今回は特定のTier-0/1 GWのSRをActive/Standby方式で冗長化する方法について説明します。 概要 SRのHAについて 特定のTier-0/1 GWのSRの配置先のNSX Edgeが1台の場合、NSX Edge(仮想マシン)に障害が発生したり、NSX Edgeがデプロイされている物理サーバで障害が発生した際、NSX Edge上に配置されているSRが提供しているサービスが使用できなくなります。 そのため、特定のTier-0/1 GWのSRを複数のNSX Edgeに配置し、冗長化することが可能です。冗長化方式には、2台以上のNSX EdgeにSRを配置して全SRを同時に動作させるAcitve/Active方式と、2台のNSX EdgeにSRを配置してどちらか一方のSRのみ動作させるAcitve/Standby方式が存在します。 特定のTier-0/1 GWのSRを複数のNSX