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ブックマーク / trivial.hatenadiary.jp (18)

  • ある四字熟語を連想した - 一本足の蛸

    紫色のクオリア (電撃文庫) 作者: うえお久光,綱島志朗出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/07/10メディア: 文庫購入: 101人 クリック: 2,229回この商品を含むブログ (306件) を見る 昔、SFという名の竜がいた。 これを読んで、ある四字熟語を連想した。「竜」から始まる熟語だ。 『紫色のクオリア 』は第1話を読んだところで一旦止めているが、そのうち再開しようと思ってるので、この連想が的外れであることを強く願う。

    ある四字熟語を連想した - 一本足の蛸
    bunoum
    bunoum 2009/07/31
    竜章鳳姿かな
  • 地方でクルマがなかなか要らなくならない理由 - 一本足の蛸

    クルマいらずの地域が形成されつつある? - 福耳コラム(魚拓) ブクマで見出しをみて、「ここにはひょっとすると脱自動車依存社会へのヒントがあるのかも」と期待したが、文を読んでがっかりした。 自家車が通勤と買い物用なら職場とショッピングモールが送迎バスを出せばいい、ということだが、その送迎バスをどこに出せばマイカーを代替できるのか、という問題が依然として手つかずのまま残っているからだ。まさにその問題がブクマでも指摘されている。その指摘と応答を見やすいように上下を入れ換えて引用しよう。 BUNTEN 労働, 交通, 地方 うちとこの某工場地帯sは規模がそれほどでもないこともあってかマイカー前提。職場がバスを出すとしても最寄り駅が激遠ければ駅から出す意味ナッシングなのであった。orz▼地方では線路どころかバスも希だったり。 2009/05/20 fuku33 ベンチャー論, automobil

    地方でクルマがなかなか要らなくならない理由 - 一本足の蛸
  • デザインの良し悪しを決めるのは本の売り上げじゃない - 一本足の蛸

    そもそもにおける「いいデザイン」とは何か。かっこいいデザインか。かわいいデザインか。読者の立場から見れば、それらはひとつの解答になりうるだろう。しかし、を1個の「商品」として考えると、答えはただ1つしかない。「売れるデザイン」だ。*1 は単なる「芸術品」ではない。そういう側面があるのは否定しないし、自分も読者の立場からはそういう側面を大事にしたいと思っているけれど、売る側=出版社にとっては何よりもまず「商品」だ。商品の価値を決めるのが「売れるか売れないか」であることは言うまでもない。そして、デザイナーにお金を払っているのは読者ではなく、売る側――出版社である。デザイナーに求められることは、売り手の意図を汲み、与えられた素材(イラスト)を、見たものが手に取りたくなるような形に加工すること。その結果「かっこいい」「かわいい」デザインができたとして、それはあくまで結果でしかない。 ただ「

    デザインの良し悪しを決めるのは本の売り上げじゃない - 一本足の蛸
    bunoum
    bunoum 2009/03/29
  • 事実は何に依存するか? - 一本足の蛸

    事実の所在 - 「で、みちアキはどうするの?」 これを読んでむずむずしてきた。 これを書いた人は、「宇宙が消滅すれば、事実も消えてしまう」と考えているようにぼくには感じられます。そのわけは、たとえば「杉原千畝氏は6千人のユダヤ人の命を救った」とか「南京大虐殺によって×人(不明)もの中国人の命が奪われた」というような“事実”は、たとえ宇宙が消滅したところで無効になったりはしないだろうと感じられるからです。 でもほんとうにそうなんだろうか? なら“事実”はどういった形で存在していると言えるのか? ……ということをきちんと考えていくと、結局「その事実があったという信念が、それぞれの人の頭の中に存在する」ということになりそうな気がするのです。「誰もいない森の中で木が倒れたとき、音はしたのかしなかったのか」というあれと同じです。“過去”と似てるかも知れません。過去はどこかに存在するわけではなくて、記

    事実は何に依存するか? - 一本足の蛸
  • 「聖地巡礼」は日本の風景の再発見のことと見つけたり - 一本足の蛸

    北日新聞 2008/12/31付け朝刊に、富山の城端を舞台のモデルにした「true tears」についての記事があったので紹介。 …で、この記事を読んでふと思いついた事を一つ。これって「アニメをきっかけにした日の風景の再発見」だよね? 引用タグのCITE要素でページ内リンクのアンカーまで含めた参照を行っていいのかどうか知らないので、とりあえず上では該当ページURIを書いておいた。引用したのは1月12日付「ついに北日新聞でも「true tears」繋がりで「聖地」「巡礼者」の言及が!」なので、ここをクリックすれば当該記事に飛べます。 さて、題。 物語の舞台やモデルとなった場所を探訪するという旅行スタイルはかなり昔からある。昔は文学作品が中心だったが、今ではアニメが主となっている。そう考えると、昨今の「聖地巡礼」に特殊事情はないことになるのだが、でもやっぱり昔とは何かが違うという気がす

    「聖地巡礼」は日本の風景の再発見のことと見つけたり - 一本足の蛸
  • 生きるということは手段ではない - 一本足の蛸

    しかし。ぼくに言わせると、その思想の一番おおもとにある(暗黙の)前提が間違っているので、そこから展開する論のすべてが無効になっています。その前提とはなにか? それは「生きることにはそれだけで価値があり、人は生きなければならない(死んではならない)」というものです。 そんなものは、フィクションです。ファンタジーです。生とは目的ではなく手段です。生きるのは、なにごとかを為すためです。 だってさー、考えてもみてくださいよ。派遣で安い給料で働いて、辛かったり、苦しかったり、悲しかったりいろいろで、それで派遣切られて、寒かったり悔しかったりで、派遣村に流れ着いて、まだ「仕事をください」と。そこまでして、そこまでして。そこでさ、「あなたは何のために生きているんですか?」って聞かれて、もし答えらんなかったらさ、ごめんぼく笑っちゃうかもしれませんよ。「特にやりたいこともないのに、なんでそこまでする必要があ

    生きるということは手段ではない - 一本足の蛸
    bunoum
    bunoum 2009/01/09
  • 涼宮ハルヒと阪神大震災 - 一本足の蛸

    兵庫県生まれで、阪神大震災で被災した経験を持つ。 「その時痛感したのは、人は他人の痛みに鈍感だということ。でも、僕だってそれまで他地域の災害は人ごとだった」。谷川さんの中でも何かが「変わった」のだろうか。これを受けて平和氏は 震災についても言及しているので、もしかしたらぎをらむさんが書いていたことも的外れではないのかもしれないですな。とコメントしているのだが、当のぎをらむ氏は、 TVアニメ版「涼宮ハルヒの憂」の舞台設定には谷川流さんの意向が強く反映しているようですが、そのなかで谷川流さんは阪神淡路大震災前の風景を意識されているようですね。そう言われれば思い当たる節がいくつかあります。と一旦言ったのち、 ただし、私は「涼宮ハルヒ」の作品内容が阪神淡路大震災の影響を受けているとは思いません。谷川流さん自身が学生だった頃の光景を再現したいのではないでしょうか。と言いつつ長門のマンションはかなり

    涼宮ハルヒと阪神大震災 - 一本足の蛸
  • ゴーストタウン化する日本 - 一本足の蛸

    ちょっと大胆な見出しをつけたが、なかみはそれほど大したことがないので安心していただきたい。 昨日書いた「撤退の農村計画」と「むらおさめ」のコメント欄*1で匿名の人からこんな記事を教えてもらった。 東京・新宿に「限界集落」 大規模都営団地が高齢化 新宿に「限界集落」出現 「都心の姥捨山」、65歳以上が半数の団地出現 (1/4ページ) - MSN産経ニュース コメント欄へのレスでも書いたが、個人的には「限界集落」という言葉を都市の問題に拡張して使用することには懐疑的*2なのだが、言葉が一人歩きする*3のは仕方がない。 都市人口の高齢化問題については、確か以前に論じたことがあったはずだと思い、日記の過去ログを探ってみると団塊の世代の平均年齢は毎年1歳ずつ上昇するという記事*4が見つかった。んー、でも例によって大したことは言っていない。一から考えることにしよう。 さて、上でリンクした記事で紹介され

    ゴーストタウン化する日本 - 一本足の蛸
  • 下流新書が出版業界を滅ぼす! - 一本足の蛸

    下流大学が日を滅ぼす! (ベスト新書) 作者: 三浦展出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2008/08/09メディア: 新書購入: 2人 クリック: 215回この商品を含むブログ (36件) を見る見出しはネタです。つい思いついてしまったのです。 自動車学校に勤めている知人が「最近の大学生は……」と愚痴っていたのを聞いたことがある。漢字が読めないからペーパーテストの設問の意味がわからず、何度挑戦しても必ず失敗し、とうとう期限までに卒業できずに高い教習料が全部無駄になってしまった、というような話をいくつも聞かされた。 それが記憶に残っていたので、書店の平台に積んであったこののタイトルを見て興味をそそられ、読んでみたのだが……。 文は口述筆記でひたすら軽く、時事放談のような感じ。内容ゼロとは言わないけれど、新書というよりブックレットレベル。大学教授などから聞き取ったエピソードの

  • 駐車場料金はなぜ下がるのか - 一本足の蛸

    「30分=10円」の駐車場も:NBonline(日経ビジネス オンライン) この記事では駐車場料金が下がる原因をふたつ指摘している。 違法駐車取締強化→時間貸駐車場急増→供給過剰 ガソリン代急騰→クルマ離れ→駐車場稼働率低下 どちらも直近の状況の説明としては説得力がある。だが、駐車場料金の下落傾向は改正道路交通法が施行された2006年6月に始まったわけではない。地方都市では旧市街地を中心にもう十数年前から、いや、ところによっては数十年前から駐車場が無秩序に増え、料金が下がり、ときには無料化にまで至るという現象が生じているのだ。 以前、日政策投資銀行の藻谷浩介氏の講演会で聞いた話*1をもとに、そのメカニズムを説明しよう。 モータリゼーションと郊外化の進展に伴い、中心市街地の地盤沈下が始まる。 中心市街地の建物が老朽化または陳腐化するが、衰退しつつある地に積極的に資を投入して建物を建て直す

    駐車場料金はなぜ下がるのか - 一本足の蛸
  • 宇宙戦艦ともSFとも関係ない話 - 一本足の蛸

    SF小説を語るのに全てのSF小説を読む必要はあるか? - ハックルベリーに会いに行く それ1冊読んでおけばSF小説というジャンルそのものを語れるたった1つの作品 - ハックルベリーに会いに行く このエントリーが100ブクマ行ったらSF小説を公開します - ハックルベリーに会いに行く 100user行きました - ハックルベリーに会いに行く 宇宙戦艦アキバ - ハックルベリーに会いに行く 「あー、これ読んで怒るSFファンがいるだろうなぁ」と思った*1。 で、あちこちの反応を辿っていたところ、こんなのを見つけた。 跳訳・宇宙空母ニホンバシ - 安寿土牢 - ファック文芸部 SF小説をアップしたのでこのエントリーにブクマ100ください! - 安寿土牢 - ファック文芸部 「宇宙空母ニホンバシ」というのはちょっと違和感がある。 東京の日橋は「にほんばし」が正式な読みだが、大阪の日橋は「にっぽん

    宇宙戦艦ともSFとも関係ない話 - 一本足の蛸
    bunoum
    bunoum 2008/07/16
  • 二度殺された死者と「二重の光輪」 - 一本足の蛸

    私たちは事件が何を意味するのかを知るために、死者たちをただの「記号」として、「数字」として、「誰でもよかった死者」として扱うことを強いられる。 このとき死者たちは二度殺されている。 一度目は「メッセージ」を書いた犯人によって、二度目は「メッセージ」を解読しようとする私たち自身によって。 笠井潔は、『探偵小説論』において、探偵小説は大量死の時代に抗して、フィクションの世界で固有の人間の死を復権させる試みであり、そこで死者は犯人による巧緻を極めた犯行計画という第一の光輪と、それを解明する探偵による精緻な推理による第二の光輪によって、世界大戦で塹壕に積まれた無数の死体の山と比較して、二重の光輪で選ばれた者となるとした。(しかし、このような探偵小説特有の死体粉飾は、死者にとっては大きな迷惑であり、死体冒涜的なのではなかろうか?また、『哲学者の密室』で笠井潔は、密室の質直観を「特権的な死の封じ込め

    二度殺された死者と「二重の光輪」 - 一本足の蛸
    bunoum
    bunoum 2008/07/13
  • 1回3分の更新で簡単にアクセス数を稼ぐ方法【はてなダイアリー版】 - 一本足の蛸

    はてなブックマーク - 人気エントリーを開く。 いちばんブックマークが多い記事を選んでリンクする。たとえば、今見ると無題のドキュメント とんでもなく綺麗な水の画像下さいだったので、それにリンク。 リンク先の記事の見出しに対して否定的な見出しをつける。たとえば「綺麗な水の画像には毒がある」とか。 見出しから思いついたことを適当に書き散らす。元記事を読む必要はありません。 「保存する」ボタンを押す。 おしまい。

    1回3分の更新で簡単にアクセス数を稼ぐ方法【はてなダイアリー版】 - 一本足の蛸
    bunoum
    bunoum 2008/07/07
    綺麗な水の画像にありがとう
  • 書店では輝いていた本なのに、買って帰ると魅力が失せるのはなぜだろう? - 一本足の蛸

    誰しも経験のあることだと思うが、屋に並んでいるをふと手に取ったときに「これは面白そうだ!」という戦慄めいた予感が走り胸ときめかせてレジへ持って行ったはいいが、家に帰って袋をあけてみるとどうでもよくなってしまい、そのまま未読の山の頂上に積んでしまうということがよくあって、そのたびになぜこのような魅力減退現象*1が発生するのかと心悩まされてきた。これがなければ積ん読も多少はましになる*2のだが。 もちろん、魅力減退現象はに限ったことではなく、およそ衝動買いが発生するすべての商品について起こりうる現象ではある。だが、商品一般にみられる魅力減退現象との場合のそれとが全く同じメカニズムで発生するのかどうは慎重な検討を必要とする。もしかしたら、に固有の事情があって、魅力減退現象の現れ方にも何か違ったところがあるのかもしれない。 一般論はさておき、の魅力についていえば、書店にあるときにはカ

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  • 「ウィトゲンシュタイン」は英語読みか? - 一本足の蛸

    普通に読めば、「こういう風に、自国を英語読みされて気にわない人間もいる。だからなるべく現地読みしよう!」と考えてしまうかもしれない。しかし、ここで注目すべきポイントは、現地読みではなく、「Parisはパリと呼ぶが、Veneziaをベニスと呼んでいる」という点がある。すなわち、何を英語読みするか、何を現地読みするかの基準が全く定まっていないのである。 最も分かりやすい例は「Deutschland」である。仮に現地読みを推奨するなら、この国は「ドイチュラント」と呼ばなければならない。しかし、私はいまだかつて、公共の場で「ドイチュラント」とカタカナ表記されているのを見たことがない。現地読み推奨派の方々も、「ドイツ語」「ドイツ料理」と呼んで、全く違和感を持たずに使えることだろう。他にも、「Descartes」は「デカルト」とフランス語読みなのに、「Wittgenstein」は「ウィトゲンシュタイ

    「ウィトゲンシュタイン」は英語読みか? - 一本足の蛸
  • 都市は空洞化し、郊外は荒廃し、山村は消滅する - 一本足の蛸

    ファスト風土に陽は暮れて - シロクマの屑籠(汎適所属) 「ファスト風土」というのはきわめて論争的な言葉で、郊外化現象を現代社会の病理として捉える視点を含んでいるので、このような文脈で用いるのにはやや違和感があるのだが、それはともかく主張の内容にはほぼ同感。実際、郊外に広がった生活・商業空間が今後維持できなくなるだろうという見込みをもって、都市の拡散抑制、再集中政策をとっている自治体が最近増えている。コンパクトシティ - Wikipediaをみると最近の動向や問題がよくまとまっているので、参照していただきたい。 いろいろ問題はある*1が、これからしばらく都心回帰が進むのは間違いないだろう。もっとも、「都心回帰」といっても、行政が考えているような同一地方都市圏内での人口移動ばかりとは限らず、むしろ、大都市圏への人口流出の心配をすべきなんじゃないかという気もする。 かつて、地方の濃山漁村から仕

    都市は空洞化し、郊外は荒廃し、山村は消滅する - 一本足の蛸
  • 誰が見ようが赤は赤、色に違いはありはせぬ - 一本足の蛸

    次の二つの文を読んで、100文字以内で論評しなさい。 あなたが見ている赤と私が見ている赤が同じだという保証はどこにもない。 あなたが見ている四角と私が見ている四角が同じだという保証はどこにもない。

    誰が見ようが赤は赤、色に違いはありはせぬ - 一本足の蛸
    bunoum
    bunoum 2007/12/16
    今読んだエントリと後で読むエントリが同じだとはいえないのにタグはあとで考える
  • SFとラノベの間の暗き淵 - 一本足の蛸

    とくめー雑記(更新記録) -  娯楽の道を間違えた人々 ふぬけ共和国blog: 【雑記】あえてリンクしないわ、リンクしたら損だから とくめー雑記(更新記録) - こんな長い文章書きたくないよー とくめー雑記(更新記録) -  SF業界☆めった斬り! Something Orange -  エンタメ原理主義の落とし穴 万来堂日記2nd - そのようにしてライトノベルは終息していく 焚書官の日常 - いろいろメモ

    SFとラノベの間の暗き淵 - 一本足の蛸
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