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ブックマーク / repon.hatenablog.jp (8)

  • 下っ端に読書なんて要らない - reponの忘備録

    「晴耕雨読」というが、逆に忙しい時に真っ先に切り捨てられるのは読書だったりテレビだったりする。 トレーニング全般も。無駄無駄無駄。 遊びも切り捨てられる。無駄だー。 次に睡眠時間が削られる。やる気見せろと。言い訳は睡眠削ってから言え、と。 結果出せ、と。 だが、睡眠時間を削ったら、体調おかしくなるのは当然。 トレーニングしなければ、どんどん体力は落ちるし筋肉も硬くなる。 この二つは、だから「やらないとダメ」、と直感的にわかる。 しかし、読書や遊びは、むしろトレーニング的な位置づけにしないと、「インセンティブ」が湧かない。 誰も後押ししない。 読書も遊びも、時間と場所とある程度の支出が必要なので、「じゃ、やめとくか」となる。 やめといたほうが、賢い選択に思えるし、ともかく、じっとしているのはわかりやすい解決策だ。 大人になると、テレビ読書も大差ない。 パチンコも同じ平面にある。 テレビと読

    下っ端に読書なんて要らない - reponの忘備録
    bulldra
    bulldra 2013/08/15
    下っ端が下っ端のままでいるなら、下っ端として身につけた「心の声」を駆動装置とし続ければよい。そうでないなら「外部の声」が必要となる。
  • 「空論」と「なまぐさい話」 - reponの忘備録

    僕らは、どこかで社会的な役割を果たした夕べに、仮面(ペルソナ)を付けて、茶室やラウンジやバールで言葉を交わします。 戦国武将が、茶室の中だけは敵同士であっても争いから離れ、一個人として向かい合うように。 茶室の外では殺しあうわけです。 ぼくらが議論する「対象(オブジェクト)」は、実際には、会社員や学生、兵士や商店主、親や子、という現存の社会での役割を、 「自分の生まれた国の慣習と法を、その権威に疑問を抱くこと無く受け入れ、従う」 (デカルト「方法序説」) つまり「臣民(サブジェクト)」としての役割を果たすことが前提、となります。 「サブジェクト」という言葉は、「臣民」とも「主体」とも訳せ、同時に二つの意味を持っています。 ぼくらは、夕べに語らう時、「主体(サブジェクト)」としては無名の存在として、「対象(オブジェクト)」について語るのですが、「対象(オブジェクト)」の実体は、僕らが社会的役

    「空論」と「なまぐさい話」 - reponの忘備録
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    bulldra 2013/04/07
  • 「孫の代までの仕事」が10年で消えたケース - reponの忘備録

    「グローバル化」はジャーゴンではなく、具体的な物質的根拠と客観的なシステムを持っています。 そのひとつが、「コンテナ」です。 以下、「コンテナ」にまつわる、今もなお色褪せない話をします。 「沖仲仕」という仕事があります*1。 この言葉自体は「差別用語」だということで、もっぱら「港湾労働者」といいますが。 要は、港で、輸送船の荷物の積み替えをする、「荷揚げ労働者」の人達のことです。 1950年代当初、沖仲仕に従事する力自慢の男たちは、ニューヨークで5万1千人以上、ロンドンでも5万人以上いたらしいです。 こういうイメージ 波止場 コレクターズ・エディション [DVD] マーロン・ブランドAmazon日活100周年邦画クラシック GREAT20 赤い波止場 HDリマスター版 [DVD] 石原裕次郎Amazon犯罪も絶えない。 ところが、1976年には、港湾労働者の数は7割減、その仕事の内容もすっ

    「孫の代までの仕事」が10年で消えたケース - reponの忘備録
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    bulldra 2012/10/30
  • オタクと大人 - reponの忘備録

    Life感想戦「アンチエイジング社会のゆくえ」 | 海沢めろん.com とはいえ、やっぱ30超えたら大人なんだよな……というのがぼくの中ではシンプルな事実です。精神とか趣味とか社会的地位とか関係ない。だから大人がいなくなったとかいう話は、あんまりピンと来ない(大人になろうとしてる人の大人像を聞くと、たまにニーチェの超人くらい大人をなんかすごいものだと思いすぎてることがあって恐ろしい……)。 番組内外伝でも言ったけど、岡田斗司夫が90年代に言ってた「ぼくらオタクは子供なんじゃない。新しい形の大人なんだ」というのが、もはや当然のようになっているこの時代。ぼく個人としては、大人かどうか問われれば、社会的にはそうなんじゃないすかねと答えるしかない。 やはり作家の感性というものはすごいと思った。 はてな村のひとたちは、この言葉が突き刺さる人は多いんじゃないか。 「『非モテ』論争」は、形を変えた、「

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    bulldra 2012/10/10
  • 「ゼクシィ商法」における疑問3つ - reponの忘備録

    こちらの記事を書いた時に疑問に思ったことを書き留めてみた。 「障壁破壊」は消費者の生活をより良くするのか? 「障壁破壊」が、「消費者の利益を守る」とは、言えない。 あなたが「安く」物を買えたぶん、あなたの収入は減るからだ。 安売り合戦とは人件費の抑制であり、人件費とは「消費者の収入が減る」ということで、賃金と価格がともに下がる「デフレ」状態をつくりだす(デフレは消費者の欲望が生み出している、説)。 たとえば、賃貸不動産業界。 個人的には、価格下がるの結構。 多くの人は、収入の1/4以上も家賃に払っていることで生活が逼迫している。 しかし、そのことで、やはり「デフレ」は起きるだろう。 そして、家賃収入の下落は、それに頼っているひとたちの生活を逼迫させるだろう。 かれらもまた、ひとりの消費者だ。 ネットワークが効率的になると、結果として「一人勝ち」するように構成される。 「デフレ」の中、「プラ

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    bulldra 2012/08/31
  • 「ゼクシィ」商法に見る「障壁破壊商法」 - reponの忘備録

    この記事 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120827-00000002-toyo-bus_all が大変面白かった。 記事の要点 (文のまとめは長くなったので一番最後に移しました) ゼクシィの20年は、ローカル産業だった「ブライダル産業」の、情報の障壁(価格、プラン)という抵抗を突き破った歴史。 ホテル業界は危機感をいだいて相当抵抗しただろうが、それに対してリクルートは各個撃破を仕掛け、結果、業界全体を「ゼクシィ」というプラットフォームに載せることに成功した。 「相場」は、「ゼクシィ」の中で生まれ、「ゼクシィ」で確認するほかなくなった。 「ゼクシィ」ビジネスの一般化 このリクルートの方法は、以下のように一般化出来る。 「成長産業であるのに、情報障壁により、結果としてローカルビジネスが栄えている分野で、障壁を破壊し情報を流通させること

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    bulldra 2012/08/30
  • 「ポジティヴ教」とか「自己責任教」に回収されない物言いはどうすればいいんだろう? - reponの忘備録

    ☆ 文末に追記があります ☆ 励ましが自己責任論に似てくる理由 - モジモジ君のブログ。みたいな。さん 前半部分の僕の発言に対する解釈はその通りで、僕は「断言」することで、その後の行動をうながし、それによって生み出される新しい「場所」、今はまだ生成していない「場所」を指し示しているつもりでした。 まだ見ぬ「場所」に手を伸ばすこと 僕の「断言」を、「じゃあ、今ここでその場所を指し示してみろよ」と言われると、指し示しようがないですね。 だって、今現在その場所は無いから。 「無い」というのは、その人にとってその場所がないから。 無いと言うことだけは、はっきりしている。 「根拠」があるとすれば、それは「無い」と言うことだけでしょうね。 でも、未来は過去の反復ではなく、常に生成されていくものですから、過去に未来は縛られるものではないと思います。 もう少し話を聞いて、「じゃあ、ここと、ここと、この組織

    「ポジティヴ教」とか「自己責任教」に回収されない物言いはどうすればいいんだろう? - reponの忘備録
    bulldra
    bulldra 2008/05/31
  • 2008-04-24

    http://www.asahi.com/business/update/0423/OSK200804230044.html なんすかこれは? まずもって労基法違反も良いところなんですけれど……*1 でも、この記事が記事として成り立つのは、「残業が利益をもたらす」というトンデモ主義が、なんとなく受け入れられているからだと思うんですよね。 *1:Twitterでつぶやいたら、tomozoさんに「労基署が摘発しやすくするのが狙いよ」と指摘された。なるほど、やるね朝日新聞。 続きを読む メンヘルCatch-22――光市母子殺害事件、不当判決についての雑感 - (元)登校拒否系さんに気づかされたので、書きます。 僕の主張は簡単で、 「メンヘルだから犯罪を犯すわけではない。勘違いするな。『原因探し』という癒しに逃げるな」 ということです。 続きを読む

    2008-04-24
    bulldra
    bulldra 2008/04/24
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