京都大などの入試問題が試験時間中にインターネットの質問サイト「ヤフー知恵袋」に投稿された問題で、入試問題の回答を投稿したとみられるユーザーから「カンニングの共犯に問われ、取り調べを受けるのか」といった困惑が同じサイトに投稿されていたことが2日、分かった。ネットの交流サイト「ミクシィ」では、入試問題の投稿者と同じ「aicezuki」のハンドルネームで「犯人」と名乗る書き込みが相次いだことが判明。ミクシィでの投稿はいずれもいたずらとみられるが、ネット上でも“波紋”は広がり続けている。 「ヤフー知恵袋」に「aicezuki」を名乗るユーザーが入試問題を投稿したのは、京大、同志社大、早稲田大、立教大の4大学で12問。これに対し各大学の試験時間中に回答したのは10ユーザー以上で、「解答だけではなく途中計算も」とする要求に応じ、数学の解法を約800字にまとめて丁寧に書き込んだ回答もあった。 問題発覚後