ソニーは、7月27日に開いた2006年4~6月期(第1四半期)の決算発表会で、同期のPSPの世界出荷台数が202万台となり、前年同期の出荷実績を7万台下回ったと明らかにした。 「PSPの売れ行きは予想を下回った。国内ではニンテンドーDSに苦戦しているのが大きな要因」と、同社の大根田伸行CFO(最高財務責任者)は分析した。欧州での販売も苦戦しているが、米国では計画通りに推移しているという。 PSPの年度別出荷台数は、2004年度が297万台、2005年度が1406万台。今年度は1200万台の出荷を見込んでいる。PSPは年末が最大の商戦期で、大根田CFOは「年末に向け、在庫は吸収できる」との考えを示した。 第1四半期のPSP用ソフトの出荷本数は910万本で、前年同期比86%増となっている。 関連記事 ニンテンドーDS、4~6月期に454万台販売 通期予想は1700万台に ニンテンドーDSの勢い
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