円をそれぞれ支給している。 今大会の日本勢は、スキー競技のほか、選手15人を抱えるアイススレッジホッケーの「銀」以上が確定。「金」が決まれば、総額は2000万円を超す。 募金は同協会ホームページ(http://jsad.or.jp)で受け付けている。 パラリンピック 夏のロンドンにつなげたい…パラリンピック解団式 (3月23日 12:51) 【バンクーバー=山口博康】バンクーバー冬季パラリンピックでメダルを獲得した日本選手が22日(日本時間2
がん化の危険のない安全な方法で作ったiPS細胞(新型万能細胞)から生まれたマウスを1年以上飼育すると、寿命より早く死ぬものが増えることが京都大学の山中伸弥教授らの研究でわかった。 死亡率が高くなる理由は不明で、山中教授は「現時点ではiPS細胞の臨床応用には慎重な検討が必要」としている。19日広島市で開かれた日本再生医療学会で発表した。 iPS細胞は、皮膚細胞にレトロウイルスで3〜4種類の遺伝子を導入して作る方法が一般的。ただ、染色体が傷つくなどして、がん化しやすいのが欠点だった。山中教授らは、染色体に入らずに働くリング状遺伝子(プラスミド)に着目。これに4遺伝子を載せ、細胞に入れてマウスiPS細胞を作製。導入遺伝子が消え、安全だと考えられていた。 ところが、このiPS細胞から生まれたマウスを飼育すると、70週目までに約30%が死んだ。通常のマウスの死亡率は20%程度で、明らかに寿命は短くな
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)が、同市の県立鶴翔高の生徒指導に異議を唱え、あべ松(まつ)和成校長に「(指導を)変更しないならブログやメディアに出す」と迫っていたことがわかった。(「あべ松」の「あべ」は木へんに青) 校長によると、同校は今年2月、校内のトイレでたばこを吸うなどしていた複数の生徒のうち、喫煙を認めた生徒を処分した。運動部所属の男子生徒は「自分は吸ってない」と主張したが、「周囲の喫煙を黙認した」として、今月下旬から始まる大会への出場禁止を命じた。 今月18日になって、同校に竹原市長名で「鶴翔高校校長の問題について(お願い)」とする県知事あての文書がファクスで届いた。校長が電話で市教委に説明を求めると、竹原市長が代わり、喫煙を否定した生徒を出場禁止にすることはおかしいと主張。「出場禁止を変更するのか、しないのか」と話し、応じなければ自分のブログへの掲載やメディアへの情報提供
ニジマスの卵の元になる卵巣の細胞(卵原細胞)から精子を作り、受精させて稚魚を誕生させることに東京海洋大学の吉崎悟朗准教授のチームが成功した。 絶滅の恐れがある魚の保全に役立つと期待される。英の発生学専門誌に発表した。 吉崎准教授らは、メスのニジマスから卵原細胞を取り出して、孵化(ふか)したばかりの稚魚の腹に移植。卵原細胞は、将来卵巣や精巣になる生殖腺に移動し、成長した稚魚は、オスの場合はこの卵原細胞由来の精子を作った。この精子をメスに移植して作った卵と受精させて、稚魚を誕生させることもできた。 研究チームはこれまで、精子の元になる細胞から同様の手法で精子と卵を作ることや、ニジマスの細胞をヤマメに移植する「借り腹」で精子と卵を作り、ニジマスを誕生させることに成功している。 吉崎准教授は「借り腹の技術と組み合わせれば、メスかオスからだけでも子孫を残せる」と話している。
みんなの党が夏の参院選に向け、公認候補の擁立作業を順調に進めている。 すでに9人を決定しており、報道各社の世論調査などで得ている高い支持を追い風に、最終的には20人以上の擁立を目指す方針だ。 「民主党への期待はずれ感と自民党の『学級崩壊』が続いて、みんなの党への期待が高まっている。良い候補者をできるだけたくさん擁立したい」 みんなの党の渡辺代表は19日の記者会見で、参院選の公認候補を積極的に擁立する方針を改めて示した。 同党はすでに、福島、茨城、神奈川、愛知の4選挙区で公認候補を決定し、比例選でも5人を公認している。このうち、改選定数3の神奈川選挙区では、昨年の横浜市長選で惜敗した中西健治氏を公認した。 市長選で約87万票を獲得した実績をもとに、「当然、取りに行く」(江田幹事長)と意気軒高だ。このほか、改選定数3以上の東京、千葉、埼玉、大阪に加え、北海道、宮城、京都、兵庫などの2人区でも擁
Jリーグが開幕した。 今季はW杯イヤーということもあって、代表候補組は好プレーを見せて代表入りを確実にしようと張り切っている。開幕戦では代表候補のFW陣、玉田圭司(名古屋)、平山相太(FC東京)、興梠慎三(鹿島)、佐藤寿人(広島)の4人がゴールを決め、得点力をアピールした。代表に近いMF、DFの選手たちも例年以上に闘志を燃やしてプレーしているはずだ。 他の大きな話題といえば、ヨーロッパでプレーしていた大物選手のJリーグ復帰だろう。中村俊輔が古巣・横浜Fマリノスに戻り、小野伸二が清水、稲本潤一が川崎に入った。 開幕戦に出場したのは小野と稲本だが、ともに90分プレー。ゴールこそなかったものの実力者らしい存在感を示した。輝かしい実績を持ち、かつ華がある彼らのプレーが国内で見られるのは今季Jリーグの大きなセールスポイントだ。 だが、リーグ全体で見ると盛り上がりに欠ける開幕だったといわざるを得ない。
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