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昨日は私が住んでるマサチューセッツ州では、上院の補欠選挙があった。 地元のニューステレビなど一日中そればっかり。 週末くらいから懸念されていたが、皆さんご存知の通り共和党のスコット・ブラウン氏が勝ってしまった。 日本でも報じられてる通り、オバマ政権最大の焦点・医療保険改革が大きな壁にぶつかった。 今回の補欠選挙は、昨年無くなったEdward (Ted) Kennedy氏の議席を埋めるものだ。 Ted Kennedyは、ケネディ大統領の末弟で、民主党の重鎮で米国のリベラル派の代表格だった。 元大統領の弟だから、という理由ではなく、47年の上院議員の間、公民権からイラク戦争反対に至るまで常に大義を貫く人だったため、人々に尊敬されていた。 そんな彼はオバマ大統領の就任の日に倒れて、以来ボストンの上空に何度もヘリコプターが飛んだ。 あれは入院しているTed Kennedyをオバマ大統領が尋ねるため
行雲流水~へき地の一人病理医の日常兵庫県の赤穂市民病院に勤務する病理医です。学士編入学を経て医学部に入学し、2004年卒業。病理専門医、細胞診専門医です。 私の本業は駆け出しの病理医だ。まだはじめて1年ちょっと(そのうち半年は別の科をローテーションしていたから、実質7ヶ月ちょっと)。まだまだ初歩的な間違いはするし、知識は少ない。やらなければならないことの多さに身震いする。 この病理医という職業は、日本では極めて知名度がない。 「料理医」と間違えられることも多いし、「研究してるの?」と言われることも頻繁だ。医者の間でさえ、とくに内科系の人は、まったく理解がない。 日々顕微鏡をながめたり、解剖したりと、患者さんの前にでることは少ない。そういう意味で一般になじみがないのは分かる。最近白い巨塔のリバイバルで、浪速大学の病理の大河内教授が重要な役割を果たしたので、すこし説明しやすくなったが。 昨日公
2009年09月16日 米国医師の6割、民間医療保険と新規創設の公的医療保険の両立を支持。 2009年6−9月にかけて米国の医師2,130人(回収率43.2%)に調査を行なったところ、貧困層を除いて公的医療保険の存在しない65歳未満の市民に対して、既存の民間医療保険と新規創設が議論されている公的医療保険の両方から選択できるようにすることを支持する者が62.9%と最も多かった。論説は、New England Journal of Medicineのサイトに2009年9月14日掲載された。 質問では、三つの選択肢を示して一つを選んでもらった。二番目に多かったのは、新規の公的医療保険を創設せず、民間保険のみとした上で、市民が保険に加入しやすくするよう税控除や補助金を出すという選択肢で、27.3%が支持。三番目は、民間医療保険を廃止して単一の公的医療保険に加入させるという選択肢で、9.6%が支持
オーストラリアの医療保障制度の特徴 【医療保障制度整備の経緯】 オーストラリアは、世界に先駆け20世紀初頭に老齢年金制度を創設し、早くから社会保障制度の充実に取組んできた。しかしながらその制度の内容は、所得・資産の制限によって給付対象を貧困者に限定したものであり、その後1980年代半ばに至るまで抜本的な社会保障制度改革が行われることはなかった。医療保障分野については、1984年の公的医療保障制度「メディケア(Medicare)」が国民皆保障制度として整備された。これにより、全国民を対象とした普遍的な医療保障制度が初めて誕生したのである。 【医療保障における積極的な民間の活用】 オーストラリアは、メディケアという公的医療保障制度によって、全国民が安価に医療サービスを享受できるようにすると共に、民間医療保険への加入を推進することにより、同保険加入者がより快適な医療サービスを受けられるよ
米国オバマ大統領の人気がずるずると落ちている。識者には予想されていたことでもあり、驚きはない。いくつかの要因があるが、その一つは「極東ブログ:オバマの戦争」(参照)で触れたオバマの戦争ことアフガン戦争の行方が芳しくなく、米国民からの支持が落ちてきていることだ。オバマ政権としては同盟国から確たる支援が欲しいところだが、主要な同盟国はというと、現下微妙なことになってしまっていて心許ない。その他の要因には経済問題などもあるが、最大の下げ要因となっているのはオバマケアと呼ばれる医療保険改革問題だ。 ごく簡単に言えば、日本のようによくできた医療皆保険を米国でも実現することだが、重税という負の側面が予想され国民から大きな反対にあっている。正確にいえば問題はもう少し複雑で、その複雑な側面に踏み込まないと、話題となっているペイリン前アラスカ州知事・共和党副大統領候補の言動も理解しづらいのだが、ここでは触れ
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今後の民主党の医療政策に関するロハスメディアの取材の中で、医療界の政策決定過程について話した。「都道府県医師会は議員の扱いに慣れている。国会議員になった瞬間に医師会からはロビー活動が行く」と述べ、新人議員が医師会のロビーを受けることで、自民党の"厚生労働族議員"の二の舞を演じることになると危惧を示した。その上で、「判断する力がないままに議員になった新人には、臨床医が都道府県医師会を上回るスピードでロビーすることが必要。臨床医は、『もちろん医師会のことは大事だが、それはセカンドプライオリティ。命に直結する一番大事な医療現場からお願いします』と言って、新人議員にレクをしてほしい。このままいくと、都道府県医師会のロビーを受け、族議員化する人たちが足を引っ張ってしまう」と述べた。 ロビー活動には、「組織化・スピード・繰り返し」が重要として、「臨床医がロビー戦争に勝てるかということ。これは民主党がど
母乳を通じて母子感染し、白血病などを引き起こす危険性のあるウイルスの感染者が都市部で増加していることが21日、分かった。厚生労働省研究班が行った約20年ぶりの調査で、関東の感染者は1・4倍、中部は1・5倍に増加。従来多かった九州・沖縄では減少している。局地的な感染が多く、全国的な対策が取られてこなかった。交通手段の発達で感染地域が拡大したとみられ、研究班はガイドラインの作成に乗り出した。(今泉有美子) ウイルスは「成人T細胞白血病ウイルス(HTLV−1)」と呼ばれ、感染すると50年前後の潜伏期間を経て、3〜5%の人が白血病を発症するとされる。毎年約1千人が発症しているとみられ、発症すると半分近い人が1年以内に命を落とす。前宮城県知事の浅野史郎さん(61)が6月に発症を発表し、関心を集めた。 研究班は、18〜19年の献血者約120万人の血液から各地の感染者数の割合を推計し、昭和63年から
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(08/04)福島県立医大で、胃管と間違えて静脈に空気を入れる医療ミス。 (08/04)光駆動ナノマシンで赤血球の解剖に成功した名古屋大学 (08/04)15%の人が経験するうつ病に対して理解を深めよう。 (08/03)ヨガでケガをする人が急増中。 (08/03)性同一性障害の性別変更手術、国内実施例は2割以下。 (08/03)日焼けマシンの使用は発がんリスクを確実に高める。 (08/02)パキスタンの貧困層の間で、腎臓を売る人々が後を絶たない。 (08/01)睡眠時間を短くすることは可能なのか? (08/01)爪の伸びる速度の違いは、異常をきたしているサインかもしれない (08/01)鶏の刺身を食べた男女8人がカンピロバクターに感染する (07/31)ウォシュレットの温水に雑菌が繁殖しやすいことが判明する。 (07/25)緑内障の早期発見に役立つ遺伝子配列を発見する
[書評]優生学と人間社会 ― 生命科学の世紀はどこへ向かうのか(米本昌平、橳島次郎、松原洋子、市野川容孝) 私は優生学というものにそれほど関心を持ったことはなく、よって、浅薄な見解しか持ち合わせていない。単純に人間の選別に加担する間違った医学であり、ナチスのホロコーストにもつながる間違った思想なのだろう、というくらいの認識しかなかった。 本書「優生学と人間社会 ― 生命科学の世紀はどこへ向かうのか(米本昌平、橳島次郎、松原洋子、市野川容孝)」(参照)はその程度の「認識」を踏まえ、それに対置した形で議論が緻密に描かれている。しかも、読みやすく、そして啓発的だった。 とはいえ、この啓発の意味合いをどうとらえてよいかという問題は残った。率直に言うと、本書の見解はどことなく「歴史修正主義」といった思考の圏内に近い印象もあったからだ。あるいは、「ホロコースト ― ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌(
人体には虫垂や扁桃腺、余った血流路など、痕跡器官と呼ばれる臓器が存在している。進化の名残ともいえるこのような器官は、あっても無くても人体にはそれほど影響がないと考えられてきた。しかし、医療研究技術の発達に伴い、痕跡器官にも実際には懸命に働いている臓器があることがわかってきた。 痕跡器官の好例が脾臓(ひぞう)である。最新の研究によると、損傷を受けた心臓の回復に欠かせない役割を果たしていることが判明したという。脾臓は腎臓に似た形で腹部の左上部分にある。感染を検知する役割や、損傷を受けたり古くなった赤血球を破壊する機能を持つ。しかしこの臓器を切除しても人は生きていくことができるので、不必要なものだと考えられてきた。 研究チームがマウスで調べたところ、多数の単球(単核白血球)が脾臓に貯蔵されていることがわかった。単球は白血球細胞の一種で、免疫防御や組織修復に欠かせない存在である。単球はほかの種類の
日本の医師は22万0853人で、 その内70%が勤務医、30%が開業医になります。 現在では、 「専門が生かしきれない」 「負担が大きくなる」 「現状の勤務医生活で満足」 「開設資金がない」 という理由で若者の開業志向が減少しています。 勤務医というのは、 大学付属病院 一般病院 専門病院 開業医の経営する小規模病院・医院 での勤務するサラリーマン医師ですが、 いずれも出身大学と密接な関係にあり、 加療と共に研究にも携わることが出来ます。 医師の職務は ①患者への加療 ②研究 で、医者は研究者ですので、常に新しい病気の発見、 確固たる治療法のない病気の治療法研究を心掛けています。 個人の開業医では新しい症例に出会う機会が少なく、 またその研究の費用・設備共にないので、 最新の研究ができる医師に注目が集まり易く、 大学に残って研究を続ける傍ら、 勤務医として加療に当たることを望む医師が多いの
アメリカ・ミシガン州で家庭医(Family Practice)レジデントしています。米国臨床留学・米国研修医生活の模様を紹介していきます。 今年は研修3年目つまりシニア(最上級)レジデントであり、残り半年ちょっとでこの研修プログラムを卒業し、晴れて一人前の家庭医(専門医)となる。 同期のレジデントと話すと、最近の話題は常に就職活動に関するものである。日本と愕然に差を感じたのが、年収などお金に関する話ばかりするという点。やはり報酬の少ない病院・クリニックには皆全く興味を示さない。 私は日本に帰国しようかなど悩んだのだが、研修3年間だけでは十分に家庭医療のことを理解できていないだろうと考え、就職活動をアメリカにて行うことにした。 医学部6年次にクラスメイト達が就職活動していた際は、給料に関する話などほとんど記憶がない。逆に病院ブランド志向が強く、聖路加、亀田や虎ノ門などの有名病院に人気が集まっ
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