羽田空港で発着し、天皇陛下や首相が外国訪問の際に使う政府専用機。全日空のジャンボ機(米ボーイング747―400)が今月末で退役すると、旅客用としては日本に残る最後の機体となる。その専用機も燃料効率がよくないといった理由で、政府は今夏にも後継機を選ぶ。世界の航空機メーカーの両雄であるボーイングと欧州のエアバスが受注に向け、しのぎを削っている。 23日の羽田空港。第2旅客ターミナルの展望デッキは、普段の休日以上に一眼レフカメラを持った航空ファンであふれた。お目当てはオランダに向けて出発する安倍晋三首相が乗る政府専用機。そして月末には国内の旅客機としては姿を消す全日空のジャンボ機だ。 横浜市の公務員、山口宏さん(55)は高校生の次男雄也さん(16)とともにジャンボ機の大ファン。航空無線を聞きながら、各地の空港で最後の姿をカメラにおさめる。「とうとうジャンボ機は専用機だけになるんですね」。厳重な警
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く