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  • 映画『劇場』の私的な感想―メリーバッドエンドな純愛哀歌から送られる無限ループのラブレター―(ネタバレあり) - マリブのブログ

    Gekizyo/2020(日)/136分 監督:行定 勲 出演:山﨑 賢人、松岡 茉優、寛 一郎、伊藤 沙莉、浅香 航大、井口 理、上川 周作、大友 律、三浦 誠己 又吉の原作小説 まるで、アルミ箔を奥歯でおもいきりかみちぎってしまった時の様な鈍い感覚が口の中に何時までも残り続け、この映画を観てから半月近くも自分は途方に暮れていてしまった。 演劇とはなんだろう? 彼らはただ人にものを伝える事が全てだと言う。 だけどこの映画の中での出来事の様に、それが誰かの大切な思い出を、限りなく可能性が広がっていたはずの将来を、或いは、自信のない自分を必死で保つ為の自尊心を破壊していい理由になるはずもない。 アクション対魔忍のチュートリアルムービーのファンアートやろ すっかり文豪の一人に溶け込んでしまった芥川賞作家又吉の『火花』よりも少し前、彼の“原点にして書かずにはいられなかった不器用な恋”なんて謳わ

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    c089818 2020/08/05
  • 映画『MOTHER マザー』の私的な感想―実話に基づく倒錯した聖母の祈り―(ネタバレあり) - マリブのブログ

    MOTHER/2020(日)/126分 監督・脚:大森 立嗣 主演:長澤 まさみ/阿部 サダヲ、奥平 大兼、夏帆、皆川 猿時、仲野 太賀、木野 花、土村 芳他 共感性ゼロのドラマ 大森立嗣という監督の事をもっと知りたくなった。 彼はこの映画で、どんなメッセージを観客に届けたかったのだろう? スクリーンの中でもんどりうつ様に試行錯誤する主演の彼女はおろか、この映画に出演している俳優達は皆、一様にリアルさがない。 毒親を演じる長澤まさみのその屈託のない笑顔は、テレビドラマで愛想を振りまくように見せるそれと同じで、彼女の再婚相手となる阿部サダヲは、名バイプレーヤーの片鱗さえ見せずに、それに依存し続けるダメホストをどこかコミカルに熱演。 『愛しのアイリーン』で息子を溺愛する老母を演じた木野花も、今回は打って変わってヒステリックなステレオタイプの母を演じ切り、彼女等を殺害する事となる孫役には、今

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    c089818 2020/07/13
  • 映画『はちどり』の私的な感想―愛のない世界で叫ぶ少女―(ネタバレあり) - マリブのブログ

    벌새/House of Hummingbird/2020(韓国)/138分 監督・脚:キム・ボラ 主演:パク・ジフ/キム・セビョク、イ・スンヨン、チョン・インギ、パク・スヨン 言葉に出来ない想い 言葉に出来ない想いを表現するのがビットカジノアイオ。 その上で、この作品ほど、文字で伝えるのが困難な映画もめったにない。 新進気鋭の女流監督キム・ボラが、その少女期を自叙伝の様に綴ったこの映画は、2018年の釜山国際映画祭を皮切りに、国内外の映画祭で50を超える賞を受賞。 彼女は、ニューヨーク・コロンビア大学院の卒業制作として、この映画の主人公ウニの幼年期を『リコーダーのテスト』という短編映画で撮影したそうだが、その自主映画の評価は勿論の事、続編として制作された今回の『はちどり』は、韓国で最も権威のある青龍映画賞でアカデミー賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』をもおさえ、最優秀脚賞に迄手が

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    c089818 2020/06/27
  • 映画『Red』の私的な感想―妻であり母である女が気づく時― - マリブのブログ

    Red/2020(日)/123分 監督・脚:三島有紀子 主演:夏帆/夫木 聡、柄 佑、間宮 祥太朗、片岡 礼子、酒向 芳、余 貴美子他 女の質 女はやがて母になる。 男が漠然と妄執し続けるそんな不文律が、この映画を観ると丸ごと掻き消される。。 結婚はゴールでもスタートでもなく、言わば、けじめだ。 愛する者を守ろうとする勇気。一生を支えようと誓う覚悟。 だけど弱い自分達人間は、この信念を相手の目に見えるカタチで残したくなる。 ・・当は男女ともに、そこに絶対的なものなどはない事を朧げに感じながら。。 思春期特有の懊悩する少女と言えば、直木賞作家の島理生。 その彼女の同名小説映画化したこの作品は、正にその彼女の強い筆致をなぞるかの様に、映像の色彩が至って鮮やか。 見せかけの温かい家庭では、温和でも注意を促すイエロー。 その主人公、夏帆が演じる塔子の葛藤では、冷静でも凍える程の冷た

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    c089818 2020/06/24
  • 映画『ゴーン・ガール』の私的な感想―虚構の夫婦の肖像画―(ネタバレあり) - マリブのブログ

    GONE GIRL/2014(アメリカ)/149分 監督:デヴィッド・フィンチャー 出演:ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリス、タイラー・ペリー、キャリー・クーン、キム・ディケンズ他 当の違和感 結婚は理想であっても、現実ではない。 バツイチのまま四十もとうに過ぎてくると、ふとそんな盲信が生まれてくる。 アメリカ・ローリング・ストーン誌が選ぶ“2014年の映画ベスト10”にランクインしたこの映画は、そんな全ての寂しい中年男が、責任という言葉から逃れる為のバラードでもある。。 ジェニファー・ロペスを始めとした数多の美女との浮き名を流すベン・アフレックでさえ、『セブン』や『ファイト・クラブ』の大成功でスリラー映画界のヒットメーカーにのし上がった監督・デヴィッド・フィンチャーの手に掛かればお手のもの。 コントラストを最大限に抑えたダークタッチの彼の世界の中では、たち

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    c089818 2020/06/03
  • 映画『ドニー・ダーコ』の私的な感想―銀色の兎の新解釈と孤独を癒すパラダイム―(ネタバレあり) - マリブのブログ

    Donnie Darko/2001(アメリカ)/113分 監督/脚:リチャード・ケリー 主演:ジェイク・ジレンホール/ジェナ・マローン、ドリュー・バリモア、メアリー・マクドネル、パトリック・スウェイジ、マギー・ジレンホール 新世紀最高のカルト映画 最近妙に、心が穏やかになってきた気がする。 それが年のせいなのか、世間に渦巻く疑心暗鬼の渦中から、少し距離を置いてみた事が理由なのかは、分からないけど。。 ストレス加担のコロナ自粛の影響は、冷静になってみると、自分にとってそんな悪い事じゃないかもしれない。 現にこんな事でもなければ、新世紀最高の超難解カルト映画と呼ばれるこの作品に、真面目に向き合ってみようと思う事さえ、多分なかっただろうから。。 そうして腹を据え、この映画に挑戦しようとはしてみたものの、80年代ニューウェーブ・ロックが全面に押し出されるこの予告編映像は、正直、やっぱり苦手だ。

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    c089818 2020/05/19
  • 映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』の私的な感想―夜の街に詰め込まれた人間模様― - マリブのブログ

    Night on Earth/1991(アメリカ)/129分 監督/脚:ジム・ジャームッシュ 出演:ウィノナ・ライダー、アーミン・ミューラー=スタール、 ベアトリス・ダル、ロベルト・ベニーニ、マッティ・ペロンパー他 奇妙で優しいジャームッシュの世界 人恋しい夜には、この映画の事をそっと思い出してみる。 トム・ウェイツの濁声から始まるこの物語は、万人の寂しがり屋へ向けた極上のバラードだ。 ロス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキと、世界中の同じ夜、同じ時間のタクシーの中で巻き起こる群像劇は、どれもノイジーだが、丁度いい塩梅のブラックジョークが効いている。 東欧移民とスラム黒人とのアンサンブル、鋭い盲目の女と鈍いコートジボワール人男とのかけあい、おしゃまなウィノナ・ライダーの魅力も格別だが、私的には、酔いどれ3人組を拾う北欧のエピソードが一番のお気に入りだ。 ・・他人との触れ合いにそろそ

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  • 映画『ナイチンゲール』の私的な感想―銃を向けた鶯達はなぜその引き金を引けなかったのか?―(ネタバレあり) - マリブのブログ

    The Nightingale/2019(オーストラリア)/136分 監督/脚:ジェニファー・ケント 出演:アイスリング・フランシオシ、サム・クラフリン、バイカリ・ガナンバル、デイモン・ヘリマン アボリジニの歌声 自分達が声と認識する“虫の音色”は、白人にとって雑音に聴こえるらしい。 これは古くから自然に畏怖の念を抱く、日人だけが持つ特殊な感覚なのか。。 実のトコロ、この極めて左脳的な感性を持つ人種は、遠く海を隔てたポリネシアの人々にも共通するらしい。 けれどそれなら、何故同じモンゴロイドの中国人やモンゴル民族に、それがないのか? この独特な感性を持つポリネシア人は、実はモンゴロイドの血脈と同時に、オセアニア大陸の原住民でもあるオーストラロイドの血も引いている。 彼らの自然を崇拝し、スピリチャルな精霊文化を脈々と受け継ぐそのDNAが、同じ島国のポリネシア文化に受け継がれいったのは、なん

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  • 映画『ディープ・インパクト』の私的な感想―地球最後の日に寄り添う人― - マリブのブログ

    Deep Impact/1998(アメリカ)/120分 監督:ミミ・レダー 出演:ロバート・デュヴァル、ティア・レオーニ、イライジャ・ウッド、モーガン・フリーマン他 他人に不寛容な時代 今日は人類滅亡の日だったらしい。。。 news.infoseek.co.jp ・・まあ、他人への想像力を失いつつある現代では、とっくにそんなカウントダウンが始まっているとも言えるけど・・・ 私的な気持ちを吐き出せば、終末論は突然やってくるものではないと思っている。 新型コロナの感染力やシンギュラリティのように、ある日突然オーバーシュートするのではなく、不安が人の心にゆっくりと浸透していくように、澱みが徐々に蓄積され、自分達でもまったく気づかないうちに、相手を退け自分の身を守ろうとする。 自国中心主義の発想は、他人に不寛容な時代を生む。 そしてその先に、物の滅びがやってくるのなら、それに抗うよりも、どう向き

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    c089818 2020/03/20
  • 『ウォーキングデッド』シーズン10第10話の私的な感想―ガンマの裏切り―(ネタバレあり) - マリブのブログ

    The Walking Dead Season10 Episode10/2019~(アメリカ) 脚:ジム・バーンズ 出演:ノーマン・リーダス、サマンサ・モートン、クリスチャン・セラトス、ソーラ・バーチ他 古い記憶。。 ・・最近では、あれだけ待ち遠しかった月曜日が、かなり苦になってきました。。 ・・・もう正直、書きたいコトも特にないんだよね。。。 10年前のこのドラマの開始当初は、仕事をサボってでもPCにかじりついて見ていた頃が、あまりに懐かしい。。。 それでも、、 飽き性な自分の性格を直す為の修行! なんて思って始めたブログと同じ。。 文句を言うだけ言って、投げっぱなしジャーマンのまま途中で視聴を止めちゃうのはなんか悔しいので、二日酔いで満身創痍でも、重い腰を上げて書き続けますよ!! ・・ん・・? 誰の為に・・・? ・・なんて言いながらも、もう、配信開始からあっという間に一週間が過ぎちゃ

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    c089818 2020/03/09
  • 映画『レ・ミゼラブル』の私的な感想―怒りのクラスター連鎖は何を生むのか?― - マリブのブログ

    Les Misèrables/2020(フランス)/104分 監督/脚:ラジ・リ 出演:ダミアン・ボナール、アレクシス・マネンティ、ジェブリル・ゾンガ、ジャンヌ・バリバール 怒りのクラスター連鎖 新型コロナの爆発的な感染力が広がりをみせる中で、世界中に広がる不安。 テレビを付ければ、そんな対応の遅れを取った日政府に対し、浅はかな予備知識と貧困な想像力をひけらかすメディアが、これでもかというほどの不満を爆発させる。 他人に迷惑をかけたくない、或いはかける事が恥ずかしい日人は、古くから続く日伝統古来の自分を顧みずに他人を思いやる文化を、もうすっかり忘れてしまったのだろうか? この映画は、そんな無意識の内に潜む自分達の自己防衛能が、自立する成長過程にある子供達にどんな影響を与えるのかを、まざまざと見せつけてくれた。 ヴィクトル・ユーゴーの残した伝記小説『レ・ミゼラブル』をタイトルに冠し

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  • 映画『ミッドサマー』の私的な感想―禁忌の異色ホラー。フォークロアに閉じ込めた凶悪な恋心―(ネタバレあり) - マリブのブログ

    Midsommar/2020(アメリカ/スウェーデン)/148分 監督/脚:アリ・アスター 主演:フローレンス・ピュー/ジャック・レイナー、ウィル・ポールター 禁忌のホラー映画 傍若無人に憤を映画で晴らすアリ・アスター監督がまたやってくれた。 冒頭の意味深なタペストリーから、天地逆転のカメラアングル。 ・・彼の抱える闇は、まだまだ深そうだ。。 全世界待望?かどうかはわからないけど、彼の映画作りのスタイルは、意外と視聴者の目線とマッチする。 ホラーは、娯楽だが刺激でもある。 その刺激を人が求める時、必ずそこに何かしらの憂い、又は心の隅にちょっぴり積もった澱みがあるはず。。 常人のオトナなら、そんなストレスをしっぽり抱えつつも、運動や他人との会話、或いは著者の様に酒と音楽とで誤魔化すのだが、純真無垢のまま、映像業界に片足を突っ込んだ者達の中には、それをビジュアル化して表現しようとする者も多

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    c089818 2020/03/05
  • 映画『ヴァンパイア』の私的な感想―愛しくも切ない岩井童話の世界― - マリブのブログ

    Vampire/2011(日アメリカ/カナダ)/119分 監督/脚:岩井 俊二 主演:ケヴィン・ゼガーズ/ケイシャ・キャッスル=ヒューズ、蒼井 優、アデレイド・クレメンス 岩井俊二初の海外長編映画 抽象的な表現の多い岩井映画を、苦手な人は少なくない。 けれど、目に見えるものが全てとは限らない世の中では、どうしても、自分の感覚だけは研ぎ澄ませておきたくなってしまう。。 岩井俊二が、ハリウッドで初の長編映画デビューを飾ったこの映画は、正直、批判の声も多い。 彼の美学の神髄を支えていたキャメラマンの篠田昇氏が逝去し、それまで映像から溢れて出ていた浮遊感は大分消え去ってしまい、この映画に出演している大方の外人キャスト達にも、どこまで微妙なニュアンスの岩井節が届いていたのか、ちょっと懐疑的だ。 日からは、岩井映画常連の蒼井優だけがかろうじて参加しているが、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド

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  • 映画『パラサイト 半地下の家族』の私的な感想―アジア映画初のオスカーの快挙!寿石(スソク)に込められた人の品格と染みついた貧乏の臭い―(ネタバレあり) - マリブのブログ

    기생충/2019(韓国)/132分 監督/脚:ポン・ジュノ 出演:ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク ジャンルに縛られない映画 メイヤーの法則というものがある。 これは、“事態を複雑にするのは単純だが、単純にするのは複雑な作業である”という一種の哲学だ。 映画もこの法則の類に漏れず、監督の伝えたい事を単純化するのはやっぱり至難の業と言え、大抵の作品はそれを端折って観客に迎合する。 是枝監督の『万引き家族』がカンヌでの快挙のみに留まり、アカデミー史上初の英語圏以外の作品としてオスカーの栄誉に輝いたこの映画との差異は、そのユーモアセンスと、映画の中に溢れる愛情深さとのギャップにあるのかもしれない。。 野球に例えるなら、暴投のようなスローカーブが、内角ギリギリのトコロで160キロの豪速球に変化するような衝撃。 或いは、後半ロスタイム迄ダブルスコアで負けていたサッカーチー

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  • 『ウォーキングデッド』シーズン10第6話の私的な感想―ユージーンの無線の相手―(ネタバレあり) - マリブのブログ

    The Walking Dead Season10 Episode6/2019~(アメリカ) 脚:ダン・リウ 出演:ノーマン・リーダス、メリッサ・マクブライド、サマンサ・モートン、ジェフリー・ディーン・モーガン他 ニーガンの理想と現実 ・・覚醒したニーガンの影響で、歯止めの効かなかった視聴者数の低下も、ここにきて少しだけ持ち直してきたみたい。。 とは言え、局側が打ち切りを視野に入れてきそうな300万人のボーダーラインを、ギリギリ保った状態なので、まだまだ予断を許しませんが。。。 それでもここまで来たら、絶対最後まで見届けるけどね。 情弱系今時男子ブランドンに対して、ニーガンが前回のエピソードで、リックを庇う発言をしていたのはちょっと意外でした。 ・・ま、アレかな。。 いじめっ子が、自分のターゲットを他人に取られた時のあの感覚と一緒かな。。。 人が誰かに強く憎しみを抱く時は、大抵その裏に複

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    c089818 2019/11/15
  • 映画『真実』の私的な感想―見えないものを撮る是枝流のもう一つの真実― - マリブのブログ

    La vérité/2019(フランス/日)/108分 監督/脚:是枝 裕和 出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホーク、リュディヴィーヌ・サニエ 是枝裕和の海外デビュー作 ・・すっかり海外市場に目を向けだした是枝監督は、もう、邦画業界に未練はないのかもしれない。。 香港映画『十年』の日版リメイクをプロデュースし、何かと海外志向が強くなってきた同監督に、そんなちょっぴりさみしさを覚えながらも、彼の海外監督デビュー作品となるこの映画には、相変わらずの是枝節がたっぷりと滲み出ていた。 「どうせ海外で撮るなら、一番遠い相手と組んでみようかなと思ったんです。」 なんて平気で嘯く彼は、どうやって世界的な大女優のカトリーヌ・ドヌーヴを口説き落とせたんだろうか? ましてやその役は、破天荒な彼女のプライベートそのまま。。 いくら家族愛を描かせたら日一の監督と言えど、往年の

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    c089818 2019/10/21
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