2020年度の日本の食料自給率は、コメの需要が減少し、小麦の生産量が落ち込んだことなどから過去最低となりました。 食料自給率とは、国内で消費された食料がどのくらい国産でまかなえたのかを示す指標です。 農林水産省は、昨年度の食料自給率は前年度から1ポイント低下し、カロリーベースで37%になったと発表しました。これは、1993年度と2018年度に並ぶ過去最低の水準です。国内の小麦の生産量が減ったことや、国産の割合が高いコメの消費が減っていることなどが要因です。 今回の結果は、政府が掲げる「2025年度に食料自給率を45%」にする目標を大きく下回っていて、農水省は「新型コロナウイルスの影響で輸入が減少した分を国産のもので対応できるようにしていきたい」としています。
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