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ブックマーク / rev-9.hatenadiary.org (8)

  • 2010-08-09

    今巻も、なんというか変な言い方だけど、実に楽しく面白く良い具合に「嫌な話」だねぇ。テュカの壊れ方にノリコさんとその家族に伊丹の過去。そしてもちろんバトルは燃えるし設定はいろいろ凝ってて楽しいし陰謀もゲートのあっちでもこっちでもてんこ盛り。文庫に小分けしたりせずに分厚くみっしり字の詰まった構成にしてるのは正解だな。これを細切れに隔月刊で読まされたりしたら禁断症状がたまらんだろう。日頃ラノベばっかりなせいか、いろんなレイヤーの話がそれぞれにたっぷり書き込まれて同時並行で絡み合いながら進むお話し作りが実に楽しい。 なおかつ「良い話」で、伊丹がどんどん格好いい主人公に見えてくるあたりが上手いよな。外形的には龍殺しの英雄で亜神の使徒にしてお貴族様で奴隷持ちだし。次巻最終刊ではそろそろ強敵が欲しいところ。とはいえ戦術級でのどつきあいに関しては自衛隊に敵いそうな相手方がいないし、別のゲートを生成しそれを

    2010-08-09
  • 2010-06-15

    いやあ、順調すぎて不安だわ、という非科学的で不謹慎で贅沢なグチが口をついて出てきそう。 ISAS |「 はやぶさ」カプセル回収作業完了!熱シールドも発見! / トピックス 「はやぶさ」カプセル回収結果の報告記者会見 - Imamuraの日記 【レポート】「はやぶさ」が地球に届けたカプセル - 無事に回収を完了 (1) はやぶさのカプセル、回収を完了 | エンタープライズ | マイコミジャーナル はやぶさ2のことが話題に上るが、あれは後継機ではない。ぜひ後継機を作ってもらいたい。今日、運用エリアに行ってみると、電気が消えて人がいない。これは通信が途絶した時以上の暗転。このまま消えると何も残らなくなる。後継者を育てないといけない大きな例を見た。きっちりと世代の交代が行われなければ日の国にとって大きな損失になる はやぶさ帰還 歴史的快挙を次に生かそう : 社説・コラム : YOMIURI ON

    2010-06-15
  • 2010-08-27

    すばらしい洞察 伊勢神宮は20年に一度建て替えるから、宮大工の技術がきちんと継承されるらしい。 「90年に1度」にしてしまうと、「前回」の経験があるエンジニアが誰もいなくなるので、おそらく、その年がくれば2000年問題のように社会問題になる。 そんなことをするぐらいなら、むしろ、毎年リニューアルしたほうがいい。「毎年改定される」というのが社会通念になると、ソフトウェアはそういう方向に進化するだろうから、何の問題も無くなるはず。閏病が挟まれるたびに場当たり的に改定するのをやめて、もし1秒たりとも閏秒を挟まない年でも、「○月×日は『時計あわせの日』」を制定して、「やあ、今年の閏秒はゼロだったね」とかいう風にすればいい。 おもしろおかしい 問題の先送りをしているだけというように思うのは私だけだろうか? 問題のバッファリングですよ。 via 【宇宙ヨット】ソーラー電力セイル実証機イカロス17【IK

    2010-08-27
  • Spaceflight Now | Breaking News | Secret inspection satellites boost space intelligence ops - 副長日誌 - 私的記録

    via USAF、故障したDSP-23にDARPAの衛星を接近させて検査する計画 - 宇宙ニュースの小部屋。静止軌道上で500ポンドなんてちっこいのが他の衛星とランデブーできるってすごいんじゃ、と思って英文記事を自動翻訳してみたら、やはりそれなりの大事らしい。 "The Chinese will complain to the international community in Geneva, Switzerland" says Greg Kulacki, Chinese program manager for the Union of Concerned Scientist's Global Security Program. They will be concerned about whether a covert U.S. ASAT development could stem f

    Spaceflight Now | Breaking News | Secret inspection satellites boost space intelligence ops - 副長日誌 - 私的記録
  • 小川一水『不全世界の創造手(アーキテクト)』(朝日ノベルズ) - 副長日誌 - 私的記録

    まったく新しいものではなく既存の概念で、科学や工学の専門家でなくてもその凄さが理解できて、でも世界中の誰もがまだ実用化できていなくて、天才の頭脳があれば町工場レベルで「実用化可能」と判断できるプロトタイプが作れる……ガーンズバックの時代ならともかく、2008年のSFで? それともファンタジーだと思ったほうがいいのかな。とかいろいろ違和感を感じたにも関わらず、面白くスッと読める上にエピローグが気持ち良い。 で考えてみると、↑で引き合いに出したガーンズバックみたいに「こういうテクノロジーがあれば世界はどう変わるか」が主題で、いきなり地の文で天才認定される主人公も、成長性を読める能力とやらも、「ピンチに陥る→少し前のページで縁のできた人が颯爽と助けに」の繰り返しで進むストーリーも、すべてそのための舞台装置なのだな。『ふわふわの泉』がラノベでやったことをジュブナイルっぽくした感じで、「外挿(エクス

    小川一水『不全世界の創造手(アーキテクト)』(朝日ノベルズ) - 副長日誌 - 私的記録
    bunoum
    bunoum 2008/12/30
  • 2008-12-14 - 副長日誌 - 私的記録 - ■ラノベのあらすじがツールで作られてないか見抜くたった1つの方法

    陰謀対決とか陰険合戦とか大好きなくせに記憶力がおちゃっぴいな読者としては、こういうまとめはありがたい。応募〜受賞した作品の改稿の過程なんかも、門外漢的にもなかなか興味深い気が。なるほど、これは作者と編集者の二人三脚という表現がしっくりくるわ。 狼と香辛料ノ全テ 作者: 電撃文庫編集部出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2008/12/01メディア: 単行購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (28件) を見る はてブで話題になってた↑の増田のエントリ。コメントも書いたけどとても100字じゃ納まらんので日記。 新人ではなく、過去2回でデビュー済み「新人だからご祝儀買いした…金返せ」という点については、正直、ちょっといただけないとは思う。少なくともテクニカルな面については、既存作家の新作の評価基準よりは新人賞のほうが甘かろうし、一方で受賞の賞金とほぼ確実な

    2008-12-14 - 副長日誌 - 私的記録 - ■ラノベのあらすじがツールで作られてないか見抜くたった1つの方法
  • 2008-01-25

    面白そうなんだけど、気で何を言ってるのかさっぱり理解できん。要約と翻訳の両方がぐちゃぐちゃな気がする。サマリーを機械翻訳した感じでは、 ガリレオ・NEAR・カッシーニ・ロゼッタの各宇宙船は、フライバイの際にわずかながら理論値以上の加速を示した。 ハッブル規模カシミール結果によるUnruh放射への修正によって、これを説明できる。 この仮説によると、宇宙船の銀河中心に対する加速度がほぼゼロになると、慣性質量が10-7ほど減少する。 すると角運動量保存則により、観測値とほぼ一致する軌道速度増加が発生するはずだ。 しかしながら、これらの結果は使用されるハッブル定数に非常に敏感だった。 メタマテリアルを使えばUnruh放射を曲げられると思われるので、慣性質量の減少の発生を実験的に検証できるかもしれない。 ってところかな? これでも「ハッブル規模」の「カシミール結果」による「Unruh放射」への修正

    2008-01-25
  • 2008-01-14

    「お父さん」と「社民党」と「毎日新聞」が、皮肉や反語として済ますにはあまりにリアルすぎる。しかし実際には、さらに想像の斜め上をいくんだろうな。なにしろこれだけ様々なルートからの警告を見聞きしても、プロパガンダとしか取れない人たちが一定の割合でいるんだ。どんな「裏切り」をしでかしてくれるものやら、とりあえず保存料とマスクを買っとくぐらいしか事前の対抗手段を思いつかないのがもどかしい。 それにしても、「一人一人の患者にベストの治療をするのをあきらめ、より多くの患者を診る体制に切り替えます。一人の患者を丁寧に診察するより、大勢の命を守る方が大事だと考えています」という発言や、人工呼吸器ガイドライン、ワクチン接種の優先順位に関する論議が、当にプロパガンダにしか見えない人がいるとしたら、その人の目には、世界がどんなものに写ってるんでしょうね。 「世界統一政府を樹立するためには、宇宙人が侵略してく

    2008-01-14
    bunoum
    bunoum 2008/01/14
    発生前に議論を社会で共有し備えることがパニックを起こさない方法だと思うんだけれど、パンデミックが発生するという前提がプロパガンダだと言われるとねえ
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