この話数の絵コンテをエイリアン9監督の入江さんがやっているのは エイリアン9信者としては非常にうれしい。 入江さんの演出のキーワードは”立体感” 入江さん自身が立体感覚のずば抜けたアニメーターであるということもある。 (入江さんがコンテ・演出および全カットの原画を担当 当時、OP冒頭のカットに3DCGのガイドを使ってないと入江さんが発言していた時は本当にびっくりしました。) 画面栄えする立体的な構図を得意としている。 ステラ4話も 入江監督らしさが出たカットが多くあったが、 これなんかは、入江さんらしい 立体感を強調した斜俯瞰の構図。 これは入江さんの作品では「ここから本気」のサインのように感じています。 (エイリアン9・4話) いわば始まりの合図。 そして、始まりの斜俯瞰に対しては 決着の斜アオリ。 これもエイリアン9・4話にもいえますね 俯瞰とアオリの演出的な意味としては村田峻治さんと
新作アニメ映画「風立ちぬ」の監督、宮崎駿氏(72)が、8月26日放送のNHKドキュメンタリー「プロフェッショナル 仕事の流儀」(月曜後10・0)に3度目の出演を果たすことが公開日の20日、分かった。米大リーグ、ヤンキースのイチロー外野手(39)ら、その道のプロに密着する同番組では最多出演。プロの“頂点”に立つ宮崎監督の意外な悩みも明かされる。 番組最多となる3度目の出演を決め、各分野で活躍するプロフェッショナルの“頂点”に立った宮崎監督。「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、アニメ界の巨匠が新たな流儀を披露する。(サンケイスポーツ) 取材班は2010年から3年間にわたり、約300時間の密着取材を敢行。前作「崖の上のポニョ」以来、5年ぶりとなる新作「風立ちぬ」の製作過程を追っている。 「一番冒険しなきゃいけない時期に、今きているんです」。新境地の開拓に意欲的な宮崎監督は今作で、自身の作風であ
宮崎駿監督(72)5年ぶりの新作アニメ映画「風立ちぬ」(20日公開)で主演声優に初挑戦した庵野秀明監督(53)が、日刊スポーツの単独インタビューに応じた。人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズを手掛けたことで知られる庵野氏だが、1984年(昭59)に宮崎氏の「風の谷のナウシカ」に原画スタッフとして採用されてから29年。師と仰ぐ宮崎氏と作り上げた同作への思いと、師へのリスペクトを口にした。 庵野氏は6月24日に都内のスタジオジブリで行われた会見で、ほほ笑んだ。宮崎氏が自分の作品を見て初めて泣いたからだ。「情けない。本当にみっともない」。その姿を横目に「宮さん泣くんだ。見られて幸せ」と言った。 「全部撮り終わった時に宮崎さんが本当にうれしそうだった。やって良かったなと思います。本当にニコニコしてました」 スタジオジブリの録音スペースは、宮崎氏がいる1階のコントロールルームと地下1階に分か
『虫と歌』『25時のバカンス』の市川春子氏が新境地に挑む初連載作品、『宝石の国』待望の単行本①巻がついに来週7月23日(火)発売となります! これを記念し、急ピッチで制作が進行していた『宝石の国』アニメーションPVが、いよいよ数日中に公開予定です! 設定画の描き下ろしやコンテ監修など作者・市川氏が全面協力し、アニメ制作を担当するスタジオ雲雀さんも「全力でいかせていただきます!」と気合十分。 作者本人に「漫画本編よりも面白そうなので、プレッシャーかかりますね(笑)」と言わしめたPVの公開に先立ち、当サイトではちょっとだけ絵コンテや設定画、場面写真などをお見せしちゃいます。こちらをご覧になって、PV配信開始までもう少々お待ちください! アニメになったフォスを先行公開!
てな感じで、 情報処理部的にまとめてみたの巻。 『あいうら』の記事ばかり書くのもあれなので 『ゆゆ式』の記事を書きます。 小島さんの演出回には 個人的にも興味があって、整理しておきたいと思っていたので、 良い機会ということで。 1.「役割分担」を示す構図 ゆゆ式4話(絵コンテ:小島正幸、演出:孫承希)より。 4段重ねの縦の構図。 (これだけでも凄い。なかなかお目にかかれない。) 静止画で見るとわかりづらいけれど 実際にアニメで動画として見ると、 こう、A、B、Cと役割分担があって、 それらがレイアウトからちゃんと伝わるようになっている。 A:話し手 B:聞き手 C:傍観者 と、こう、すぐにわかる。 そういうレイアウト。 人物が密に詰まった縦の構図を 横にちょいとずらして、上手い具合に役割分担をしてみせる。 「密に詰まっていて、わかりやすい」 これが『ゆゆ式』における小島正幸演出の肝になって
1.望遠レンズ+パンフォーカス 『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』6話(絵コンテ・演出:ウシロシンジ、矢野孝典) 『ましろ色シンフォニー』3話(絵コンテ・演出:ウシロシンジ) ウシロシンジさん的な縦の構図。 被写界深度の深さがポイント。 パンフォーカスであるだけなら 普通にあるとは思うのですが、 ウシロシンジさんの場合は パンフォーカスに望遠レンズを使っている点が特殊です。 いわゆる黒澤明監督的なパンフォーカスで。 何が何でも望遠レンズでピントを合わせる。 広角でやればいいところを、 わざわざ望遠レンズを使用して ボケないように光量をガンガン使って、 全員の顔にピントを合わせる。 何故そうするのか。 それは、望遠レンズにする方が 温かみのある絵になりやすいからです。 広角だとキューブリックっぽくなりますので。 使い分けが重要ですな。 ウシロさんはときどき、 黒澤明を意識した絵作りをされ
NHK渋谷アニメランドの公開録音での発言。行ってきたので以下。 富野 もう宇宙世紀は僕はイヤだから。次の作品では宇宙世紀は使わないぞ、っていう事もやっぱり考えましたもん。三年前から。 塩澤アナ 「考えました」? その先は伺っても大丈夫ですか? 富野 今言えますところで、トミノが『Gのレコンギスタ』をやるぞっていうのは、一応タイトルだけは発表された様ですから、ここまでは言えます。ただ、『Gのレコンギスタ』が本当に『ジーのレコンギスタ』なのか、『ガンダムのレコンギスタ』なのか。『ジー・レコンギスタ』なのか『ガンダム・レコンギスタ』なのかはまだ決まっていませんので、これ以上の話はできないのは、まさに大人の世界で。これ以後は営業の世界なんです。 おそらくビルドファイターズ発表会で、タイトルも発表されたと勘違いしたのではないだろうか。 また、放送時期についても言及し、来年春を示唆。ただし御禿自身がま
今夜放送の【有頂天家族】第2話作画監督担当大東百合恵の黙々と描きつづける背中である。 何故立膝抱えて描くのかと彼女に問いたい。 うーむ、僕には『有頂天日記』口調を二週続けるのは無理でした。 それではごきげんよう、あとは頑張れ相馬P。 もう5年以上前になるけれど、本社の新人動画マンと面談をしたことがありました。 「動画マンは原画マンになる日に備えて日頃から原画の勉強をしておけ。いっぱい動画(原画の中割り)を描きながら、原画をよく見ておけと言われるけれど余裕がありません。どうやって勉強すれば…」 とのこと。 僕にはアニメーターの経験は無いけれど、発見の記録を習慣づけることを勧めました。 当時動画マンには作業日報的な自己管理表があったので(今も使っているのかしらん?)その日報に動画を描きながら気づいたこと、小さな発見を毎日忘れず記録すること。 焦らなくても1日たった1つの発見でいいから書き続ける
ウテナの時に各話演出だった方々が監督になって久しい。 ●ブラザーズコンフリクト 幾原監督の「輪るピングドラム」の流れを受け継ぐ、 ブレインズベース・常葉みどり班 率いるは、橋本カツヨと並び「少女革命ウテナ」で最多絵コンテ話数を誇った松本淳さん。 監督補佐には、「ウテナ」でも同じく監督補佐だった金子伸吾さん。 松本監督がこの「兄弟」というテーマで再び戦っているのも印象的だ。 「少女革命ウテナ」というアニメ自体が、 一つ「兄弟姉妹」というところに重点を置いていたことは勿論、 松本監督自身のキャリアにおいても、 チーフディレクターとして、脚本家出身の藤咲監督を演出面から支えた 「BLOOD+」がある。 BLOOD+はまさに「兄弟姉妹」の物語であり、 義理の弟に擬態した実の妹と戦うこととなる。 この 「弟であり妹」というモチーフは 監督作品「PERSONA -trinity soul-」再び登場。
「俺たちに翼はない」以降、元受がなかったノーマッドですが、 ついに新作が! 帰宅部活動記録 これですわ。 今期はこれ。 ノーマッドが俺つばからここまで、ただグロス請けしてたと思うか? 違うんだ。 彼らは確実に吸収していた。 しろくまカフェの技術を! 若手監督の佐藤さんはしろくまカフェのノーマッドグロスで腕を上げてきた演出家。 原作ではチュパカブラだったのを アザラシに変えてくるその発想!完全にしろくまカフェ勢! ギャラクシーエンジェル勢の荒木さんが巨人で全うな作品を作るような世の中でも、 ノーマッドは元来の「GA魂」を忘れずに 作品を作ってくれてうれしい。 ノマドにしてノーマッド。 やっぱり MA347612890GT4078579132R74 マルマルZ17924398TZR二千モジュラー誘導タイプ452963752391MQTOゴールドランチシステムGLS搭載自己判断型タイプダブル・オ
産経新聞文化面で月1回掲載している連載「テレビ還暦」。5月28日付で国産初の連続テレビアニメ「鉄腕アトム」を取り上げた際には、スタッフの一人だった「機動戦士ガンダム」の生みの親、富野由悠季さん(71)に話を聞いた。紙面では書ききれなかった富野さんの言葉をここで紹介する。とんがった“まなびや” 富野さんは日本大卒業後の昭和39年、手塚治虫さんが設立したアニメ制作会社の虫プロダクションに入社した。38年1月に「アトム」の放送が始まり、1年数カ月が過ぎたころだ。 当時の虫プロには、SFライターや漫画家、元教員といった雑多な若きクリエーターたちがスタッフとして参加。富野さんだけでなく、「タッチ」の杉井ギサブローさん、「銀河鉄道999」のりんたろうさん、「装甲騎兵ボトムズ」の高橋良輔さん、「あしたのジョー」の出崎統さん…ファンにはおなじみの有名監督らが虫プロを“まなびや”に巣立っていった。 富野さん
中村亮介 @Ryousuke_Nak あいうら最終回も近いので、もうネタばれになる心配もほとんどありませんので、いくつか関連したつぶやきを連続してしてみようかなと思いますー。興味がない方にはご迷惑にならなければ良いのですが。。(^-^; #aiura 1 2013-06-22 13:33:38 中村亮介 @Ryousuke_Nak じゃあ今日は、質問されることも多い、役者の芝居についてです。 今回は以下の2点に気を使って演出してみました。 1)結果を想定した芝居をしない 2)結末から逆算した芝居をしない #aiura 2 2013-06-22 13:35:02 中村亮介 @Ryousuke_Nak この作品にかぎらず、僕がふだん気を使ってることでもあります。 役者の芝居には、演技の要素と楽器の要素があります。楽器の要素とは、発声や滑舌などのことですね。アフレコ現場で急にどうこうできることで
スター☆トゥインクルプリキュア :スタプリ | 東映アニメーション 今日のドキプリ(20話)の演出についての感想です。 変身バンクシーンに流れるBGMがいつものアップテンポな変身曲ではなく、スローテンポの厳粛な曲になっていて、「今回はやけにアグレッシブな演出だな」と気を引かれました。 バンク映像におけるカッティングのリズム、効果音のテンポ、決め台詞のテンションからするとBGMのテンポが間延びしてしまうため、不自然さを感じるか感じないかギリギリの選曲。 こうすると、まるで最終話あたりの変身シーンみたいですね。 これは意図して「攻めた」演出にしたのか、なんとなくの流れでこうなったのか……。*1 全員で変身した後で、キュアハートが単独で変身をもう一度やり直すシーンが入りますから、二度目の変身とのイメージを区別するために、一度目はテンションの違うBGMを選んだのかもしれません。 んで、その二度目の
あいうら11話。 これ! おっと間違えました。 いや、このカットも凄いんだけど、(恐らく小木曽さん) それよりも11話はこのカット! 動いてるんですよ、背景が! 最初、何が起こっているのかわかりませんでしたね。 背景が恐らく3段かそれ以上になっていてそれをそれぞれ動かしているのでしょう。 劇場版ウテナの動く校舎に近いですが、 あれよりも、もっとゆっくりと、しかもパースに合わせて動かしているように見えますね。 技術的には、CGガイド付きのレイアウトで背景を作って、 それをCGガイドに従って撮影で動かしているのかな? 傘もCGですし。 今はCGガイドレイアウト・写真レイアウトも多いですが、 その場合は、そのリアリティに合わせて背景自体も写真風のリアリティが高いものがほとんど。 このあいうら11話の、「絵」としての魅力を残したまま、それをCG的に動かすというのは、 まさに「ギャップ」の発想、で
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